英検1級に合格するまでに私が行った勉強法~筆記試験編~

英検1級って難しいですよね。

「こんな難しい試験に受かる日が来るのかしら。。。」

数年前まで、私もそう思ってました!

でもね、努力すれば1級って全然夢じゃないですよ!勉強のコツさえつかめば^^

日々努力をしているけれど、英検1級になかなか受からない。一体どうしたらいいのか!?

そんな人のために、ここでは、私が英検1級に受かるまでに行った勉強法を紹介していきます。

もちろん、人によって状況は様々ですので、私の例が全員の参考になるわけではないと思います。でも、似たような状況にある人には必ず役に立つと思います!

 

英検準1級と1級のギャップ

まず気になるのは、どれくらいの力があったら英検1級に合格できるのか?ということではないでしょうか。

そこを把握することって、大事だと思うんです^^

イメージがわけば、合格も実現しやすいですから。

参考までに、私自身の、英検準1級に合格した頃の英語レベルと、1級に合格したときの英語レベルとを比較してみたいと思います。

英検準1級に受かり、次は1級を受けてみようかと思い始めた頃。

実力チェックをするために、英検1級の過去問題を解いてみました。

いざ解いてみると…。

むずかしい!!!^^;

まず、語彙問題がべらぼうに難しく感じました、汗。

長文読解に関しては、書いてあることはなんとなく理解できるけど、選択肢で迷いまくり…。

リスニングは、会話と説明文が長い!

話がいろいろ展開していって、英語が右から左に流れてしまい、「あれ?結局何の話だったの?」という感じ。

英作文は、テーマが難しくて何から書けばいいのかわからない。

時間も全く足りないし、点数も合格点までたぶん、20点くらい足りないんじゃ…?

まだまだダメだな…。

・・・・・・・・・・・

はい、昔の私はこんな感じでした^^;

全く歯が立たないことに気が付き、直近での受験はあきらめたんですよね。

それから1級合格までに、2年くらいかかったかな…。

「そんなにかかるのー!!」と思った人もいるかもしれません…。

どれくらいかかるかは、人によると思います。

私の場合はあれこれ試行錯誤してしまった上に、ゆるゆると勉強していたので、時間がかかってしまいました^^;

けど、やり方を考えてもっと頑張れば、もっと早くに取得できたと思います。

そう、効率のいい勉強法をあの時に知っていれば…。

 

 

英検準1級取得時の英語レベル

英検準1級取得時のTOEICスコアは、800点台をうろうろしている感じでした。

TOEIC800点台というと、高校生や大学受験生に十分英語を教えられるレベルです。

文法も語彙もひと通り勉強したので知識はある。

高校の教科書や受験レベルの英文なら、何も参照せずに8割は理解できる。

弱点としては、1文が長く、構文が難解になると読めなくなってしまうということ。

それから修飾語の処理があいまいでしたね。

特に、前置詞をどう理解していいかわからないことがよくありました。

それから、スピード。英文全体をしっかり理解するのに、2・3回は読みこむ必要がありました。

1分当たり、120~130語くらいの読解スピードでしょうか。

理解できなくて読み返すことが多い。

なので、読解スピードはあまり早くはなかったです。

リスニングで言えば、ゆっくりの英語なら理解できるけれど、早口になると対応できない。

そして、推測に頼りながらのリスニングをしているので、想定外の展開になると、理解できなくなってしまう。

リエゾンに弱く、細かいところを聞き落とす。

ディクテーションをすると、意外と穴だらけ。

英作文は、そこそこの英文が書けるものの、完成度の高い英文を書くには、かなり時間がかかる。

まとめると、まあ知識もあるし問題はそこそこ解ける。

だけど、コミュニケーションとして実践で英語を使用するレベルには、ちょっとまだ不安があるかな…という感じでした。

 

英検1級取得時の英語レベル

今では、高校/大学受験レベルの長文であれば、解説書なしで9割以上理解できます!

以前はあやふやだった、修飾語や前置詞の処理、単語の語感。

しっかりつかめるようになりました!

