英語学習の見きわめ方と教材を買うときに気を付けるべきこと

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こんにちは 🙂
なみのリズムのアサコです。

英語の勉強をする際に避けて通れないのは、どんな学習法を選んで、どんな教材を使っていくかということですよね。

世の中には、たくさんの学習法や教材があります。お金も時間も限られていますから、全部試すわけにはいきません…!

そこで今日は、その見極めに役立つ方法についてお伝えします。

この見極めができるようになると、英語も自動的に上達します。

更にいえば、英語が上達するだけでなく、コミュニケーション力もUPし、仕事がデキる人になれます。

つまり、いいことだらけなのです^^

それくらい本質的な話をするので、はりきって読んでくださいね^^

 

学習法・教材選びを間違える原因は「勘違い」

いろいろ教材を買ったけど、効果がなかった、難しかった、自分に合わなかった。

いろんなことがありますが、その原因は多かれ少なかれ「勘違い」にあると言えると思います。

自分が思っていたのと違っていた、ということですよね。

そこで、勘違いをなるべく最小限にしたいわけですが…、

そのための方法、英語の学習法と教材の見極めに必要な知識は、たったひとつだけ。

それは「言葉の定義は人それぞれ違う」ということを知っておくことなんです。

それだけです。

 

言葉の定義は人それぞれ違う!

例を出しますね。

私はこのサイトで「リスニングの習得にはリズムを学ぶことが大事だ」と言っています。

「発音も大事だけれど、どちらかというと発音よりもリズムの方が大事である」というのが私の主張です。

しかし、他の英語の先生はこう言っているとしましょう。

「リスニングの習得に大事なのは発音です。まず発音を習得せねばなりません」と。

多分、ここであなたは混乱するでしょう。どちらの言い分が正しいのか?と。

一見、この2つは矛盾しているように感じると思います。

でもね。私もその英語の先生も、言っていることはほぼ同じなんです。

そのからくりは「発音」という言葉の定義にあります。

 

「発音」の定義とは?

「発音」の定義って人と場合によって違うんですね。

普通、私たちが「発音」のことを話題にするときは、「個々の発音」のことを指して言うことが多いです。例えば、「LとRの発音の区別は難しいよね」とかいった具合ですね。

でも、人によってはそうでないこともあるんです。

個々の発音のことだけではなく、リズムやイントネーションも含めた意味で「発音」と言う人もいるのです。

私がこのサイトで「発音」という場合は、「個々の発音」のことを指しています。

しかし、別の英語の先生が「リスニングの習得には発音が大事である」と言うとき、「発音」の定義を発音・リズム・イントネーションを含んだ意味で言っているのだしましょう。

そうであれば、私が言っていることと、その先生が言っていることは全く矛盾しないわけです。

ややこしい話ですけどね^^;

「初心者」の定義は?

さて、「初心者」の定義も難しいものがあります。

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私なりの定義では、中学レベルの英語の知識が身に付いていない人のことを「初心者」と言っていますが、人によっては中学レベルの知識を身に付けている人に対しても「初心者」と言っていることは十分考えられます。

「『初心者向け』『基礎』と書いてある参考書を買ったのに、難しい…!」ということってよくありませんか?その場合、その参考書を書いた人と、あなた自身の「初心者」の定義がちがったということを意味しているんです。

この言葉の解釈のズレのせいで、教材選びや学習法選びに失敗してしまうことがよくあるんですね。

こうしたことを避けるためには、言葉のズレに意識的になることが大事です。

この「言葉の定義」の問題って奥深いものがあるんです。

私は大学時代、論文を上手には書けなかった人なので、えらそうに言えないのですが、論文を書く際は、言葉の定義を必ずはっきりとさせておきます。でないと、読み手によって解釈にちがいが生じてしまうからですね。

言葉の定義は、人によってそれぞれちがいます。

けれども私たちは、自分が使っている言葉の定義を、他の人と同じ意味で使っていると思い込んでいることがよくあります。

これが、いろいろとやっかいなのですよ。。。

 

言葉の定義のちがいは、日常的なケンカの原因にもなっている!

