音読のすすめ=問題を解くだけじゃ英語はできるようにならない!

こんにちは!なみのリズムのアサコです。

「英語学習に音読が効果がある!」という話はみなさん聞いたことがあると思います。

逆に言えば、「英語の実力がなかなか伸びない」という生徒さんは、音読をやっていないことが多いです。

彼らがやっているのは、ただひたすら、入試の過去問もしくは模試問題集を解くということ。問題を一生懸命解いていると、すごく勉強した気になります。そして、それで自己満足してしまうのですね。

でも、問題を解くだけでは実力は身に付きません!大切なのは復習ですし、それも反復練習が大事です。その効果的な練習が、音読なのです。

 

問題を解くだけでは、実力はつかない

もちろん、過去問や対策問題を解けば、問題形式に慣れることができます。そして、そのことである程度の点数UPは見込めます。その意味で問題演習は必要な練習ですが、これだけでは不十分です。

問題形式に慣れるというのはただの「慣れ」であって、実力そのものが上がっているわけではないですよね。

例えば、同じような問題で、同じような間違いを何度もしてしまうことはありませんか?答え合わせをして、そのときは理解したつもりでも、不思議と、また同じ間違いをしてしまうものです。

英文を読んでいて、構文の存在に気が付くことができない人も多いです。「この英文はso that構文ですよー。『とても~なので、~だ』という意味です」と言うと、生徒さんはそのときは理解するのですが、別の英文を読んでいてso that構文が出てきても、全く気が付かない、ということは日常茶飯事です。

いろんな英文を読み散らかし、問題をやり散らかしているだけだと、こういう事態になりやすいんですね。

そこで、大事なのは、英文を正確に読む能力と、その処理スピードを上げる練習をすることになります。

具体的に言えば、ただ目で追っているだけでは見逃しがちな、時制や構文などの細かい表現を見抜く力を上げること。そして、例えば、今まで読むのに30分かかっていた英文を、20分や15分で読めるようにしていくことです。

これができれば、実力は大きく上がるわけです。

 

英語の実力をつけるために、音読を!

問題をひたすら解くのではなく、ひとつの英文を1文1文丁寧に読み解きましょう。英文の意味や文法を丁寧に確認するのです。その上で、ネイティブスピーカーの発音や読み方に合わせて、何回も何回も同じ文章を繰り返し真似して読みましょう。

明治時代の知識人やシュリーマンなど語学の天才、通訳など語学に通じている人は、必ずと言っていいほどこの音読を修行のようにこなしています。

さまざまな音読テキストが売られていますが、テキストで勧められている音読回数は大抵のところ、10回~20回です。でも、語学の達人の人たちは数十回、数百回と音読しています。

A.E.博士
数十回、数百回とやりたまえ。

音読を行うと、脳が活性化することが実験で示されています。何回も読むことで、英文が日本語訳ではなくイメージで浮かぶようになりますし、読解スピードが上がり、英文が口をついて出てくるようになり、暗記・暗唱が楽になり、スピーキングやリスニングにも役に立ちます。

私が学生だった90年代には、音読の重要性を説いてくれる先生は、少なくとも私の周りにはいませんでしたが、現在、多くの高校で、この音読の重要性が説かれ、多くの先生が学生に授業の中で音読を勧めています。

東進の英語のカリスマ、安河内哲也さんも音読をすごく推奨されていて、音読練習に配慮した問題集をたくさん出されています。彼の制作した問題集は、きちんとこなせば本当に実力がつくのですごくお勧めですよ!付属のCD音声も、音読しやすいように考えられて作られていますしね^^


大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編

とはいっても、忙しい英語学習者の皆さんにとっては、問題をとりあえず解いて、テストのための暗記をこなすので精一杯といったところなのでしょう…。音読まで手が回らないか、音読を軽視して、やっていない場合が多いです^^;

非常にもったいないです!!!!

「実力が伸びない」と言っている暇があったら音読しましょう!!!

 

音読は、誰にでもできる練習法!

私がもうひとつ音読を気に入っている理由は、誰にでもできる練習法だということにあります。

文法問題の解説は、どんなにかみくだいて説明しても、理解できない人はいるものです。抽象的な話や理屈が苦手な人は多いですよね。その意味で、いわゆる入試や資格試験の、文法問題の解き方や解説の話にするとなると、どれくらい理解して身に付けられるかは、人を選ぶところがあります(いい悪いではなく、向き・不向きの話です)。

私の生徒さんの中にも、文法の理屈を説明し始めると、とたんに眠たそうにし始める人がいます(対して、理屈を面白がって聞いてくれる子もいるのですが…)。眠たそうにしないまでも、説明がまるで頭に入らない様子の人もいます。

私の知り合いの英語の先生ですら、文法を理屈で説明することが苦手だという人がいます。でも、彼女は英語の発音がとてもきれいで、実力は相当なものがあります。でも、帰国子女というわけでもないんですよ!彼女は、英語を、理屈ではなく、音読することで体得したそうなのです。

そう、音読は人を選ばないんです!

さこん
猫でもできるの?
アサコ先生
う~ん、猫は字が読めないからなあ。でも他の猫の鳴き声をまねしていろいろ覚えてるでしょ。
さこん
うにゃっ!!

登校拒否の子や勉強にそれほど熱心ではない、(はっきり言えばやる気のあまりない)子も見てきましたが、音読になると、結構集中してくれるんです。文法問題や読解問題を解くことは、ぐずぐずしながらやっていたとしても、音読はやってくれる。

「真似して読む」という作業はシンプルです。そこには、何かパワーがあるのかもしれませんね。

 

音読はやり方が大事

さて、音読をするにあたっては、ただやればいいというものでもなく、きちんと効果を上げるためには、「やり方」が重要です。

ただ読むだけだと、効果が出ないことが多いですので。そこで、関連記事をいくつか書いています。ぜひ参考にしてください。

 

リスニング力UPの観点から解説した音読方法です。

ただ、中身は大学受験対策のテキストなどで推奨されている、スタンダードな内容ですので、読解能 力を上げるのにももちろん有効な方法です。私の学習経験や指導経験から、注意しておいた方がいい点も盛り込んでおきました。効果の出やすい音読方法です。

 

こちらの記事では、音読をする際に陥りがちな間違いについてまとめています。

「日本語訳」することで終わらせず、完全に「イメージで理解する」というところにポイントを置いて解説しています。従来の音読方法でうまくいかない方はぜひご覧ください。

 

スピーキング能力を上げることを目的に音読を練習している方も多いと思います。

端的に言えば、単純な音読だけでは話せるようにはなりません。+αの練習が必要です。そのポイントをまとめています。

 

音読は音読でも、本サイトでは特に、英語の音の聞き取り能力を上げるという点から、リズム音読を推奨しています。

英語のリズムを習得することで、リスニング能力が上がり、スピーキングが流暢になります。言語は、もともとは「はなし言葉」である音が基本になってできているもの。英語は音から学ぶと早いです^^リズム音読に関心のある方はこちらをどうぞ。

 

関連記事

音読する目的は何ですか?
音読の前にまずやるべきこととは?

 

もしこの記事があなたのお役に立てたなら、「いいね」や「シェア」して下さい。励みになります。
↓↓↓↓↓