1分あたり200語くらいのスピードで読むことができる。なので、相当な早口でない限りは理解できます。

センター試験の問題であれば、制限時間の半分くらいの時間で解くことができます。

つまり、スピードがかなり上がりました

TOEICは900点を超えました。

最近パート7が難化していて、すぐに解けない問題が多くなっていますよね。

それでも、制限時間以内に解き終えることができています。

複雑な構造の文かつ長文になると、すぐに理解できないことは未だにあります。

が、そうした難しい英文でも、2回読めば大抵理解できるようになりました。

リスニングに関して言うと、リエゾンに強くなりました。

聞き落としが少なくなったので、聞いた英語をそのまま覚えていられます。いわゆる、リテンション能力が大分身に付きました。

以前は、聞いた英語をそのままリピートするということができませんでした。代わりに、日本語に直して理解することが多くあったように思います。

英作文も大分早くなりました。これはスピーキング能力が上がったおかげですね。

まとめてみると、英検準1級の時と1級取得時の実力の違いは…

英文に対する理解の精度の高さと、スピードの速さ

この2点に尽きるように思います。
みなさんの今の英語レベルはどんな感じですか?

以前の私と共通するところがあるなら、ここからご紹介する教材と学習法は役に立つと思います^^

speed

 

1級合格レベルの知識を身に付けるまでにやったこと・使った教材

文法・語彙の知識を深める

文法をひととおり習ったとは言っても、どこまで本当の意味で理解しているかは結構アヤシイところがあるんですよー!

そこでまず、文法と語彙の知識を深めることが大事になるわけです。

例えば、現在形と過去形と現在完了形の使いわけができるか、助動詞の使い分けができるか。

自信持って答えられます??

掘り下げてみると、文法って結構表面的にしか理解できていなかったりするものなんです。

表面的に理解すること、つまりとりあえずの日本語訳ができれば大まかな読解はできるのですが、理解は意外とあいまい^^;

そして、そのあいまいさが例えば英作文のミスとして表れてしまったりします。

そこで、今までに身に付けた文法を本当の意味で使えるようにするために、オススメなのが以下の参考書です。

English Grammar in Use Book with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

 

例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする

 

Essential Grammar in Use はネイティブ・スピーカーが書いた文法の問題集です。

イラストで解説してあり、英語で例が説明してあるので、どんな場面でどんな時制を使うのかなどがよりよく理解できます。

また、表現の使い分けができるように配慮してあることもポイント。

例えば、現在完了形と現在完了進行形のちがい、mustとhave toのちがいなどがバッチリわかります。

日本語の文法書では理解しきれなかったところを補完してくれているような感じです。

それと、問題がたくさん載っているので、実践練習をこなしながら知識を身に付けられるのもいいですよ^^

そして、小倉弘さんの「和文英訳教本 文法矯正編」は、日本語にとらわれて間違えやすいポイントを詳しく解説してくれています。

「そうだったのか!!!」と私には目からウロコのことだらけでした。

例えば、「~かもしれない」という日本語訳が必ずしもmayやmightになるわけではないこと。

また、同じ「最近」という訳にも、these days やlately、recentlyなどがあり、意味の違いとその使い分けを学ぶことができます。

この本を一通りこなすと、文法にかなり自信が持てるようになりますよ!

 

前置詞やa、theのちがいもしっかりと

また、英語を理解するためには前置詞の知識は必須なので、しっかり勉強することをオススメします。

あ、これ、このサイトで何回も口酸っぱくして言ってますね^^;

言いあきてるくらいなんですけど、それくらい重要なので、何度でも言います。

前置詞をマスターせよ、と。

また、aとtheの使い分けなど意外とあやふやな知識しかなかったりしますが、両者のちがいをしっかり認識しておくといいです。

そうすることで、英文に対する理解力が高まります。

これらの勉強をするには、以下の参考書が役に立ちます。

prepositionイラストで広がる前置詞の世界 すずきひろし&ミツイ直子共著

 
前置詞がわかれば英語がわかる

 
aとtheの底力 — 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界津守光太

 

前置詞やa、theの使い分けは、日本語の表現にはない概念ですよね。

だからこそ難しくもあるんですけど、それが面白いところでもある。

こういうところを面白く思えるようになると、もっと英語を勉強したいなって思うし、そして自然に英語力も上がっていくんですよ~^^

 

読解力の強化

次に必要なのが、読解力の強化!

英文を日本語に直して理解しているだけではダメ。

日本語にして、文脈はなんとなく理解できても、英文を100%理解できているわけではないですからね。

日本語訳を超えたところに、英語を理解する面白さがあります。

ここまで来れたら感覚的には1級に近づきますよ!

