英語の習得には「正しい感覚」を身に付けることが大事★

なみのリズムのアサコです。

今日は英語を習得するための「肝」についてお伝えしていきます!

英語に限らず、何にでも言えることなのですが、
何かを学ぶとき、「正しい感覚」を身に付けることがとっても重要です。

例えば、私はダンスをやっているのですが、
ダンスの一番の基本は「正しい姿勢」です。
でも、これが簡単なようでなんとも難しかったりします(苦笑)

「まっすぐ立ってください」って言われて、まっすぐ(のつもり)で立ちますよね。
でもそれが、実は「まっすぐ」ではないことがほとんどです。

試しに、壁に背中を当てて立ってみてください。
背中を壁にぴったりつけると、違和感がありませんか??

壁はまっすぐのはずですが、まっすぐにすると違和感がある。それは、普段の自分の姿勢が実は猫背になっているとか、正しくない姿勢をしているということです。普段正しい姿勢をしていないと、「正しい姿勢」になったときに違和感を抱いてしまうのです。

しかし、間違った姿勢をすぐに直すのはなかなか大変です。というのも、普段の「間違った姿勢」というのは、自分にとってはとっても楽ですし、なじみ深いものだからです。

これ、英語でも同じなんですよ!

間違った感覚で英語を学習し続けたら、いくら勉強しても伸びません。猫背が楽で心地いいのと同じように、一度なじんでしまった感覚は、簡単には修正がきかないからです。

そこをいかに「正しい感覚」に修正していけるかが、英語が伸びるかどうかの分かれ目です。今日はそのお話をしていきます。

1.英語学習における「間違った感覚」とは?

ありがちなのは、日本語の感覚で英語を学習してしまうことです。

例えば、日本語の文を作る感覚で英作文をする。
→文法を間違えます。
自分の感覚(勘)に頼って英文の意味を解釈する。
→誤訳します。
日本語を聞く感覚で英語を聞く。
→意味を聞き間違えたり、音を落とします。

非常にシンプルなことなのですが、多くの人がこれを無意識に行っているせいで、英語を身に付けるのが難しくなっています。

2.自分にとってなじみ深い「感覚」は、手放すのが難しい

ここで問題となるのは、染み付いてしまっている「自分の感覚」です。

感覚というのは、先にも話した姿勢と同じように、とてもなじみ深いものですよね。母語である日本語は、私たちにとって空気みたいなものです。この慣れた感覚というのはとても心地よいので、なかなか手放せるものではありません。

ですから、英語を読もうとするときも、どうしても日本語の感覚で読みたくなってしまいます。しかし、この日本語の感覚は、英語を相手にするとき当然、「間違った感覚」になってしまいます。

「英語の感覚」は自分にとって身近なものでないので、受け入れがたいこともあります(個人的には、この拒否反応が特に出やすいのが文法のように思われます)。このせいで、英語を学ぶのが、人によってとても難しく感じるのです。

では、どうしたらいいのでしょうか。

3. 違和感がなくなるまで、常に修正をし続ける

人間、どうしても自分の感覚に引っ張られてしまうものですが、ここでは自分の感覚を信じないようにしましょう。大事なことは、常に修正を続けることです。

そのためには、何回も何回も「正しいフォーム」を自分の体に刷り込んでいき、「正しい感覚」を自分になじませる必要があります。日本語の感覚を手放せるくらいに、英語が自分にとって違和感のないものになるまで練習を続けるのです。

英語が伸びない人によくあるパターンは、試験問題を解いて解説を読み、「理解できた」と思い、そこで終わりにしてしまう人です。こうした勉強法では、ただ頭で理解するだけの作業なので、感覚を身に付けることができません。

「正しい感覚」を身に付けるまでしつこく学習しない人は、伸びないのです。

感覚というのはとても強いものなので、一回訂正したくらいでは絶対に修正できないのですね。頭ではわかっているつもりでも、同じ間違いをしてしまう。そのことをよく覚えておいてください。

4.「正しい感覚」を身に付けるための学習法

正しい感覚を身に付けるためには、前述したとおり反復練習が大事です。ここでは、具体的に何をすればいいのかについて書いていきます。

長文読解の場合

私が英語を教える際に心がけていることは、「問題の解説だけをして終わりにしない」ということです。

過去、問題の解説だけをしていたことがありましたが、その場合、生徒さんの成績が伸びることはあまりありませんでした。その反省から、今は生徒さんには毎回必ずスラッシュ・リーディングをしてもらいます。

スラッシュ・リーディング(日本語訳の助けを借りつつ、英語の語順を身に付ける練習)

http://naminorism.com/listening_methods/slash_reading/

300~500語くらいの英文のスラッシュ・リーディングを、大体数十回くらいやってもらうと、大体英語の語順がわかってきて、8割くらいは英文の意味がとれるようになります。

このスラッシュ・リーディングを特に行わずに英語を勉強した場合、自己流の間違った読み方をする人が多くなる傾向があります。

これは、英語のフォームを身に付けず、日本語感覚で読んでしまうことが原因です。

リスニングの場合

多くの人が日本語的な感覚で英語を発音している結果、リスニングもできなくなっています。

リスニングの場合は、英語のリズムを学ぶことで「正しい感覚」を身に付けることができますが、自分が思っている感覚(英語の読み方)と正しい読み方があまりにも違っているため、面食らう人も多いです。

学校ではリズムについて教えてくれないので仕方のないことなのですが、結果として多くの人が間違えた読み方をし続けています。今さら「実はこれが正しい読み方なんです」と言われても、当惑してしまうのです。

しかし、一度慣れてしまえば、本来の読み方で読んだ方が楽ですし、フレーズも楽に覚えられるようになります。リズムを身に付けることに関心のある人は下記をご覧ください。

http://naminorism.com/shop/html/products/list.php?category_id=9

英作文の場合

英作文をする際も同様です。何度も何度も書いて練習しなければ、上達は難しいです。

日本語の思考法で英作文をすると、意味不明な英文になることが多いので注意が必要です。日本語では「起承転結」の順番で話を進めることが好まれますが、英語では、最初に結論を言い、次に理由、更に具体例という流れで書いていくことが必要です。日本語とは話の進め方の順序が異なるのです。けれども、起承転結はすでに身にしみついたなじみある感覚なので、指摘されてもすぐには自覚できないことも多いですし、意識して何度も英文を書いていかないと、すぐには直すのが難しいです。

こうしたことを生徒さんに何回も何回も説明した上で、書いてもらうことでやっと自分でも意識して修正することができるようになることがほとんどです。

どれくらいで修正できるかは個人の性格にもよりますが(頑固で人の言うことを聞かないタイプの人は難しいです^^;)、やはり20回くらいこなすと、要領がわかってくるようです。

私はウェブでは英作文は教えていませんが、練習法としてこれだけはお伝えできます。それは、自分の解答と模範解答をよく比べ、自分の書いた作文を第三者の目で批判的に読むようにすることです。

模範解答の英作文は、とてもシンプルで言いたいことがとてもわかりやすいはずです。一方で、自分が書いた英作文は、何を言いたいのかわかりにくいことが多いことに気づくはず。どうしてわかりにくいのか?わかりやすくするためにはどう文章を変えたらいいのか?文章の構成をよく考えてみましょう。

書き方に関して、自分のクセというのが必ずあります。自分ではなかなかわからないことも多いので、人に見てもらった方が早いことも多々あります。一度、身近な先生に添削してもらうのがオススメです。

お役に立てれば幸いです。

それではまた^^