英語力が上がらないのはその癖のせいかも?英語が伸びない人の特徴

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随分と英語を勉強しているのに、なかなか成績が伸びない、TOEICのスコアが伸びない、そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

ひとつ原因として考えられるのは、適切な学習法を知らず、独学で間違った方法で学習しているために伸びないという例があります。

これに対する対処法は簡単です。適切な学習法を知ることです。適切な学習法を知って、そのやり方に沿ってきちんと学習量をこなしさえすれば、英語は必ず伸びます。

適切な学習法については、このサイトでヒントをいくつも提示しているので、関心がある人はぜひ関連記事をご覧ください。

 

行動・習慣の癖によって英語力が伸びない人

さて、今回取り上げるのは、情報不足のために英語の実力が伸びないというパターンではなく、どちらかというと、行動・習慣の癖によるものです。やっかいなのは、適切な学習法を知っているのにもかかわらず、何らかの原因で、いくら勉強しても英語が伸びないという場合です。

私はマンツーマンで英語を教えて5年以上になりますが、このマンツーマンというのは、ある意味生徒さんにとって最後の砦になる場合があります。学校で授業についていくだけでは伸びない、そのそも学校の授業についていけない、通信教育を受けても伸びない、塾に行ってもついていけない。何をしてもダメな場合の最後の手段が家庭教師になることがよくあるんです。

塾や学校でいくら勉強しても成績が伸びない理由は、集団教育の限界にあります。集団でやる以上、自分には合ってないレベルの宿題や勉強が課される場合も多くありますし、自分にとって合っていない説明ややり方がなされているかもしれないからです。

その点、家庭教師などのマンツーマン指導のいいところは、ひとりひとりに合わせた学習法を提示できるというところにあります。しかし、家庭教師をつけてさえも、成績がなかなか伸びないということは結構あります。それは、教師の教え方がまずい場合ももちろんありますが、生徒さんの性格による原因も多々あるのです。

ここでのポイントは、資質ではありません。実力が伸びるか伸びないかは、多くの場合、頭の良し悪しではないです。性格、思考の癖、勉強の仕方などの癖が大きく悪影響を及ぼしていることがあります。

私が今までに教えて、どうにもこうにも成績を上げることが難しかった例を挙げます。

 

成果が出るまで待てない

…英語学習を初めて、成果が出るまでは時間がかかるものです。それも、時間と比例して伸びていけばいいのですが、そういう風にきれいな曲線を描くような形で英語力が伸びていくということはあまりありません。ずっと伸びなかったり、伸びたと思ったら下がったりする。でも、長期的に見ると伸びているパターンというのがよくあるのです。そうしたことに目を向けられず、目の前の下がった上がったで一喜一憂しがちな人は、成果が出るまで忍耐強く学習を続けられないため、挫折するパターンが多いように思います。

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目の前の結果に惑わされないようにしましょう。長期的な視点で、自分の実力がどう変わっているのかを冷静にチェックしてください。テストの点数では単純に測れないことも多いので、英文を読んだ時の感覚や、スピードを図ってみるなど、スコア以外の指標も持っておくといいと思います。

 

自分のやり方にこだわる

…自分にとって心地よい、なれている方法がある場合、それがたとえ間違っていたとしても、そちらを貫いてしまうことがよくあります。「そのやり方だとうまくいかないから、やり方を変えて練習してみて」とアドバイスをしても、何らかの理由でそれが実践できず、自分にとって慣れたやり方に戻してしまうのです。

たとえば、英文を読むときにうしろから返って読む、いわゆる「返り読み」をしてしまう人がよくいます。しかし、これは絶対にNGです。さかさまから英文を読んでいるネイティブなんていませんし、いくら語順が違うからと言って、アメリカ人が日本語をさかさまから読んでいたら、私たちは笑うのではないでしょうか。

ここでやっかいなのは、中学生の定期テストレベルの問題であれば、返り読みが有効であり、いい点が取れてしまうという点です。しかし、リスニングやスピーキングをしようと思った場合、これでは絶対に上達しないわけです。なのでやり方を変えなければいけないわけですが、なまじっか返り読みでいい点を取れてしまった経験があるために、やり方を変えるのが難しい場合があります。

人間って楽な方に流れてしまうものです。楽なやり方、すでに慣れているやり方に戻っちゃうんです。それは仕方ないです。でも、今のやり方のままで続けていて本当にいいんでしょうか?これ以上時間を無駄にしていいんでしょうか?うまくいかないんだってわかっているんだったら、気合い入れて、今のやり方を変えてみませんか?せめて一か月、新しいやり方を試しみませんか。きっと、新たな世界が開けます!

