英語マスターは実際「無理ゲー」?勉強するときに知っておきたいこと

こんにちは。
海外留学せずに英検1級を取得した、なみのリズムのアサコです^^

「こんなに勉強しているのに、英語が話せるようにならない。
先日も、ネイティブの会話についていけなかった。。。」

こんな風に思って、落ち込んでいる人はいませんか?

英語を真面目に勉強することはいいことです。

が、あまりにも熱心になりすぎると、英語を話せるようになりたいという期待もそれだけ大きくなります。こうした期待は大きなストレスになりますので(詳しくは英語の勉強が「ストレス目標」になっていませんか? を参照)、メンタル的によくありません。

ですから、上記のように落ち込んでネガティブになるのは絶対ダメ!なんです。

私も昔同じ気持ちを抱いていたので、この状況はすごくよくわかります。でもこういう風に感じること自体が、まったくもって間違った見方なんです。

落ち込むくらいなら。英語の勉強がどうしても楽しめないのなら。
英語の勉強はやめてください。

自分の人生の限られた時間がもったいないです。
もっと楽しいことに自分の時間を使うべきです。

ということを、この記事ではお話します。

1.英語マスターが「無理ゲー」なわけ

なぜ、間違った見方なのか。

乱暴な論理であることを承知で言いますが、ネイティブ・スピーカーっていうのは、野球で例えれば、プロ野球選手みたいなものなんです。

プロ野球選手に囲まれて、素人が試合をしたってうまくプレーできません。でも、それが当たり前じゃないでしょうか。

生まれたときから環境がちがうんです。英語に囲まれた環境で、英語に毎日触れて、英語を毎日話しているんです。そんな人たちと、たかだか中学で英語を始めて、1日1時間勉強するかしないかの環境で育ってきた私たちと比べちゃいけないんです。

課金ゲームでたとえるなら、ネイティブは重課金者ですね。私たちは、無課金でひたすら頑張っているようなものじゃないでしょうか。それくらいハンデがあります。

ということを考えればわかると思うんですが、ネイティブ並みに話せるようになることを目指して英語を勉強するのは、そもそも「無理ゲー」です。

できる人もいますが、あくまでもまれです。

2. 英語の勉強に終わりはない

英検1級やTOEICでの高得点取得は、英語学習の最終的なゴール、つまり、ゲームで例えればラスボスを倒すイメージですよね。

が、英語学習のツライところはそれで終わりではないということです。「ラスボス倒してみたら、実はもっと強敵がいた!!」っていう世界なんです。

実際、TOEIC(R&Lテスト)で満点取れたらペラペラに話せるってわけではないし(逆はあるにしても)、自動的に映画などの英会話がすべて理解できるようになるわけではありません。

TOEICはビジネス英語、英検は社会性のある話題に特化した試験です。だからこれらをマスターしたとしても、英語全部が理解できるわけではないんです。

でも、ここを勘違いしてしまう人が多い。

英検1級取れるくらいの英語力が身についたら、全てにおいて英語がペラペラになれるんじゃないか。そんな気がしてしまうわけです。

いや、実際二次試験ではスピーチがあるわけで、そこを突破できるということは、そこそこしゃべれる能力はあるのですが、でもすべての分野でペラペラかっていうと、そんなわけはないです。さっきも言ったとおり、英検は社会性のある話題に限られているので、会話ができる分野としてはせまいんです。

考えてみてください。中学生くらいの日本語の国語の教科書「だけ」なら、スラスラと読める外国人がいるとします。この人の日本語力は実際、かなりのものでしょう。でも、この人がアニメやネットの掲示板の日本語を100%理解できるかどうか? はわからないですよね。

「私英語できるー!」って思ってスラングだらけのアニメを見たら、わからない言葉だらけで撃沈するという(私の実体験^^;)のは私だけではないはず。

その意味で、英語って本当に強敵ですよね。

3. 草野球を楽しむつもりで英語を楽しもう

繰り返しますが、「TOEICや英検を突破できたら、英語がペラペラになれるんだ(=英語に関しては何でも万能になれる)」とは決して思わないでほしい、ということです。

私たちは、頑張ってもプロ野球選手にはなれない。
でも、草野球なら、誰でも楽しめるんです。

難しい話はできなくても、ちょっとした会話なら楽しめるし、自分が得意な分野だったら、自分がリードして会話を進めることだってできる。

プロ野球選手になれないからって落ち込んでしまうようだったら、野球の練習なんてやめたほうがいいですよね。英語も同じ。英語の勉強って本当に時間がかかるんです。本格的にマスターしようとしたら、単語は1万語くらい覚えなきゃいけないし、文法も覚えること多いし、覚えるだけでなくて、聞くようにも書けるようにも話せるようにもならないといけない。

野球をする人のほとんどは、プロを目指しているのではないはず。野球そのものが楽しいから練習していると思うんです。同じように、英語の勉強をするなら、身につけた英語力でできることを楽しむつもりで勉強するといいです。

それができないなら、勉強なんてやめたほうがいいし、他に自分が得意なことや好きなことを磨く方に時間を使ったほうがずっといい。むしろ、そっちのほうが大事です。英語力がなくたって、自分の得意なことで外国人とコミュニケーションはできるんですから。

4.英語がそこまでできなくても、仕事はできる

英語が仕事で必要だからと勉強している人にも同じことが言えます。ネイティブレベルになるまで勉強しろなんていうのは土台無理な話で、会社もそこまで求めてないはず。自分の仕事の能力+ちょっとの英語力で、外国人と交流しつつ、自分の能力を発揮して、できることをしたらいいと思うのです。

私がお世話になっている会社の社長は、英会話力はそこまでありませんが、それでもアメリカまで出かけていき、現地で外国人採用のための面接を行っていました。別に英語がペラペラでなくても、仕事はできるんですよね。英語を使って仕事ができるかどうかは、英語力よりも人間力なのかもしれません。

外資系企業に勤めているけれど、英語を全く使わない部署にいる人もいます。仕事で英語が必要だと言われていても、使わないで逃げることだってできるんです。

もちろん英語ができた方が、今の世の中では確実に利点にはなるでしょうが、できなきゃ生きていけないわけではありません。

4.結論

で、結論なのですが、「英語に関しては何でも万能になれる」という魔法はありません。そうした目標を持って勉強して、落ち込むのはやめましょう。それは、「無理ゲー」に時間をかけて、クリアできないと嘆いているようなものです。そんなゲームはやめてしまったほうがいいんです。

でも、「それでもやっぱり英語を勉強したいんだ」と思うなら、誰でもできることはあります。それは、自分の好きな分野や得意な分野の英語を勉強して、自分の趣味やできる範囲で英語を楽しむことです。

そこで私が特にオススメしているのは、リスニングです。

文法や難しい長文の勉強だと、イヤになってしまう人も多いでしょう。でも、リスニングはちょっと違う。動画や音楽をからめられるから、楽しみながらの勉強がしやすいのです。

特に、音の聞き取り、英語独特のリズムをマスターすることをオススメしています。これができるようになれば、英語がペラペラに話せなくたって、ネイティブのようにカッコよく洋楽を歌うことならできるようになりますし、ちょっとしたフレーズをスラスラって言うくらいなら、誰でもできるようになりますよ。

その方法については、このブログにたくさん書いていますので、他の記事にも目を通してみてくださいね。

それではまた^^