上達してないかもと思ったら…カランメソッドで効果を出すために

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こんにちは 🙂 なみのリズムのアサコです。

今日は、スピーキングの効果的な練習法として定評のある、カランメソッドで効果を出す方法についてお伝えします。

私はいろんな英語の勉強法を研究するのが趣味みたいなもので、カランメソッドも例外にもれず、約1年ほど受講し、自分自身でその効果を試してみました。

やっている中で感じたのは、「確かにカランメソッドは効果的な方法だけれど、やり方を間違えたら効果が出ないな」ということ。

特に、テキストを見ずに、耳だけを頼りにして、英語をリピートするのがメインの学習法なので、そもそもリスニング力がないと、効果が出るまでに時間がかかって大変だと思います。

更に、スピーキングの実力を伸ばすのには、カランメソッドだけでは限界があります。

カランメソッドを続ける中でもし壁を感じたら、効果が出る方法で学習できているかどうかを確認した上で、他の学習方法と組み合わせるのが効果的です。

そこで、ここでは、私の経験から、カランメソッドでより効果を出す方法をお伝えしていきます。

(※2016年4月26日、「『カランメソッドやってるのに、話せるようにならないんだけど!』という方へ』の部分を追記しました)

 

カランメソッドとは?

カランメソッドを知らない方のために、カランメソッドについて簡単に説明しておきます。「もう知っているよ」という方はこの部分は読み飛ばしてください。

「カランメソッド」とは、今オンライン英会話で人気になっている、スピーキング能力を伸ばすための英語学習法です。

ある大学の学生たちにカランメソッドで80時間学習してもらったところ、TOEICの点数が平均110点伸びたということで、話題になりました。

学習の内容は、一言で言うと、シャドウイング練習に近いです。言い換えると、先生から英語で質問され、それに速攻回答するというトレーニングです。速攻というのがポイントです^^

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例えば、英語講師から、”Is this pen black?”と質問されるとしますね。そしたら生徒はすぐさま”Yes, that pen is black.”と答えなければなりません。”Yes”と答えるだけではダメで、フルセンテンスで答えることが必要です。このとき、テキストを見てはいけません

フルセンテンスで答えるためには、質問を注意深く聞きとらなければなりませんよね。この過程で、集中して英語を聞く力と、反射的に英語で答える対応力が身に付くわけです。

英会話スクールのプログラムにもよりますが、このトレーニングが、25分間もしくは50分間、息つく暇もなく、容赦なく続きます。

テキストはステージは1から12まであり、基本的には文法の実践練習という感じになります。文法の内容は、中学校1年生の文法の内容から、高校生の文法の内容までが網羅されています。

カランメソッドのいいところ

カランメソッドのいいところは、英文法を日本語ではなく英語で理解できるということです。普通、学校では、文法は日本語で習いますよね。英語だと、ちょっと違う視点で説明してくれたりするので、新たな発見がありますし、英語を英語で理解するいい勉強になりますよ!

例えば、watchとlook atのちがいについての説明。「前者は動いているものを『見る』、後者は止まっているものを『見る』という意味だよ」と先生は説明してくれました。それまでも両者のちがいは理解しているつもりでしたが、そのシンプルな説明に感激しましたね~。私の知る限り、日本語でそのように両者を説明している教科書にはお目にかかったことがありません。

そういった、ネイティブならではの言葉や文法の説明に触れることができるという意味でも、カランメソッドはオススメの勉強方法です。

そして、カランメソッドでは日本語を考える暇がありません。日本語を考える暇がないから、英語を英語で理解せねばなりません。なので、脳に英語の回路を作るいい手助けになります。

そして先生からの質問に速攻答えなければいけないので、英会話に必要な、速攻何かしら英語で答えるという反射力が鍛えられます。

スピーキングで同じようにメジャーな練習法と言えば瞬間英作文ですが、瞬間英作文の限界は、日本語を介さなければならないというところにあります(詳しくは○瞬間英作文は英会話に効果があるのか?という記事をご覧ください)。

英語を本当にスムーズにしゃべりたいのなら、日本語で考えるという発想を最終的には捨てなければなりません。日本語で考えていたら、絶対に英語は流ちょうには話せません

瞬間英作文とカランメソッドは、英文の構文力を身に付けるという趣旨において、とても似ているトレーニングなのですが、やり方は全く違います。私の個人的な意見ですが、英文法を体で覚えたいなら、瞬間英作文よりもカランメソッドを実践することの方をオススメします。

 

カランメソッド受講の上での注意点

さて、そのカランメソッドなのですが、実践する上での注意点を言っておきますね。

英文が覚えられないと思ったら、いったん休止して文法の勉強を!

