英検1級リスニング対策!高得点を取る秘策を教えます!

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英検1級。英語を専門に教えている人なら、なるべく持っておきたい資格ですよね。

英検1級は「英語のプロになるための始めの一歩」と言われることがあります。英検1級を取ったらそれで終わりではなく、1級を取ったその先に通訳や翻訳などのプロの世界があるというわけです。

また、コミュニケーション英語が重視されるようになっている今、TOEICテスト(L&R)で高得点を持っているだけでは不十分。英検1級はスピーキングテストがあるので、合格すれば、「読む・書く・聞く・話す」の4技能を持っていることの証になります。また、一定の教養があるということの証明にもなりますね。

アサコ先生
わかっちゃいるけど、英検1級って難しくて…。

そんな人のために、このサイトでは英検1級対策の記事を挙げていますが、ここでは特にリスニング対策に焦点を当てて説明していきます。

この記事は、「読み書きはなんとかなるけど、リスニングが苦手で困っている」という人に特に読んでいただきたいです。

というのも、私自身がリスニングが苦手で苦手で仕方なかったから^^;私、英語圏に留学したことがないんです。国内の勉強でいかにリスニング力を上げるか?という試行錯誤の中、あることに気が付いて苦手を克服することができたんです。

今ではリスニング、得意です!そのおかげで、英検1級にも合格できました。リスニングが苦手な理由を調べつくしましたから、リスニングを教えることに関しては、そこらの人よりも自信があります!^^

リスニングが苦手でこのサイトに来たという方は、とってもラッキーです♪ここでしか書いてない情報を載せてますので、最後まで読んでいってくださいね!

目次
1. 英検準1級では約45%→英検1級では約80%の正答率を獲得!
2. 英検1級リスニングはなぜ難しいのか?
2-1. 英検1級のリスニングは、理解していないと解けない
2-2. 英検1級のリスニングは、スクリプトが長い
2-3. 英検1級のリスニングは説明文が難しい!しかも、時間が少ない!
3. 英検1級リスニングに耐えるリスニング力を身に付けるためには?
3-1. 音の聞き取りと意味の理解
3-2. リズム学習と語順学習はなぜ重要なのか?
4. 具体的なリスニング学習法!
4-1. 音の聞き取りを強化するために
4-2. リズム学習を実践しよう
5. 意味の聞き取りを強化するために
5-1. フレーズ・リスニングの徹底練習がカギ
5-2. スラッシュ・リーディングとフレーズ・リーディングはやり続けることが大事
6. 英検1級リスニングの形式と対策
6-1. パート1:会話
6-2. パート2:説明文
6-3. パート3 :リアルライフ
6-4. パート4:インタビュー

 

1. 英検準1級では約45%→英検1級では約80%の正答率を獲得!

私がどれだけリスニングができなかったか、ということの証明をお見せします^^;

以下の画像は英検準1級を受けたときの一次試験の結果です。

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単語・読解・英作文は得意で頑張ったので、得点率が高いです。でも、リスニングだけがなんと44%…!突出して、平均よりものすごく低いのです。我ながら笑ってしまいます^^;

ここに来ている皆さんの方がもっといい点を取れるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

では次に、英検1級を取得したときの一次試験の結果を見てください。

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英検1級では、得意なはずの読解で失敗してしまいました^^;代わりに、リスニングの得点率がすごい上がってますよね!なんと約80%。準1級の時の得点率と比べて、1級では約35%も得点率が上昇したんです。

自分で言っちゃいますが、これってすごくないですか!上記の英検準1級を受けた人と同一人物だとは思えないと思います^^;(もちろんどちらも私です^^)

英検準1級のリスニングはひどい点数だったものの、他の得意分野でカバー。なんとか無事合格することができました。でも、英検1級の時は、苦手なリスニングを他でカバーするということは不可能だったんです。リスニングの配点は全体の30%と高い上に、他の分野もそれなりに難しくて点を取るのに苦労したからです。

なので、英検1級合格のために、いかにリスニング力を上げるかいうことが最大の課題でした。

アサコ先生
では、1級に合格できるだけのリスニング力をどうやってつけたのか?

