センター試験対策!長文読解でよく間違えるパターン

こんにちは。なみのリズムのアサコです。

秋になり、センター試験まで残りあと数ヶ月となりました。模試の結果を見て、本番までに点数をなんとかもう少し伸ばしたい!と考えている受験生も多いのではないでしょうか?

ご存知の通り、センター試験の英語(筆記)は、読解の点数が200点中139点と、約7割もの点数を占めます(会話文を含む)。ということは、読解ができれば、ほぼ点を取れたも同然ということ。

文法をやることも大事なのですが、受験生は秋になったら、文法よりも読解に力を入れるのがお勧めです。

そこで今回は、「長文の問題がなぜか解けない」という人のためにコツを教えます。

1.答えを間違える人がやりがちなパターン

文法もやったし、単語も大分覚えた!英文もそこそこきちんと訳せるようになった。なのに、長文読解で正答率が低い。そういう人は、答えをなんとなく選んでしまっていることが原因かもしれません。

よくあるのは、「本文中に似たような英文があるから、似たような英文が含まれている選択肢を選んだ」というパターンです。これをやっている人がいたら、今すぐやめてください。

例えば、次のような読解問題があったとします。第6問に似せて自作してみたので、試しに解いてみてください。

Have you ever thought about how many languages in the world are disappearing today? It is said that today there are thousands of languages in the world and about 2,500 of them are in danger of disappearing. Some even say at least one language disappears somewhere in every two weeks. In 2009, UNESCO published the red list of the world’s endangered languages and argued that we should protect them from disappearing. Then, you might wonder, why is protecting languages so important.

According to paragraph (1), which of the statements is true?

  1. Thousands of languages in the world are in danger of disappearing.
  2. Protecting languages are not so important.
  3. We should protect wild animals as well as languages.
  4. UNESCO announced that it is essential to preserve endangered languages.

(答えは下)

答えは4です。

1を選んだ人へ

割と多い間違いが、1を選んでしまうパターンです。これはさっき述べたとおり、似たような英文が本文中にあるから選んでしまうことが間違いの原因。問題を制作する側もそういうことをよくわかっているので、それを踏まえてひっかけの選択肢を作っているのですね。

1~2行目に、there are thousands of languages in the world and about 2,500 of them are in danger of disappearing.
という英文がありました。

これと、選択肢1の英文Thousands of languages in the world are in danger of disappearing.
がとってもよく似ているので、「あっこれだ!」と思って選んでしまうのです。

しかし、両者を訳したら、間違いがわかります。

…there are thousands of languages /in the world / and / about 2,500 of them / are in danger of disappearing.
何千もの言語がある / 世界に / そして / そのうちの約2500が/ 消滅の危機にある

Thousands of languages / in the world / are in danger of disappearing.
何千もの言語が / 世界の / 消滅の危機にある

2を選んだ人へ

あと、2番を選んだ人もいるかもしれません。

最後の文に、Then, you might wonder, why is protecting languages so important.があります。
これと選択肢2の Protecting languages are not so important. は似ていますが、
選択肢2にはnotがあるので本文と逆のことを言っていることになってしまいますよね。

(訳)

Then, / you might wonder, / why / is protecting languages / so important.
そして、/ 思うかもしれない / なぜ / 言語を守ることが / そんなに大事なのかと
Protecting languages / are not so important.
言語を守ることは / そんなに大事ではない

notを見過ごす人って意外と多いです。設問でもたまに、Which of the statements is NOT true? と書いてあるのに、正しいものを選んでしまったりする人がいるので気をつけてください。

3を選んだ人へ

3を選んだ人は完全に読み間違いです^^;

(訳)

We should protect / wild animals / as well as languages.
私たちは守るべきだ / 動物も / 言語同様

動物のことは本文には全く書かれていませんので、英文が全く読めていない可能性があります。今すぐ文法と単語をやり直しましょう!

正解4の訳

UNESCO announced / that it is essential / to preserve endangered languages.
ユネスコは言った / とても重要だと / 絶滅に瀕している言語を守ることが


センター試験って時間との戦いです。ほとんどの人が、時間が足りなくて苦労します。なので、流し読みをしがちですし、それもあって間違いをしやすいです。

では、正答を選ぶにはどうしたらいいのか。次の項目でそれを伝えていきます。

2.正しく解答を選ぶためには、正しい読み方をしよう!

正しい解答を選べていないということは、正しい読み方ができていないということです(当たり前ですが…)。英文をどんな風に読んでいるのか?改めてチェックをしましょう。

センター試験英語の長文では、長文の主旨を把握することが大事です。

言い換えると、
この文章はいったい何を言おうとしているのか?
著者の言いたいことは何なのか?
をつかむことが大事だということです。

ネット社会になった現在、おそらくほとんどの人にとって、文章を読む媒体はネット記事がメインではないでしょうか。本を読まないという人も多いと思います。ネットだと、自分の知りたい情報を検索して読みますよね。

ここでは、自分の知りたいことを見つけるために文章を読みます。逆に知りたくないことは、無視して流し読みすると思います。

ここで注意して欲しいのは、これは「読解」ではないということ。ネット記事は自分の読みたいように読みますが、それは「著者の言いたいことをつかむ作業」とはかなり違います。

「読解」は「読み解く」と書きます。(自分の関心がそこにあろうがなかろうが)書いてあることを正確に理解しようとする作業が読解なんです。

みなさんは、ネットの記事を読むような感覚で、英語の長文を読んでいるのではないでしょうか。そうすると、間違える可能性が高くなってきます。

「本文に書いてあることと同じ選択肢を見つければいいんでしょ?」という思考になり、ネットで知りたい情報を探すのと同じ感覚で、機械的に答えを見つけることで問題を解くので、引っ掛け問題に引っかかりやすくなるんです。

(この感覚で問題を解いてうまくいくこともあります。が、難関大の入試では対応できないです)

「この文章を書いた人は何を伝えたいんだろう」という気持ちで文章を読むことが大事です。

3.要約する練習をしよう

そこで、具体的な対策です。

「筆者の言いたいこと」をつかむためには、要約練習が一番効果的です。

要約とは、書いてあることを短い文章でまとめることです。それも、なんとなくただまとめるのではなく、著者が一番言いたいことを抜き出してまとめるのです。

例えばさっきの英文であれば、
「世界中で、約2500の言語が消滅しつつある。こうした言語を守ることが重要である」
となります。

こうしたまとめをしてから答えを選べば、間違う可能性はかなり少なくなります。まとめをするためには、文章をきちんと理解しないといけないので、表面的に似ている英文にはだまされなくなるのです。

センター試験の問題集を使い、英文1段落毎に、短い要約メモをしていきましょう。要約メモができたら、解答の日本語訳を読んで、自分の理解が大体合っているかどうかを確認してください。

要約練習、ハードルが高いと感じたら

上記で紹介した要約練習がスムーズにできれば問題ないのですが、
中にはこうした要約がなかなかできないという人もいると思います。

そういう人は、この本をやることから始めてみてください。
要約するこということがどういうことなのか、意味がわかるかと思います。

小学生向けの国語の本ですが、あなどらないでください。社会人の資格受験対策でもお勧めされている本です。

もちろん、国語力の向上にも役に立ちますよ。

読解力向上についてもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧くださいね!

英語の長文が読めない!読解力向上の勉強法と3つのポイント

オススメ長文読解の問題週についてはこちら

英語長文読解の参考書・問題集 絶対に失敗しない選び方と私のオススメ6選!

少しでもお役に立てれば幸いです。

それではまた^^