カランメソッドは、ステージ5くらいになると、英文がかなり長くなってくるため、文を覚えられなくなり、ついていけなくなる人が多くなるという報告をいろんなブログで見かけます。

英文を覚えられなくなるので、レッスン中にこっそりテキストを見てカンニングしている人も少なからずいるそうです^^;なので、「テキストは見ないように!」と先生からクギを刺されることがしばしばありました(私は見てないのに…)。

この「英文を覚えられない」という現象が起き始めたら、カランメソッドはいったんやめた方がいいです。

理解が伴わないと、英文を覚えるのがだんだん難しくなってきます。そうなるとトレーニングを続けるのもつらいですし、ムリヤリ覚えた英文というのは、実践ではあまり使えないものです。とすると、この状態でカランメソッドだけ続けてても、上達はあまり見込めません。

その代わりに、英文法を勉強したり、読解を勉強したりするなどして、全体的な英語力を上げる方に力を注ぎましょう。

ステージ5は、高校の英文法も含まれるレベルなので、高校レベルの文法をしっかり勉強し、音読をしっかりやって理解スピードを上げてください。

音読については、こちらを参考にして下さい。

英語力が全体的に上がれば、リテンション能力(英語を一時的に覚えておく力)が高まります。こうなると、長い英文でも覚えられるようになり、カランメソッドのひとつの壁と言われるステージ5も難なくクリアできます。

教科書テキストの丸暗記は絶対にやめること!

カランの復習をするときに、教科書のテキストを目で見て丸暗記しているという人はいませんか??

これをもしやってる人がいたら、速攻やめてください^^;これでは、いくらやっても上達しません。せっかくのカランメソッドが台無しですよ~!!!

私自身の学習と指導経験から言いますと、テキストで目で見て暗記したものというのは、英会話には役に立たないことがほとんどです。レッスンの時は丸暗記した状態で対応できるかもしれませんが、時間が経ったら間違いなく忘れます。

これは定期テストの前に一夜漬けで解答をすべて覚えるのと同じ理屈で、長期記憶になりにくいんです。そして肝心の英会話の実践の時に口から出てこない、ということになってしまいます。せっかく英会話の練習をしているのに、これでは本末転倒です!!

コツは、耳と口で暗記することです。耳で聞いたものを、口で何度も何度も復唱するんです。音読と同じです。そうすれば、耳で一瞬で意味を理解できますし、英文が口をついて出てくるようになり、実践のスピーキングで役立ちます。私の場合ですが、50回くらい練習するとスムーズに英文が口をついて出てくるようになりました。

したがって、復習は、必ずmp3音声を使うようにしてください。耳で聞き、口で復唱することを復習のメインにしましょう。何回も聞いて、どうしてもわからない、聞き取れなかったところだけ、テキストを見て確認するのです。テキストはオマケのようなものです。

ポイント:音を重視した復習をすることが、カランメソッドでは不可欠。

 

音の聞き取り能力を上げれば、更に効果が出る!

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音を重視した復習が大事だということはつまり、英語を聞き取る力がある程度ないと、カランメソッドの実践は厳しいともいえます。

カランメソッドはシャドウイングの練習ですからね^^;

もちろん、カランメソッドをやる過程でリスニング力は鍛えられます。けれども、聞こえない部分が多いと、音声はもとより、テキストを見て覚えなければならなくなります。そうすると、時間がとてもかかり、音声だけを使った復習がやりにくくなります。

カランメソッドは、ただ受講していればいいというものではありません。復習の時間をとり、いかに復習をこなすかがカギです。前に練習した英文をきちんと繰り返すことができないと、先に進めませんから。

つまり、復習を効率よくやることが、カランメソッド攻略のカギなのです。

聞き取りがある程度できていれば、机に向かわずに、耳だけで隙間時間に練習することができます。ですから、カランメソッドは、リスニング能力がある状態でこなした方が、復習の時間効率がとてもいいんです。

ということで、もしあなたが音の聞き取りという点で、そして復習の点でカランメソッドに行き詰っているなら、リスニング、つまり音を聞き取る練習を先にすることをオススメします。音が聞き取れれば、暗記も楽になります!