そこで、読解力の精度を高めるために使うといいのが次の参考書です。

英文読解スマートリーディングLESSON BOOK (アルク学参シリーズ) 山下良徳

 

ひと通り文法の知識がある人には、この本はすごくオススメです。

先ほどあげた「和文英訳教本 文法矯正編」もホンモノの文法力を身に付けるためにオススメなのですが、「スマートリーディング」の優れているところは、5文型や語法について、かなり根本的なところから説明してくれている点です。

(5文型を理解するのには大西泰斗のイメージ英文法―English Brain Force(DVDブック) もオススメ)

高校の教科書でひととおり知識を丸暗記したという人でも、「これは知らなかった!」とウロコから目が落ちること間違いなし。

私自身、この1冊をこなすことで、それまでよりも一歩深く英文を読むことができるようになりました。

結果として、応用力がずいぶんと身に付きましたね。

 

1級合格レベルの実力を身に付けるまでに行った学習

読解力を上げるために~ひたすら精読を!

これまでに挙げてきた参考書をこなせば、高校レベル以上の文法・語彙の知識は十分身に付きます!

知識が身に付いたら、次に必要なのは・・・

そう、実際に練習をたくさんこなすこと。

練習をこなす中で、英文の理解力を高めていくことが必要ですよね。

その練習に私が使ったのは、医学部受験の問題集です。

医学部の長文は当然難しい。

でも、これがすらすらっと読めるようになったら、1級の長文は制覇できたようなもの、と考えて差し支えないでしょう。

科学的な内容が多いので、骨のある英文をたくさん読むことができます。

1級を受験される方って、ネイティブが読むようなTIMEとかEconomistを読んでいる人が多いようなんですけど、当時の私にとっては、これらに挑戦するのはちょっと難しいものがありました。

手が伸びなかったんですよね。

でも、受験生用の問題集ならこなせます。

英文の量もそんなに多くない。それに、解説も載っているので、無理なく取り組めるわけです。

そこで、具体的に私が使ったのは主に次の3冊です。

[国公立大]医学部の英語 (MEDICAL 難関校過去問シリーズ) 数学社
私立医大の英語[長文読解編] (MEDICAL 難関校過去問シリーズ) 数学社
医学部受験の読解演習 (河合塾シリーズ) 河合塾

これをひたすら精読していくのです。

raptor

理解できなかった英文は、100%理解できるまで、解説を読みながらじっくり取り組みます。修飾語のつながり、前置詞の処理、語法、単語の意味など、細かいところまできちんと理解するようにします。

理解する段階では、時間は惜しみません

どれくらい時間がかかってもいいので、とにかく理解することに注力します。

それから1回だと定着しにくいので、時間が少し経ってから、2回くらいこなすのがオススメです。

これを何冊かこなすと、ですね・・・

かなり正確に読めるようになるんですよ!!

理解力がもう、ぐーんと伸びました!!

私はこの練習のおかげで、大学受験レベルの英文であれば、解説書を見なくても9割以上理解できるようになりました。

もう、楽々読めますよ。ストレスなく。今はもう、英文読むのが快適です^^

 

あ、もちろん、英検1級の読解問題のテーマとして出るのは、科学系のトピックだけではないですよ。

歴史や経済、環境などの社会問題も出題されます。

ただ私の場合は、社会問題系は日本語の本でよく読んでいて知識があったので、語彙力さえあれば、英文の内容を理解するのに苦にはなりませんでした。

生物や化学の話題の方が苦手だったので^^;、医学部の問題集をこなすっていうのは私にはちょうど良かったんです。

でも、社会問題系の話題が苦手だっていう方もいると思います。

その方は、こちらの記事が参考になると思うので、是非読んでみてください。

(↑こちらの記事では、英語力よりも教養力について解説しています。知識をつけるのに読んでおくといい雑誌などを紹介しています^^)

 