それについてお話しする前に、「英検1級のリスニングはなぜ難しいか」について説明します。「結論を早く知りたいぞ」って言う方は、飛ばして、3. 英検1級リスニングに耐えるリスニング力を身に付けるためには?までスクロールしてくださいね。

 

2. 英検1級リスニングはなぜ難しいのか?

2-1. 英検1級のリスニングは、理解していないと解けない

英検1級は、話の内容全体を理解していないと選択肢を選べないようになっています。これが、何よりも難しいことの原因になっていると思います。

TOEICと比較してみるとわかると思うんですけど、TOEICの場合は、話の内容を理解していなくても、正答を選べることがよくあるんですよ。

例えば、会話問題で”When…?”で始まる疑問文に対する解答を選ぶ場合。Whenしか聞きとれなかったとしても、場所が読まれているものを答えとして選べばいいわけです。こんな風に、英文全体を理解していなくても、答えを導き出せることが結構あるのです(最近は、そういうテクニックが通用する問題が少なくなってきてはいますが)。

でも、英検1級ではそれが通用しない。言い換えれば、テクニックは役に立たないということです。

 

2-2. 英検1級のリスニングは、スクリプトが長い

もうひとつの難しい理由。それは、英文が長いということです。TOEICの問題は、長くて30秒くらい。でも、英検1級では、一番長いものだと4分くらいあります。

英文が短いと、集中力が持続しやすいです。それから、パターンを予測しやすい。でも、長くなると、話がいろいろなところに及びますから、話の流れを終えないと、内容がわからなくなってしまいます。

 

2-3. 英検1級のリスニングは説明文が難しい!しかも、時間が少ない!

英検1級のリスニングは、なんといってもパート2が難しいです。説明文ですね。私は、ここで一番苦労しました。

会話って聞き取りやすいでしょう?相手の反応の仕方や感情の表れから、「あ、今断ったな」とか、「うれしそうな声をしているな」とか、ある程度内容の判断がしやすいんです。でも、1人がたんたんと科学や環境問題について語っている場合、中身を推測するのって結構難しいですよね。

それから、話の内容が理解できたとしても、選択肢を選ぶのが難しいんです。というのも、選択肢を選ぶための時間が少ないんですよ…。2択にしぼって「どっちかなー」と考えている間に、次が始まってしまうんです。

ということは、かなりの速読力が必要とされるということです。私の感覚ですが、1分間に200語くらいの英文を読むだけのスピードがあれば楽に解けると感じます。

 

3. 英検1級リスニングに耐えるリスニング力を身に付けるためには?

ここまでお読みいただいてわかったと思うんですけど、TOEICとちがって、英検1級合格にテクニックは通用しません。実力が必要です。

直前にぱぱーっと対策問題とか過去問解いてできるようになるっていうものではありません^^;日ごろから高度なリスニング力をつけておくことが大事です。

では、そのためにはどんな練習が必要なのでしょうか。

 

3-1. 音の聞き取りと意味の理解

リスニング学習は2つの側面に分けることができます。ひとつは音の聞き取り。もうひとつは意味の理解です。

英語の音が全く聞き取れなければ、意味の理解は難しいですよね。また、音が聞き取れたとしても、意味が理解できなければ、言っている内容は理解できません。ええ、当たり前のことなんですけどね^^;

英検1級合格に当たっては、この2つの能力をいかに高度なレベルまで上げていくかということがカギになります。

私の場合、語彙や文法、読解力に問題はありませんでした。問題は、英語を聞き取る能力が怖ろしいほど低かったことにあります(その意味で、そこらへんの高校生よりリスニングができなかったのです)。また、英語を頭から順々に理解していくことがスムーズにできませんでした。特にちょっと長めの英文になると、1回で理解することが難しかったんですね。

