あなたのライティングが上達する、ちょっとしたコツ②

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なみのリズムのアサコです。

1分豆知識のコーナー、今日はライティング上達のためのコツ②です。

この記事を読んで意識を変えるだけで、あなたの英文が上達しますよ!

①を読みたい人は下の記事をどうぞ^^

あなたのライティングが上達する、ちょっとしたコツ①

英作文を書くことの難しさってどこにあると思いますか?

文法が使いこなせないから?語彙やフレーズを知らないから?

確かにそれもありますが、実はそれ以上に、日本語と英語の表現形式の違いが大きいんです。

言ってみれば、文化のちがいですね。

でも、文化の違いって、なぜだかわからないんですが、学校ではあまり教えてくれません。でも、ちょっと知っているだけで、随分英文の書き方が変わりますよ^^

今日はそのお話をしていきますね。

 

1. 日本語は、あいまいになりがち。

最初に例を出します。

生徒さんに英作文を書いてもらうと、こんな文章が出てきたりします。

If it rains tomorrow, I won’t meet my friends.
「もし明日雨が降ったら、私は友達には会いません」

文法的には正しい英文です。

でも、この文だけだと、文脈的にはちょっと「?マーク」がつきます。

(なんで、雨が降ったら友達に会わないのかしら…?)

って思いませんか?

ここで、日本人なら推測するはずです。

(自転車を使わないと友達の家まで行けないから、雨が降ったら会いに行けないということかな?)

とかね^^;

この文だけでは、意図がよくわからない。その意味であいまいな文だと言えますね。

一方、英語ではあいまいさは良しとされません。何かを主張したら、必ず理由をつけることがお約束。なので、ここでも、…I won’t meet my friends, because….というふうに、相手にきちんと理由を明示しなければなりません。

日本語だと、特に会話だと、理由を省略したり、ぼやかすことってよくありますね。その感覚のままで英作文をすると、相手に伝わりにくい文章になってしまうわけです。

 

2. 日本語は言葉にしないことが美徳、英語では言葉にすることが常識

さて、日本語ではなんであいまいになりがちなのでしょうか。

例えば、次のような会話、よくありますよね。

「あの人ってちょっと…ねえ。(嘘をつくことがよくあって、うまく付き合うのが難しいわ)」
「うん、なんか微妙だよね(わかるわかる、私も同感!)」

「今日は学校はどうだった?」
「うん、普通かな(本当は友達とケンカして嫌な思いしたんだよね)」
「あら、そう(まあ、不機嫌そうな顔してるわ。今日はそうっとしておいてあげようかしら)」

日本語って・・・・すごく、行間を読みます!

少ない言葉数で、いかに相手の思いや考えを推測できるか。日本では、それができる人が「気配りのできる人」として評価されますよね。

それができないと、逆に「空気が読めない人」とされてしまいます…。

日本語では、いちいち言葉にするのは野暮だという感覚があるんですね。

でも、英語では逆。

言葉にしなければ、相手には伝わらない」というのが原則なんです。言葉にしていないのだから、こちらとしてはわからないのは当たり前。なんてロジカル^^;

ライティングにおいても、自分にとってはどれだけ自明なことであっても、相手には「自明ではないかもしれない」ということを前提に作文をしていきます。

ですから、日本語よりも英語で書くときの方が、自然と言葉数が増えるし、説明が増える傾向にあります。

(日本語で論理的文章を書く場合でも同じなんですけどね!)。

 

3. 日本は高文脈文化、英語圏は低文脈文化

さて、こうした表現形式のちがいはなぜ生まれるのでしょうか?

それは、文化の違いにあります。

例えばアメリカは、「人種のるつぼ」と称されるように、いろいろな場所からやってきた人たちが集まった国です。白人、黒人、アジア系、スペイン系などなど、いろんなバックグラウンドを持った人たちなので、「みんなちがって当たり前」。宗教も違えば、文化も生活習慣も違う。

この社会では、「他人と自分は違う」ということが大前提としてあります。なので、説明しなければ、自分の考えていることは相手に伝わらないのが当然だと考えます。

一方日本は、みんな同じ「民族」系統と文化に属しているので、「ちがう」という感覚があまりありません。みんな日本語しゃべれますし、みんな同じような顔をしていますし、同じテレビ番組やニュース番組を見ています。文化的に共有しているものが多いので、「みんな同じ」という感覚が強いのです。「同じ」なのですから、特に説明しなくても相手はわかってくれるものとして考える傾向があります。

更に、日本には集団を尊重する文化があります。「出る杭は打たれる」というように、グループの中からはみ出してはいけない、一人だけちがうことをしてはいけない、目立ってはいけない…そういう雰囲気がありますね。また、自分が本当に思っていることを口に出したら、場が乱れてしまうという怖さがあります。集団の調和を重視するのです。なので、本音を言うことは滅多にありません(「本音と建て前」の社会)。はっきりと自分の考えを主張することが難しいので、自然と説明は少なくなりますし、表現はあいまいになります。そのあいまいな表現から、相手の意図することをくみ取り、コミュニケーションをはかるのが日本のやり方です。

・日本語では、言葉にされたもの以上のことを理解し、汲み取ろうとする。
・英語では、言葉にされたことだけが理解される。

前者を「高文脈文化」、後者を「低文脈文化」と言います。日本は高文脈文化に属し、英語圏は低文脈文化に属します。

このちがいを理解せずに日本語感覚で英文を書くと、英作文が英語でなくなります(泣)。

 

4. 「第三者」の視点を持って英文を書こう!

ということで、英作文をするときには「低文脈文化モード」に頭を切り替えることが必要です。

具体的には、以下のことを徹底してください。

①主張したら、必ず理由を明示する
②あいまいにならないように、なるべく具体的に説明をする
③自分視点だけにならないように、第三者の視点を持つ

この「第三者の視点を持つ」ということはとっても大事です。

至極当たり前のことなんですが…^^;

「外国人が読むのだ」ということを前提に書きましょう。

学校では、日本人の先生が英作文の添削をしてくれるかもしれませんが、それでも「自分のことを何も知らない外国人が読むのだ」という前提で英作文をしてください。

そうすれば自然と文章も具体的になりますし、理由もつけますし、自分中心的な書き方にはならないはずです。

他人が読んだら、どう感じるか。相手が理解できるかどうか。

その意識を常に持ちながら、自分の英作文をよく読み返してみましょうね^^

それではまた!