理解スピードを上げる

さて、次に課題となるのがスピードではないでしょうか。

英文の理解レベルが上がっても、早く読めなければ間に合いませんよね。

それに、何よりもリスニングで手こずってしまいます。リスニングは読み返しができないからです。

そう、リスニング・・・

私はここで苦しんだのです。

私の場合、読解は順調に伸びていきました。上記の勉強をすることで。

でも、リスニング能力を上げるのには、かなり時間がかかったんです。

その原因はスピードの遅さと、もともと英語の音を聞き取ることが苦手だったというところにあります。

苦手意識があったので、どうしてもリスニングの勉強がおろそかになりがちでした。

英語を聞く時間は結構多くとっていました。

でも、リスニングの学習法に関して無知で、どう取り組めばいいのかわからなかったのです。

それで、根本的な対策ができていなかったのですね。

そんな私を救ってくれたのが、リズム音読でした。

リズム音読の実践をすることで、英語の音が聞き取れるようになったのです。

ここは、私の英語人生のターニングポイントでしたね。

英語の音が聞き取れるようになってから、リスニング重視の勉強に切り替えました

読解と違って、リスニングは戻れないじゃないですか。

自分のペースで英文を理解することができないわけですよ。

これって、結構大変なわけです。ある意味、読むよりも。

聞こえてくるスピードにこちらが合わせなくてはいけないわけです。

この強制力をうまく使ったのです。

リスニング重視の勉強にしてから、英文を理解するスピードがぐーんと上がりまして、結果、読解スピードも大分上がりました。

もし、英語の音を聞き取ることが苦手だという方がいたら、リズム音読を試してみてください。

私みたいに、そこから壁をぶち破ることができるかもしれません!!

 

単語はどうやって覚える?

さて、英検1級の出題問題の中で一番の難関は・・・

語彙問題だと考えている人は多いかもしれませんね^^;

そう、語彙が難しい…。

・・・・・・・・・・・・・

私の場合は、半年くらいかけて旺文社の単語帳「英検Pass単熟語1級」を覚えました。

いやー、大変だったなー(しみじみ)。

本よりもアプリの方が使いやすかったですね。

アプリだと、覚えていない単語・あやしい単語だけ、集中的にトレーニングできますから。

 

ちなみに、単語を、単語帳で覚えることが得意な人と苦手な人がいると思います。

私の場合はそこまで苦にせずに単語帳で覚えることができるのですが、

それがなかなかできないという人もいますよね。

ひとつアドバイスとして言えるのは、いきなり訳を覚えようとしないこと。

代わりに、単語をイメージに変換すること。

例えば、ネガティブな意味を持つ単語なのか、ポジティブな意味を持つ単語なのか、ということだけをまず覚えるとかですね。

もしくは、その単語の意味から連想される場面やモノ、人物などを思い浮かべる。

それから、単語を覚えることにあまり長い時間をかけないこと。

集中力が切れるからです^^;;

短い時間でパッパッと、単語を見ながらイメージを思い浮かべるトレーニングをしていきます。

そして1単語につき、20回は目を通すようにします。

個人差はあるかもしれませんが、20回くらいこなすと半分以上は覚えられます。

あ、もちろん20回見たところで、時間が経てばまた忘れますよ。

だから、受験する直前までやり続けることですね。

そしたら、とりあえず本番は覚えてられますから。

試験終わったら忘れますけど。(実際、私は、試験終わってから結構な数を忘れました笑)
でもね、幸い、英検の語彙問題はとっても親切なんですよ!

似たような意味の単語が選択肢として並べられることはほぼありません。

単語の大ざっぱな意味さえつかんでおけば、解けるような問題設定にしてあるんです。

つまり、単語の意味さえ知っていれば、迷う問題はないのです。

しかも、配点25点中、17点くらい取れれば合格できるレベルです。

つまり、やれば確実に得点源になる部分なのです。

ここは根性が試されていると考えたらいいでしょう。

なので、語彙に関してはなんとか頑張るしかありません。
ちなみに、単語や熟語の覚え方については、ここで書いたこと以外に効率のいいやり方があります。

こちらの記事に書いてあるので、ぜひ参考にしてください。

 

以上、筆記試験に合格するために私が使った参考書と学習法をお伝えしてきました。

お役に立てたでしょうか?

ちなみに、英検1級合格のためには、英語力以外の教養力も必要です。それについては、こちらの記事をご覧ください。

英検1級二次試験の対策については下記の記事をどうぞ^^留学なしで二次試験を乗り越えた筆者が、どうやってスピーキング力を伸ばしたかについてお伝えしています!


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英検準1級を取得した私が、当時英検1級には太刀打ちできなかった理由。その後、英検1級を取得できるまでの英語力をなぜ身に付けることができたのか、この本を読んでいただけるともっとわかるかと思います。よかったら手に取ってみてください♪

みなさんが、英検1級に合格しますように!

あきらめずに、頑張ってくださいねー!

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