でも、これは私固有の問題ではなかったようです。数多くの生徒さんを指導する中で、リスニングが苦手な人は、レベルの程度こそあれ、私と同じ問題を抱えていることに気づきました。

アサコ先生
ここから、大事なことを言いますのでしっかりメモしておいてくださいね^^

英語の音の聞き取り能力を上げるためには、日本語のリズムから脱し、英語のリズムを身に付けることが大事です。

意味の理解能力を上げるためには、日本語の語順で英文をとらえるクセを直し、英語の語順を徹底的に身に付けることが大事です。

もちろん、細かいことを言えば他にもありますよ。でも、この2つがメインです。この2つを集中的に学習した上で、理解スピードを上げることさえできれば、リスニングは絶対にできるようになります!!

(「音の聞き取り」と「意味の理解」について詳しくは、○リスニング学習の全体像 でも述べていますので、そちらも読んでみてください)

 

3-2. リズム学習と語順学習はなぜ重要なのか?

つまずいたら基本に戻れ

もう一度言いますが、リズム学習と語順学習を練習すれば、リスニング力は絶対に上がります。

えっ?そんなのわかってるって?「リズムと語順が違うのは当たり前じゃないか、それはもう理解してるよ」って声が聞こえてきそうです^^;

でも待って!私もそう思ってたんですよ!!文法得意だから、英語と日本語でどんなふうに語順が違うのかなんて十分わかってる。それに、リピーティングやシャドウイングの練習してたから、英語のリズムだってわかっているつもりだったんです。

でも、リスニングをしていて聞き落とす音がたくさんあるわけですよ。そして、ちょっと長い英文になると理解ができないという現実があるわけです。

ということはですね、リズム学習と語順学習がまだ十分に足りていないってことなんです。もしくはやり方が甘いということなんですよ。

学習でつまずいたときは、プライドを捨てて、基本に立ち返ることが大事なんです。

ここで、根本的なところに立ち返ってみましょう。

 

日本語と英語のギャップ

リスニング能力の向上を邪魔している最大の原因は、日本語です。日本語感覚で英語を聞こうとしているから、リスニングが伸びないんですね。今まで考えたこともないかもしれませんが、みなさん無意識にこれをやってしまっています。

英語と日本語とでは、リズムと語順がかなりちがいます。この大きなギャップを矯正する練習を行うと、かなりの改善が見込めます。

わかりやすくするために、スポーツでたとえてみましょう。

最初にテニスを習うとしましょう。1年間テニスの練習に毎日励んだ上で、次に卓球を習うとします。

器用な人は両者それぞれボールを上手に打ち分けて、両方とも上達させることができるでしょう。

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しかし、不器用な人はそうはいきません。最初にテニスの打ち方を習ってから卓球を習うと、卓球のときにも、テニス打ちになってしまうのです…!

両方とも、ボールを打つという特性上、素振りの仕方が似ています。でも、それぞれは全く別の動きですよね。

多くの人は、最初に習った「型」や「ルール」を、別のものにも応用しようとします。無意識に。人間には、どうもそういう性質が備わっているようなのです。

言語も同じです。

私たちは、日本語をすでにマスターしています。ですから、第二言語を学ぶときにも、つい日本語のルールを当てはめてしまうのです。これを「母語干渉」と言います。

この母語干渉。帰国子女などの完全なバイリンガルは別として、どんなに上級者になっても、完全に逃れることは難しいです。

つまり、リズムと語順の違いを頭では理解しているつもりでも、それをどこまで体得できているかは実はかなりアヤシイのです。ですから、ここを徹底して練習していくことが大事です。

(「母語干渉」について詳しくは、無料講座「英語が聞き取れないなんてもう言わせない!」と、「知っておけば役に立つ!「英語の習得が難しい」と感じる理由は? 」で書いていますので、関心があったらぜひ読んでみてくださいね。)

 

4. 具体的なリスニング学習法!

