英語学習・暗記のコツは、理屈を理解すること!

こんにちは 🙂 リズムで英語をマスターする!
なみのリズムのアサコです。

英語の勉強と言えば、とにかく単語や構文の暗記ですよね。

1にも2にも、暗記、暗記…。暗記しなければ始まらないのですから、暗記が苦手な人にとって、英語学習というのは本当に大変です。

今日は、「英語の暗記が苦痛で仕方ない」という人に、楽に暗記できるヒントをお伝えしていきます。

 

単語や熟語の暗記の仕方

昔、こんな生徒さんがいました。

単語帳をじーっと見つめている。そして、数分後にうめくんです。「うあああ、覚えられない!!」と。

ほとんどノイローゼのような状態だったかもしれません。英語を勉強しなければいけないのはわかっている。受験生でしたからね。でもどうしてもどうしても覚えられないというのです。

単語や熟語というのは、学校では単語帳などを使って覚えるのが主流の方法です。これは、「受験に出る順」で載っているので、それができる人にとっては効率のいい方法ではあります。ですが、そうでない人にとっては苦痛以外の何物でもありません。

こういう場合には、無理して単語帳を使う必要はありません。別記事でも述べていますが、単語帳で覚える場合、欠点もあります。

何よりも、継続できる学習法を選ぶことが大事です。その方法についていくつかご紹介しますね。

 

語源を使って覚えよう

暗記が苦手だという人は、理屈なしに単語を覚えるのが苦手なことが多いです。
なので、「なぜこの単語はこういう意味になるのか?」というところをおさえることが大事です。

その解決策になってくれるのが、語源を調べながら単語を覚えていくことです。

語源は、日本語の漢字の部首と同じようなものだと考えてください。例えば、「林」が木という漢字が2つあります。そこから、木がたくさんある「林」という意味になるわけです。英単語にも似たような原理があります。

たとえば、promoteという単語は、proとmoteという2つの部分からできている単語です。proは「前」という意味。moteはmotionやmoveの mote。ですから、もともとの意味は「前に動かす」という意味です。そこから「出世させる」とか、「促す」の意味が出てきます。

こう考えると覚えやすくなりますよね。

語源を使って覚えるための本や、語源活用辞典など様々なものがありますから、調べてみるといいですよ。

前置詞の意味を理解しよう

熟語というのは、「単語以上に覚えるのが大変だ」と思われています。

でも、動詞のコアイメージと前置詞の意味をしっかり理解していれば、覚えるのが楽になるんです!

例えば、work out。

まずはworkからいきましょう。ほとんどの人が「働く」という意味で覚えていますが、「何かしらの作業をすること」ととらえた方が、応用がききます。workは文脈によって「勉強する」、「機能する」、「うまくいく」など、様々な訳語をとるからです。このような、どの訳語にも当てはまるような動詞の中心的な意味のことを「コアイメージ」と言います

次にoutですが、outは「外へ」という意味があります。この場合は、外に向けて成果を出すことだと考えましょう。

まとめると、次のようになります。

①work→何かしらの目的を持って、何かしらの作業をする
②out →外へ向けて何かを出す

さて、work outには「体を鍛える」「成果を出す」「問題を解く」「理解する」などの意味があります。

workとoutの意味がわかると、なぜこのような意味になるのかがわかりますよね。

これらの訳語をひとつひとつ覚えるよりも、イメージで覚えた方が速いですよ!

 

理屈を知ってから構文を覚えよう

こんな構文を暗記しようとして、苦労した記憶はありませんか。

No sooner had I left home than it began raining.
「私が家を出ると同時に雨が降り始めた」

これもやっぱり、丸暗記しようとするとうまくいきません。理屈をおさえた方が覚えやすいです。

まず、この英文には以下の2つの出来事が示されていることを確認しましょう。

①I had left home「家を出た
②it began raining「雨が降り始めた

次に、soonの意味を考えてみましょう。soonが比較級になったsoonerと、thanが使われていることから、これはもともと比較の構文であることがわかります。

soonという単語ですが、時間的に「すぐ」という意味ですよね。”See you soon!” 「またすぐに会おうね」のsoonです。これが比較級になっています。つまり、上で述べた2つの出来事の時間的な差を比べているのです。

このsoonerにnoがついているわけです。つまり、soonerを否定しているということ。つまり、2つの出来事の間に、時間的な差はないということです。

そこから、「2つの出来事はほぼ同時だ」ということを表す英文になるのです。

「家を出た」「雨が降り始めた」→ほぼ同時に起きた出来事

ちなみに、Iとhadが逆転しているのは、文を強調したいからです。

文法書をまともに読むと、文法用語だらけで頭がこんがらがったりします。その場合は、無理に読む必要はありません。

代わりに、自分の頭で、「なぜこの英文がこういう意味になるのか」を考えてみるようにするといいでしょう。

 

耳と目などの感覚器官を使って覚えよう

暗記のコツ。それは、なんと言っても、暗記の強力な助っ人は、聴覚や視覚などの感覚器官だということを知ることです。

もっと明確に言うと、聴覚と視覚を通じて場面と単語を覚えることが効果的だということです。人間の脳というのは、場所と言葉を組み合わせて覚えるのが得意なのです。

生徒さんに単語帳で単語を覚えてもらうと、単語帳の場所で単語の意味を覚えてしまうということがよくあります。

例えば、「provideは…えーと、第2章の左ページの下の方にあったな、意味はなんだっけ」というようなこと。あなたにも覚えがありませんか?

場所は覚えているのだけど、意味が思い出せない。

こうした現象が起きるのは、脳は場所と言葉を覚えるのは得意だけれども、文字と文字の組み合わせを覚えることは苦手だからです。

これはなぜなのか、ちょっと考えてみればわかると思います。

文化がある程度発達するまで、文字というのは存在していませんでした。はるか昔文字がなかった時代には、場所を覚えることの方がずっと大事だったはずです。道を覚えなければ狩りもできないし、食べ物も得られず、家にも帰れなかったはずです。場所や場面を覚える能力は、生死に関わることですから、本能として身に付いているのですね。

暗記しようなんて思わなくても、初めて訪れた場所の風景は覚えていますよね。たとえ忘れたとしても、2度目に同じ場所を訪れたときに、全く忘れているなんてことはないはずです。一方で単語は、何度見ても思い出せないなんてことはよくありますが…。

逆に言えば、この脳の特徴をうまく活用して覚えればいいのです。

場所・場面、空間的な感覚と言葉を組み合わせて覚える。たとえば、牛の乳を絞っている場面を思い浮かべながら、Cows provide s with milk… と言葉を結びつけるのです。

このように、訳語を覚えるよりも、イメージで覚える方が親和性が高いのです。

参考になりましたか?

単語のコアイメージや前置詞を使った単語や熟語の覚え方については、他にも記事を書いていますので、もっと知りたい方はぜひご覧ください。

 

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