英語の長文がなかなか読めない人がやりがちな失敗①

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こんにちは 🙂 リズムで英語をマスターする!
なみのリズムのアサコです。

「長文がなかなか読めない!」と思っている人、「単語も文法もしっかり勉強したのに、それでも英文が読めない…」と思っている人。

そんな人たちにはある共通点があります。それも、たった2つの要素だけ。このことにさえ気を付ければ、英文の読解能力は上がるはずです。

もし一生懸命勉強しているのに長文が読めない状況にあるのだったら、この記事は読む価値がありますよ!

それでは、「英文がなかなか読めない人の特徴」をお伝えしていきますね。

 

文法を無視して読んでいる

感覚で読んだら絶対ダメ

「英文が読めない」という人のほとんどは、文法を無視して読んでいます

文法をどれくらい無視しているか、その度合いはその人のレベルによってちがってきますが、文法をある程度学んだ中級者であっても、文法を無視して読んでいる人は多いです。なので、「自分は大丈夫だ」なんて思わないでくださいね。

文法を無視して読んでいる人は、英文の中で知っている単語を見て、フィーリング、つまり感覚で意味を理解しています

例えば、Ms. Ito has lived in Africa for 14 years. という英文。

私の生徒さんの中で、「伊藤さんはアフリカに住んでいた時14歳だった」と訳した人がいました。これは、知っている単語を組み合わせて適当な訳を作っている典型的なパターンです。

has livedは現在完了ですから、「過去から今に至るまでずっとアフリカに住んでいる」という意味です。明らかに時制を見ずに、感覚的に過去形で訳してしまっているわけですね。そして、for 14 yearsというのは、14歳という意味ではなく、「14年間」という意味です。forは期間を表すのですが、それを無視してしまっているのです。

現在完了やforの使い方を知らないのであれば、こうした訳をしてしまうのは理解できます。でも、問題は、文法をしっかり習っているのに、こうしたことをしてしまうというところにあるのです。

あなたも同じようなことをしていませんか?

 

中級者も同じ間違いをしている

先ほどの例は少し極端なので、「私は大丈夫」と思っている人もいるかもしれません。でも、進学校の高校3年生でも同じようなことをしている人は結構いるんですよ!

彼らは、中学レベルの英文なら文法的に正しく読むことができます。少なくとも、上記のような英文で誤訳をすることはありません。けれども、少し難しい単語が入って来たり、文章が少し長くなったりすると、とたんに文法を無視して読み始めるのです。例えば、こんな具合です。

The difficulty arises from the fact that people are divided into two groups.

私の生徒さんは、「その難しさから生じているのは、人々は2つのグループに分かれるということである」と訳しました。

誤訳です。本来は、arisesが動詞だから、ここが述語にならねばなりません。「その難しさは生じている」なんです。詳しい解説は省きますが、「その難しさは、人々は2つのグループに分かれるということから生じている」という訳が正解です。

つまり、レベルは違えど、やっていることはさっきの生徒さんと変わらないのです。でもこの生徒さんは進学校に通っている子ですから、文法はさんざん勉強しているのです。

大切なことなので繰り返しますが、文法を学んでいないならいざ知らず、文法をしっかり学んでいるのに、文法の知識を生かして英文を読もうとしていないことが問題なわけです。

これは、頭のよさとか、素質の問題ではありません。意識の持ち方の問題です。

逆に言えば、意識の持ち方を変えて学習を行いさえすれば、英文を読む力はぐっと上がるということなんです。

では、具体的にはどうしたらいいのか。次の項目でお伝えしていきます。

 

スラッシュ(フレーズ)・リーディングを徹底せよ

そこで、解決策となるのは、スラッシュ・リーディングを、いついかなるときも、徹底して実践するということです。

reading

→スラッシュ・リーディングについてはこちらをご覧ください。

しかし、この読み方を徹底的に実践できている人は、私の指導経験では1割もいません。

長文読解の内容一致問題を解いて、問題が不正解になってしまうのは、大抵のところ、スラッシュ・リーディングを実践していないからです。

もちろん、単語やイディオムを知らないとか、構文を見抜けていないとか、他の要因もあります。でも、それらを差し引いても正しく読めていないのだとしたら、スラッシュ・リーディングの不足が原因だと考えてください。

したがって、私の授業でもスラッシュ・リーディングの練習を積極的に取り入れているのですが、悲しいことが度々起こります。

「スラッシュ・リーディングで読んでね」と言えば、そのやり方で読んだり訳したりしてくれるのですが、「じゃあ読解問題をやろう」といって問題を渡すと、途端にスラッシュを無視し、フィーリングで英文を読み始めるのです。

これには参りました…^^;

英文を正しく読めるようにするためにスラッシュ・リーディングの練習をやっているのです。いざ問題を解こうというときに、スラッシュ・リーディングを実践していないんじゃあ、話になりません…!

先ほどの英文も、スラッシュ・リーディングをしていれば間違えないはずなんですよ。

The difficulty arises / from the fact / that people are divided / into two groups.
その難しさは生じている/ 事実から / 人々は分かれるという / 2つのグループに

特に長い英文は、全体の意味がわかりにくくなりがちです。そういうときこそ、文のかたまりを見定めていくことが大事なんです。上のように、最初の段階で、主語と述語を確定させ、「その難しさは生じている」と訳を確定させておけば、大きな誤訳には至りにくくなります。

そして、「難しさが生じている→生じているのはどこからか?→事実→どういう事実?→人々は~だという」…というふうに、現時点で不足している情報を追いかけるようにして読んでいくことで、読解が楽になるのです。

スラッシュ・リーディングをせずに英文を読むのは、何のヒントもないパズルのピースをはめていくようなものです。文が長くなるにつれ、スラッシュ・リーディングをしない方が、読むのが大変になってしまう上に、間違える確率が高くなります。

 

意識しなくてもできるレベルまで習慣づけを

文法を学習しているのに英文が読めないという方は、ぜひスラッシュ・リーディングを徹底的に実践してください。そして、意識しなくてもスラッシュ・リーディングができるレベルまで練習する、というのが大事なポイントです。

感覚で読んでしまう癖というのは、意識の持ち方を変えて習慣化させない限り、直りません。

これは頭の良さの問題ではなく、習慣の問題なんです。生活習慣病みたいなもんですね^^;

ダイエットしたいと思っても、甘いものは食べたいし、食べた方が楽でしょう?英語も同じで、読めるようになりたいと思っているけど、感覚で読むほうが楽だから、ついついそっちにいってしまうのです。

文法に忠実に読むのって、面倒ですよね。気持ちはわかります。でも、忠実に読むことで初めて見えてくる、英語の世界があるんですよ。そしてそれは、正確に英文を読めるという喜びにもつながります。

ぜひ頑張ってくださいね!

スラッシュ・リーディングの学習法はこちらに詳しく載せていますので、参考にしてください。

 

※上の記事はリスニング学習用に書いた記事ですが、リーディング学習としても同様に効果を発揮します。

さて、スラッシュ・リーディングを実践し、文法に忠実に英文を読んでいっているのに、それでも英文が読めない人というのも存在します。

それは、「文脈を考えていない」ことが原因です。

続きはこちらからどうぞ。

英語の長文がなかなか読めない人がやりがちな失敗②

2015.11.19

 

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