ここからは、徹底したリズム学習と語順学習のやり方についてお伝えしていきます。

4-1. 音の聞き取りを強化するために

英検1級の高度なリスニングに堪えるためには、リスニング能力の精度を高めなければなりません。

そこで、なるべく多くの音をキャッチできるようにしておく必要があります。

聞こえない部分が多いと、多くを推測に頼らなければならなくなってしまい、いわゆる「あてずっぽうリスニング」になってしまいがちです。

音がなかなか聞き取れない例としては、子音が聞き取れない、前置詞が聞き取れない、リエゾンが聞き取れない、少し発音が変わると聞き取れなくなってしまうというケースがあげられます。このような症状がある人は、日本語的な聞き方をしているということの証拠です。こういう方は、リズム学習を行うことで、かなり聞き取れるようになるはずです。

「英語を日本語的に聞いてしまう」というのはどういうことなのか。例として、日本人が子音を聞くことが苦手な理由について、「英語は日本語より高周波だから聞き取れない」という説について記事で書いています。これを読んでもらえればわかると思います。

類似の例については、無料講座「英語が聞き取れないなんてもう言わせない!」にも書いています。気になる方はぜひ読んでください。

 

4-2. リズム学習を実践しよう

リズム学習は、英語の音が聞き取れなくて苦しんでいた私が、聞き取り能力を短期間で上げることができた方法です。

この記事のタイトルに「リスニングができるようになる秘策」と入れていますが、私が言う「秘策」とは、リズム学習のことです。

「…リズム学習?強弱をつけて英文を読むことでしょ。それのどこが秘策なの?そんなのやってるよ!」

という声が聞こえてきそうですが^^;甘いです!私がここで言っている「リズム学習」は、そんな表面的なものではありません。音声学の知識をベースに、もっと根本的なところからネイティブの話し方を真似るためのリズム学習です。

より具体的に言うと、英語の強弱のリズムをベースに、シラブル(音節)に忠実に英文を読んでいくという練習です。その中で、どこで発音が変化し、どこで音が脱落するかなどに注意を向けながら、ネイティブの読み方を忠実に再現していくのです。

かなりの量英語を聞いているという人でも、シラブルや音の脱落など、細かい音の変化については無頓着な人は多いはずです。学校で習わない部分ですからね。でも実は、そこがリスニングの基本なんです。この基本にしっかり取り組むことで、今まで見えなかった英語の音の性質がわかるようになり、聞き取り能力がかなりのところ上がります!これが、私がリスニング能力を上げることができた大きな要因です。

ということで、私が言う「秘策」とは、奇をてらったものでは全くありません。みんながおそろかにしている、もしくは気づいてもいない基本にきちんと取り組むこと。ただそれだけのことなんです。(「みんなが気づいていない」という意味では、「秘策」だと思ってますけどね^^)

シラブルや音の変化についてここで解説するには長くなってしまうので、以下のレポートの中で詳細を書いています。よかったらダウンロードして読んでみてください。

無料レポート「英語が聞き取れないなんて言わせない!」(PDF)
無料レポート「リズムで学ぶリスニングとスピーキング」(PDF)

オリジナルの教材もあります。↓
なみのリズム英語 リズム音読で英語リスニング・トレーニング

「対面で教えてほしい」という人はスカイプレッスンをどうぞ♪
リスニング力を高めるスカイプ5回講座 リズム音読でリスニング・トレーニング
さて、音の聞き取りは得意だという人もいるかもしれません。むしろ、意味の聞き取りのほうで苦しんでいるという人は、次の項目を見てください。

 

5. 意味の聞き取りを強化するために

英検1級のリスニングのスクリプトは長いです。1文1文が長いこともあります。

なので、キーワードを聞き取って推測するだけでは不十分。音を十分に聞き取れるようにした上で、英文をいかに正確に理解できるかが重要となります。

ここで大事になってくるのが、語順学習。英語の語順を「体得」することが必要です。

英検1級を受ける皆さんは、英語の語順についてはよく知っているはずです。なので、ここで言っているのは、英語の語順を「学ぶ」ことではありません。ここで言っているのは、「語順の体得」です。