実はこれ、日常的にケンカの原因になってることがよくあるんです^^;

例えば、

妻「あなた、今日は早く帰ってくるって言ったじゃない!(激怒)」
夫「だから今日は早く帰ってきたじゃないか。まだ10時だよ」
妻「10時は早くないわよ!!!」

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上記のケンカの原因はなんでしょうか?

いろいろあるでしょうが、この場合、「早い時間帯」の定義が違ってることがひとつの要因ですよね^^;

奥さんとしては、帰宅する時間を9時くらいにイメージしていたのでしょう。それに対し、だんなさんは、終電になることもあるから、10時というのは自分にとってはかなり早い方だ、と感じているのかもしれません。

こうした言葉の解釈の違いによるトラブルは、周りを見渡せばいくらでもあります。

逆に言えば、言葉の定義のズレに意識的になると、コミュニケーションがスムーズにいきやすくなるということです。

こうしたトラブルは、仕事上でもよくあるはずです。

 

「他人と自分は違う」ことがわからないのは、日本の教育のせい

言葉の解釈はみんなちがうのに、同じだと思い込んでしまっているということ。これは日本の教育の問題によるところがかなり大きいと個人的に考えています。

日本はどちらかというと集団主義の文化に属しているので、「みんな同じであること」を大事にします。実際にちがいは個々であるのだけれど、それを見ないようにしているところがあるんですね。

一方、西洋では個人個人のちがいを明確にします。これは、教育の仕方に表れています。

イギリス人やニュージーランド人に教えてもらったことがあります。どちらの国でも、例えば国語の授業で詩を読むときには、どのように感じたかをそれぞれがシェアすると。

例えば、詩の中に「暗いトンネル」という言葉が出てきたとします。「暗いトンネル」にという言葉に対してどのようなイメージを抱いているかは、みんなちがいます。みんな、それぞれ持っている経験がちがうからです。

人によって感じ方がちがうということを前提条件として、それをシェアしあうような授業を行うんですね。

そこにひとつの解釈を与えようとはしません。唯一ひとつの答えはないわけです。

けれども、日本では、国語の授業の問題では、答えはひとつしかありません。たとえ、ある詩を読んで悲しい詩だと思ったとしても、模範解答が「静かな幸福感を伝えている詩である」ということがあるわけです。

この場合は、自分の解釈が間違っているということになってしまいます。

この答えがひとつしかないという教育が「みんな自分と同じように感じているはずだ」という意識につながっているのではないかと思います。

 

「みんなと同じ」という意識が英語学習に与える影響

ちなみに、この「みんな同じように感じているはずだ」という意識は、英語学習を進めていく上ではあまりよくありません。

このことは、中学生や高校生に自由英作文を書いてもらうとよくわかります。

例えば、「あなたはスポーツをするのとスポーツを観るのとどちらが好きですか?」という問い。

これに対し、学生は明確な理由をすぐには言えないことが多いです。

よくあるのは、「スポーツをするのが好きです。なぜならその方が楽しいからです。」という答えです。

そこには、自分の視点しかない。客観的な視点がないんです。これは作文としてはNGです。

日本語の小論文でもそうですが、英語で英文を書くとき、文法が正しいだけではいけません。話の内容が論理的であることが大事です。つまり、自分の主張に対して、十分な理由づけができることが重視されるんです。

スポーツをするのが好きだと考えている上記の学生さんは、おそらく、スポーツを観るのが好きな人のことを考えたことがないのです。なんでかというと、自分がスポーツが好きだということは、他人も同じようにスポーツをする方が好きなはずだと無意識に思い込んでいるからなんですね。

だから、「スポーツをする方が面白いよ。だってその方が楽しいでしょ?」と自分視点を他人に押し付けてしまう。そのことについて意見交換なんてしたことがないから、他人の考えと自分の考えがちがうということがわからないのです。

でもこれは、そういう教育しか受けていないから、仕方がありません。生徒さんが悪いわけではありません。ただ、訓練が必要なんです。

こうした訓練をしないと、ミスコミュニケーションが起きやすくなります。

 