 

ダメな自分を認められない

…がんばったのにテストでいい点が取れないというのはつらいものです。そこで、いい点が取れなかった理由を、あれこれ言い訳したくなることってないでしょうか。

「今回は時間が取れなかったから仕方ない」。「忙しくて単語を覚えられなかったから」。「あのとき頼みごとをされたから勉強ができなかった」などなど。言い訳すると、プライドが傷つかなくてすみます。なぜかというと、「○○をした状態だったら、いい点が取れたに違いない」という可能性を作ることができるからです。そうすると、できなかった自分は本来の自分ではないと考えることができるので、「できない」自分を認めなくて済みます。「今回は○○をしなかったからできなかった」と条件を付けることで、楽になるんですね。

問題なのは、言い訳をすることで終わってしまい、その先に進めないことです。これでは、問題を先延ばしにしているだけです。そもそも、「なぜできなかったのか」を探らないと、問題は解決しません。「~したらできたはずだ」と仮定しても、それは仮定なのであって、事実はできなかったということです。そこを認めないと何も始まりません。

できない自分、できなくてダメな自分、全然オッケーじゃないでしょうか。「できねーな、自分!」ってところから始めると気が楽になるものです。世の中で英語教材を売っている人って、みんな「いかに自分ができなかったか」を自慢してますよね。私も例外にもれず、できなかった自慢してますけど。。(笑)。

私の知人が言ってました。

「できないことこそが価値なんだよと。」

今あまりにもできない状態だったら、笑ってください。これ以上落ちることはもうありません。これからは伸びていくだけです。伸びたら、「今のあまりにもできない」という状態が財産になります。将来自慢できます。最初からできる人の話なんて聞いてもありがたくないですから。そう考えたら、ちょっとやる気が出てきませんか?

できない状態だって大丈夫、そんな自分だって受け入れられる。そんな状態になれたら、冷静に、どこが弱点なのか、何ができないのかを分析してみてください。そこからすべてが始まります。

 

人のアドバイスに懐疑的

…世の中には不思議なことがあって、成績を何とかしたいと塾に来ているはずなのに、先生が言うことにとにかく懐疑的な場合があります。「えっ、それ、本当ですか?」みたいな…。「そもそも、嘘言ってどうするんだー」って感じですが…。

これも先ほどの話と似ているのですが、新しい知識に懐疑的、よく知っていることしか信じられない、という人は今までの自分のやり方を変えられないので、やはり英語の実力が伸びにくいことがあります。

それから、わかってないことを「自分はよくわかっている」と思い込んでしまっていることもよくあります。「そんなのもう知っているよ」という感じですね。しかし、わかっているようで、実は理解できていないことって多いんです。何かでつまずくのは大体そこに原因がありますね。

「実は自分は理解できていないかもしれない」、「自分にはまだ知らないことがある」と思える人、つまり常に思考に柔軟性を持たせることができる人、新しい可能性を受け入れられる人は、学ぶのが上手なように思います。

 

難しいことばかりやりたがる

基礎練習より、応用練習の方が好き。筋トレより、試合の方が好き。これって、人間の心理だと思います。英語でも同じことが当てはまります。

簡単な問題を解いていると、自分は初心者レベルだと思って、悲しくなることがあるかもしれません。でも、難しい問題を解いていると、「自分はこんなに難しい問題に取り組んでいる、自分、頑張ってるな!」と思えてしまうことがあります。たとえ、それが全く解けなかったとしても。。。

「難しい問題を解いている自分」に酔ってしまうんですね。これ、結構危険です。

難しい問題を解いていても、自分の実力が上がるわけではないのです。例えば、1時間かけて、辞書を引いて、100語程度の英文をなんとか読んだところで、根性は身に付くかもしれませんが、はっきり言って、実力は上がりません。文法をそもそも理解できていなければ、読んだ英文は知識になりませんし、辞書を引いたって、その単語を覚えなければ、次も同じ単語を辞書で引く羽目になるだけです。英文を読むために必要なスピードや、英語を前から読んでいく、フレーズ意識を持つような練習をしなければ、読解力は上がりません。

難しい問題を解くのが好きな人ほど、基礎の勉強をするのを嫌がります。これが非常に厄介です。

しかし、一番大事なのは基礎なんです。何かにつまずくとしたら、基礎が本当の意味で理解できていないからです。

基礎=簡単と思っている人が多いと思いますが、とんでもありません!基礎って、本当は難しいんです。

例えば、中1の最初に習う現在形を、高校3年生の受験生のうち、一体何人が本当の意味で理解していることか、、、。私の感覚ですが、10人中1人いるかいないかです(!)。偏差値68とかある子ですら、わかってなかったりするんですよ^^;

あなたは、どんなときに現在形を使うのか、説明できますか?

「現在」の意味で使う?そうとも限らないですよ…

I get up at six every morning. 「私は毎朝6時に起きます」

これは、今日のことでも明日のことでも、明後日のことでもありますよ!今日だって、明日だって、6時に起きるんです。昨日だって6時に起きたわけです。今のことだけを指しているわけではないですよね。

そう、現在形は、普段行っている習慣を指すんです^^初耳でしたか?

わかっているようで、わかっていないことっていくらでもあるんです。

だから、「つまずいたら、基礎に戻れ

これに尽きます!

以上、英語力が伸びない人の特徴をあげてみました。

当てはまる人には、不快な思いをさせたかもしれませんが…^^; いかがでしたか?

この記事では、具体的な解決策というよりも、勉強の姿勢、勉強への取り組み方の話をしました。しかし、ここに書いてあることを実践したら、いろんな変化が起きてくるはずです。ぜひ参考にしていただければと思います。
P.S
英語の実力を上げたいが、どうしたらいいかわからないという方へ。
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