問題を解いてみたら、あれれ、これもこれもこれも不正解…。
そんなことがあると凹みますよね^^;
そんな魔の状況(?)に陥りやすいのがPart5ではないかと思います。
事実、TOEICのPart5の問題が苦手な人って結構多いのです。
だから、自分は少数派ではないと思って、まずは安心してくださいね。
さて、Part5の問題をどう解くかについてですが、解き方については、いわゆるテクニック本でよく紹介されています。
例えば、この本とか↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4757426747/
また、スクールとかでTOEIC対策講座とかに出席すれば、講師の人が解き方を丁寧に教えてくれます。
もし、あなたがこうしたテクニックなどを学んだことがないというのであれば、本を買うなりスクールに通うなどして、一度教わってみるといいと思います。
どう解くのかについては、私はあえてここでは書きません。
なんでかというと、他の人がたくさん説明しているからです^^;同じことを、ここで書いてもね。。。私としては、他の人が書いていないことをなるべく記事にすることがポリシーですから^^
解き方を知りたい人は、「Part5 解き方」で検索してみてください。いっぱい出てきます。
さて、私からアドバイスするのは解き方ではありません。解き方を教わって解けるのなら、みんな苦労はしないはずなんですよ。
問題なのは、こうしたテクニックを教わっても、問題が解けない人が結構いるということなんです。
私の指導経験だと、そういう人は少なくないです。
どうしてなのか?
それは、下の記事を読んでもらうとわかるはず。
文法って、いわば理屈です。理屈で物事を理解することが得意な人もいれば、苦手な人もいます。いい悪いではありません。
文法問題が苦手な人は、文法問題ばかり解いていると、逆に悪循環に陥ってしまうことがあるのです。ですから、文法だけに固執せず、英文にたくさん触れることの方を優先してみてください。その中で、英語ならではの表現に慣れていくようにするのです。
理屈だけで物事を理解するよりも、練習をたくさん積む中で自然とわかってくることを大事にする。そういうやり方の方が早く上達する場合がかなりあります。
事実、古川さんの「英語多読法」の本に、文法の説明を中心とした精読練習を多くさせた生徒と、多読を中心とした学習をさせた生徒とで比較した場合、最初は精読練習した生徒の方が文法が早く上達したが、後者の生徒もあとから遅れて文法が上達したということを書いてあった本がありました。
つまり、文法ばかりやらず、英文に大量に触れる練習を優先して学習すれば、後々文法もきちんと上達するということなんです。
結論は、Part5が苦手なら、Part5は後回しにしましょう!ということ。
スポーツを考えてみてください。
シュートがうまくなりたいと思って、シュートばかり練習していても、上達するとは限らないんですよ。場合によっては、シュートをするための体づくりの方が大事なこともありますよね?
英語でも同じなんですよ。普通の人は、Part5ができないからと言って、Part5の問題ばかりを練習しようとします。でもそういう人は、そもそも問題を解くための基礎体力がないことが多いんです。
だから、英文をたくさん読んで、英語の全般的な能力を上げるように学習するのです。そうすれば、結果としてPart5もできるようになるというわけです^^
多読については、こちらの記事をご覧くださいね。
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