「みんな同じ」という意識から生じる、教材のうたい文句への勘違い

本題に戻りますが、この「みんな同じである」という意識。

実はこれが、教材のうたい文句に引っかかる格好の対象にもなるのです^^;。

例えば、「聞き流すだけで英語が話せるようになる!」といううたい文句。

大多数の人は、聞き流すだけでは英語が話せるようにはなりません。でも、もともと英語の実力がある人であれば、その教材を聞き流すだけで英語が話せるようになった、ということはありうるでしょう。「中にはそういう人もいる」という意味で、このうたい文句は嘘ではありません。

でも、それがあなたに当てはまるかどうかはわからないんですよ。いや、当てはまらないことの方が多いです。

けれども、ある特定の1人にそういう効果があったとすると、自分も同じようになれるとつい思ってしまうんです。それが、日本人の性なんですね。

ちょっと例を出しますけど、

あこがれの芸能人のファッションを真似るということは、多くの人がやりますよね。昔、安室奈美恵が流行ったとき、彼女のスタイルを真似した「アムラー」が数多く登場しました。

彼女を真似さえすれば自分も彼女のようになれると、世の中の女の子たちみんなが思い込んだのです。

きれいな髪のモデルが宣伝しているシャンプー。そのシャンプーさえ使えば、自分も同じようにきれいな髪になれる…。ついつい、そう思ってしまうもの。

でも、ちょっと考えればわかるんですけど、それは錯覚ですよね!

実際どうでしたか?髪の毛の質なんて、大して変わらないですよね。アムラーだって、似合わない人が多かったと思いませんか?^^;(この記事の読者さんの中に、もし真似していた人がいたらごめんなさいね^^;)

真似することでかえって、自分の魅力を失ってしまうこともあるんですよ。気を付けてくださいね~。

話を戻しますが、英語教材も同じで、ある人に効き目があったからと言って、あなたにも同じように効き目があるとは限りません…。

他人とあなたは決して同じではないのです!!!

 

教材のうたい文句を批判的にとらえてみよう

さて、以下、うたい文句をちょっと批判的にとらえてみましょう。

○「10分あれば英語が聞き取れるようになる!」

→短い英文であれば、10分解説を聞けばその文だけは聞き取れるようになるので、決して嘘ではありません。でも、10分あればどんな英語も聞き取れるようになるんだ、と思わせてしまう要素があります。

○「この教材に取り組んだところ、小学校2年生なのに英検2級に合格!」

→帰国子女でもともと英語ができる子であれば、その教材でなくても英検2級に合格できることは考えられます。前提条件は人によって違います。

○「3日間私にください。それで英語がしゃべれるようになります!」

→いくつかフレーズを覚えれば、レストランで英語で注文くらいはできるようになるかもしれません。「3日あれば外国人とどんな話題でも話せるようになる」とは言っていません。

○「ある日突然英語が聞き取れた!」

→ある日突然ある1文だけ聞こえた、ということはよくあることかもしれません。これも、突然すべての英語が聞き取れるようになる、とは言っていません。

つまり、どのうたい文句も嘘は言っていないんですけど、勘違いさせる要素が多いんですね。

教材そのものが悪いわけではないですよ。有名な教材はそれだけあって、それ自体素晴らしいものが多いです。でも、うたい文句にまどわされて、教材の効果に期待しすぎないようにしましょうね。

どの教材を使おうが、最終的には自分の努力がモノを言います。

あっ。私もうたい文句言ってこのサイトで教材販売してるので、同じように突っ込んでみてくださいね(笑)

 

言葉の定義を意識して、論理能力を身に付けよう!

このような力をつけ、英語学習をみきわめ、教材をみきわめる力を持ったとき、英語の力も上達します。

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それは、適切な学習法や教材を選べるようになって効果的に学習ができるようになるから、というだけではなくて、英語に不可欠な論理的能力が身に付いたということだからです。

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もっと知りたかったら、ぜひ目を通してみてくださいね^^


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