英語の語順の体得に有効なのは、スラッシュ・リーディングもしくはフレーズ・リーディングによる音読です。

 

5-1. フレーズ・リスニングの徹底練習がカギ

スラッシュ(フレーズ)・リーディングとは、

It is said that / pets can help/ to relieve your pain.
(~と言われている/ペットは~できる/(人の)痛みをやわらげることが)

というように、カタマリ毎に英文を頭から読み下していく方法のことを言います。

英検1級を目指している皆さんなら、お馴染みのやり方ですよね。「『カタマリ』もしくは『フレーズ』単位で英文を読むなんて、当たり前のことじゃないか!」と思っているかもしれません。

しかし、あなどるなかれ!!!

このフレーズ・リーディング、リスニングの時にもできていますか?

リスニングでフレーズ・リーディングすることを「フレーズ・リスニング」と呼ぶのですが、意外にこれができていないものなんですよ。

短い英文なら楽々理解できると思います。でも、ちょっと文が長くなったらどうですか?

例えば、次の英文。一度読んだだけで一瞬で理解できますか?

Push your upper body up while at the same time you sweep your feet under you, positioning them on the line down the middle of the board, so your weight is centered on the board.

(河合塾編2012マーク式模試問題集英語のリスニング問題より抜粋 )

アサコ先生
結構難しくないですか?^^;

もしあなたが上の英文を一度読んだだけですっと理解できたなら、語順はかなりの程度体得できているということです。もしすっと理解できなかったとしたら、トレーニングがまだ甘いと考えてもらっていいと思います。

リスニングは読解とちがって、後戻りできません。

「スクリプトを読んだら理解できるが、聞いたら理解できない」というのは、2度読みしないと英文が理解できないということです(音が聞き取れていることを前提として)。フレーズ・リスニングでは、英文のかたまりを瞬時に判別し、瞬時に頭から順に英文を理解していきます。これを、特に意識せず自然にできるようになるまで訓練するのです。

フレーズ・リスニングのやり方は以下の記事に書いていますので、参照して実践してみてください。

 

5-2. スラッシュ・リーディングとフレーズ・リーディングはやり続けることが大事

スラッシュ・リーディングとフレーズ・リスニングの練習は、英検1級取得したあとでも、私はずっと続けています。というのも、

アサコ先生
やればやるほど改善を感じるからです。

こうした音読練習は英語学習の中級者のためのもののように思えますが、上級者になってもやり続けることが大事です。どんな英文でも、「一度で」「一瞬で」英文が理解できるようになるまで練習するのです。

英語の語順を「体得」できると、スピーキングの力も向上します。逆に言えば、スピーキングが上達するくらいまでに練習を行うことで、リスニングも自動的に上達します。

リスニングの上達には、2つの側面があると言いました。音の聞き取りと意味の理解ですが、語順を体得するまで練習を行えば、理解スピードは自ずと速くなります。結果、英検1級のリスニングも怖くなくなります!!

では次に、英検1級のリスニングの形式と、それぞれの対策についてお伝えしていきます。

 

6. 英検1級リスニングの形式と対策

さて、ここからは実際に英検1級リスニングの形式と対策の方法について述べていきます。上記で述べた、ベースとなるリスニング力さえ身に付けることができれば、あとは形式に慣れるだけでOK。合格まであともうすぐです!

6-1. パート1:会話

パート1は会話です。あまり聞き慣れない言い回しが出てくることもあるので、注意が必要。対策問題を解く中で見慣れない表現を見つけたら、音読して、自分の口から言えるようになるまでマスターしておきましょう。

問題が進むにつれて、スクリプトがだんだん長くなっていきます。普段TOEICのリスニングに慣れている人は、長くなると戸惑うかも。長めの対話に慣れる練習をしておきましょう。

 

6-2. パート2:説明文

教育、科学、ビジネスなど、様々な分野をテーマにした説明文です。私が最も苦労したパート^^;難しかった…!