文字で読んだ英文よりも、映画などを見ていて聞き取れたフレーズの方が、強く印象に残っているということはありませんか?

耳からの方が、文字よりも様々な情報が含まれている分、記憶に残りやすいんです。ですから、音の聞き取りさえできれば、カランメソッドの実践もぐっと楽になりますよ。

そこでお勧めしたいのが、リズム学習です。リズム学習を、英語の学習にぜひ取り入れてみてください。そうすることで、英語が聞き取りやすくなり、カランメソッドに必要な、シャドウイングがしやすくなります。

リズム学習についてはこちら。

英語リスニングの悩みを解決!リズム音読とは?

私はカランメソッドを実践する前に、リズム学習を取り入れていたので、シャドウイングは楽々できましたし、ステージ5も苦労せずにすみました^^

リズム学習のトレーニングができる教材があります。「講師の英語が聞き取れない」、「シャドウイングがうまくできない」と悩んでいる方がいれば、ぜひ使ってみてください。

なみのリズム英語 リズム音読で英語リスニング・トレーニング

スカイプレッスンもやっています!

リスニング力を高めるスカイプ5回講座 リズム音読でリスニング・トレーニング

シャドーイングができるようになるまでのプロセスについては、こちらの記事で紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

 

注意:こんな人にはカランメソッドは向いていません。

ちなみにカランメソッドは、文脈を無視した機械的なトレーニングなので、特に面白いものではありません。なので、単調な練習が好きではない人には向かない、ということを付け足しておきます^^;

また、全くの初心者には、かなり難しいトレーニング法です。カランをやる場合は、ある程度英語を聞くことに慣れ、最低限中学レベルの語彙・文法を身に付けた後にしましょう。

カランメソッドに関して、詳しくはこちらの書籍をご覧ください。
カラン・メソッド「英語反射力」を鍛える奇跡の学習法

 

「カランメソッドやってるのに、話せるようにならないんだけど!」という方へ

カラン・メソッドは機械的な練習方法です。口の筋肉をつけ、反射的に答えるようになるためにはいい方法ですが、自分で中身を考えて話すという段階に移るためには、不十分な点もあります。

以下の記事でコツを書いていますので、関心があればご覧ください。

英語を話したい人は必見!パターン・プラクティスの練習のやり方

 

 

まとめ

  • カランメソッドは、スピーキングに効果のある学習法である
  • 英文が覚えられなくなってきたら、文法を勉強する必要がある
  • テキストの丸暗記はNG。音を重視した復習をしよう
  • リズム学習を取り入れると、カランの実践が楽で効果的になる
  • ただし、文脈を無視した機械的トレーニングなので、人を選ぶことに注意

 

リスニング力を上げたい人は…

リスニング力を上げたい方は、こちらの教材をぜひ使ってください!
学校の先生もネイティブもなかなか教えてくれない、英語の音の仕組みを徹底解説。
理屈がわかれば、短い時間で英語の音が聞き取れるようになります。

なみのリズム英語 リズム音読で英語リスニング・トレーニング

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英語が聞き取れなくてお困りの方、英語をもっとスムーズに発話したい
という方は、無料ですのでぜひご覧ください。

○無料レポートあなたの英語が変わる!リズムで学ぶリスニング&スピーキング

 

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2 件のコメント

  • 講師の言う事はすべて聴き取れて、フルセンテンスで答えてます。テキストはレッスン中リーディングをさせられる時しか見ません。基本すぎる事「I will の短縮形が I’ll」だの延々と繰り返され、レッスン中正味10分位しか次に進まないので効率悪く感じます。使用してる例文も実戦では使わないような表現ばかり。すごく無駄に感じます。最終ステージまで行っても高校程度なんですか・・。skypeレッスン6年以上やっていて話す事に抵抗もないしカラン続ける意味あるのかなあ・・・

    • QQさま:skypeレッスン、もう6年も続けていらっしゃるんですね。すごい!講師の言うことも聞き取れるし、英語を話すことにも慣れているとのこと。それなら、もうカラン卒業して全然OKだと思います!無駄だと感じるようではストレスですし、より生の会話を楽しめるといいですよね^^

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