対策としては、先ほど学習法として説明したフレーズ・リスニングを徹底して練習することです。その中で、読んだらわかるけれども、自分の口からは言えないフレーズなどをしっかり言えるようにするまで練習しておくことです。

理解能力が低い段階だと、「何のテーマについて話しているのか」ということくらいしか理解できず、話の詳細を聞き落とすことが多いです。そのレベルだと、このパートでは得点できません。私の場合は、フレーズリーディングの徹底で、説明文もかなり詳細までできるようになりました。時間は少しかかりましたけど^^;

また、話の内容が理解できても、タイムオーバーで選択肢を選べない、ということも起きます。その場合は、速読力を上げておきましょう!

 

6-3. パート3 :リアルライフ

実際に英語圏で生活しているかのような場面設定で、様々な放送を聞いて答える問題です。例えば、空港のアナウンスとか、会社の留守番電話とかですね。

「リアルライフ」ということで、日常生活の中でよくあるような雑音が入っています。なので、最初は戸惑う人が多いかも。対策としては、雑音の入ったリスニング音源で慣れておきましょう。

使われている単語や文章自体は難しいものではないので、慣れたら得点源にできます。

雑音が入った音源でリスニング練習するのに、以下のサイトがあります。更に、容赦ないナチュラルスピードですので、このサイトで練習するといいでしょう。

Randall’s ESL Cyber Listening Lab – For English as a Second Language

 

6-4. パート4:インタビュー

1人が質問をし、もう一方が答えるというインタビュー形式の問題です。1つのスクリプトが一番長いパートですが、形式に慣れてさえいれば、難しい問題ではありません。

話が長めなので、細かいところを少々聞き落としたとしても大丈夫。大まかな流れさえつかむことができれば、正しい選択肢を選べることが多いです。

Part4に慣れるためにオススメの教材としては、アルクのEnglish Journalです。私は、この雑誌のインタビューを日々聞いていたおかげで、パート4の問題を得点源にすることができました。

ハッキリ言えば、English Journalに収録されているインタビューの方が、英検1級のパート4よりもずっと難しいです^^;English Journalのインタビューに慣れることで、英検1級のリスニングが簡単に思えるはずですよ。

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2016年 1月号

さて、ここまで私が知っている限りの対策をお伝えしました。

正しい方法で勉強していれば、1級だって怖くありません!

アサコ先生
あなたの成功をお祈りしています^^

 

まとめ

  • 英検1級リスニングが難しいのは、テクニックが通用しないから
  • 英検1級リスニングで高得点を取るためには、高度なリスニング力が必要
  • 高度なリスニング力をつけるためには、「音の聞き取り」と「意味の理解」の2つの力を上げる必要がある
  • 音の聞き取り能力を上げるためには、リズム学習が有効
  • 意味の理解能力を上げるためには、語順学習(フレーズ・リスニング)が有効
  • リズム学習と語順学習さえ行えば、リスニングは必ずできるようになる!

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3 件のコメント

  • 河合塾のリスニング問題の模範的スラッシュリーディング訳を示していただけますか?すごく難しい。(*_*;
    よろしくお願いします。^^

    • とろとさま

      スラッシュリーディングの訳は以下のようになります^^

      Push your upper body up/体を押し上げてください
      while at the same time /~と同時に
      you sweep your feet /under you, /足を滑らせる 体の下に
      positioning them /そして位置を合わせてください
      on the line /ラインに
      down the middle of the board, /ボードの真ん中を通る
      so your weight is centered /重心が中心に来るように
      on the board. //ボードの

      以上、よろしくお願いします^^

  • ありがとうございました。^^

    文自体が難しい場合、先に意味を取ってからスラッシュリーディングの練習を行えばいいですね。

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