リスニング力UPを阻害する精神的要因とは?

こんにちは^^

リスニングが苦手で仕方がなかった、なみのリズムのアサコです。

今でこそ、リスニングは本当に得意!で教える立場にありますが、昔はあまりにも苦手で、相当なコンプレックスを持っていました。

筆記試験は得意なのに、リスニングになると全くダメだったんです。

実は、英語を教えるようになった当初(約10年前)ですらリスニングが苦手だったので、生徒さんにリスニングを教えなきゃいけないときは冷や汗でした。「自分よりも、生徒さんのほうが聞き取れてるんじゃないの?(汗)」と思うこともしばしばでしたから。

リスニングって、できる人とできない人にハッキリと分かれるといえます。

英語の音を聞き取る能力自体は、英語ができる・できないとはあまり関係ないところにあるような気がしています。英文は読めるのにリスニングはできないという人がいる一方で、文法は苦手だけどリスニングは結構できちゃう人もいますからね。

「できるできない」は、メンタル的な要素と物事の認識の仕方のクセが大きく影響しているような気がするんです。

そこで今回は、リスニングが全くできなくて悩んでいた時代のことと、リスニング力を阻害していると思われる、メンタル的な要因についてです。

1.私のリスニング能力が低かった原因

リスニングができない物理的要因はハッキリしています。それは別記事ですでに書いているので、今日はメンタル的要因の方について書いていきます。

今思うと、私がリスニングが苦手だった要因は、

  • 完璧主義
  • ちょっとコミュ障(苦笑)
  • 聞こえるものよりも見えるものを重視する

の3つです。

まずはひとつめなんですけど、完璧主義。これがいけなかったです。

例えば、英文を訳すのは得意なんです。英文を見て、持っている文法知識に忠実に、部分部分を訳していく。間違っていないかどうか、2・3度チェックする。こうすれば、テストだったら確実に点が取れるわけです。

英文を読むのであれば、わからない単語があっても辞書で調べることができます。1回読んでわからなければ、2度読み3度読みして、意味をじっくりと考えることができる。

これって、とっても安心できるんですよね。

一方で、リスニングは「音」ですから、流れていきます。流れてしまって、手元にデータが残らないんです。だから、なにかつかみどころがない。わからない単語があってもすぐに調べられないし、自分が理解した内容で合っているのかどうか、聞き終わった直後は確かめる術がない。

これって、完璧主義的な傾向のある私にとって、とってもモヤモヤする状況だったんです。聞き取れないから尚更なんですよね。

言い換えると、慎重な性格だからそうなってしまうわけなんですが、そうでない人にとっては、「大体理解できればいいや」って思うから、別にとりたてて問題ない。そういう人は、特に抵抗感なく、リスニング学習を続けていくことができます。

こう考えてみると、リスニングができないのは事実だとしても、それ以上に、「聞き取れないモヤモヤ感があることが受け入れられない」という完璧主義的な思考こそが、リスニングの苦手意識に拍車をかけていたように思います。

同じような人、いませんか?^^;

2.ちょっとコミュ障(苦笑)

そして、この完璧主義的な思考は、「ちょっとコミュ障(苦笑)」っていうところへもつながっていきます。

その場で流れていってしまう英語の音、わからないところがあっても確認できないもどかしさ、会話の相手がいるというプレッシャー。

これらが重なって、「外国人と会話するのが億劫だ!」という思考になっていきます。メールやチャットならいいけど、対面での会話は疲れる~~~~~!!!という感じです。

実際、リスニングができなかった頃の私は、外国人と会話しようとすると、もう本当にヘトヘトになってしまっていました。

ここで、悪循環が始まるわけです。「スピーキング強化したい」→「なら会話しなきゃ」→「でも外国人と会話すると疲れる。。。。。」という。

これもよくよく考えてみると、完璧主義とは対極にある「いい加減な」人は、英会話をするとき全く疲れないんです。別に自分の英語がそれほど通じなくても、相手の言っていることがそれほどわからなくても、そういうもんだと思っていて気にしないので、外国人を見たらどんどん話しかけていって、その場で学習していきます。

完璧主義的な私がどうして疲れるかというと、相手の話を完璧に理解せねば、自分の話を完璧に通じさせねばと思い、ハードルを高く設定するので、実際思うようにいかないと「こんなに勉強してるのに、通じない、相手の言うことがわからないー!」と勝手に落ち込むことになります。

余談ですが、香港に旅行に行ったときのことです。1000ドルを電子マネーにチャージしてもらおうとお店に行きました。しかし、thousandが通じなかったんです。それ以外の英語は問題なく通じましたが、なぜか、thousandだけ何回言っても通じないんですよね。

「あんなにthの発音練習したのになんで通じないんだぁぁ!」とちょっと落ち込みました(笑)(今でも完璧主義的です。。。^^;)

でも、ポケトーク(※ポータブルの翻訳の機械)を使ってしゃべってみると、機械にはちゃんと認識されるんです。じゃあ、なんであのおばちゃんには通じなかったんだろーって思うわけですが。。。

一方で友人は、自分の英語が通じないと、「もう耳が悪いんだから!アジア人の発音全然わかってないよね」と相手のせいにします。

これくらいが健全なのかもしれませんね^^;

3.聞こえるものよりも見えるものを重視する

私は、リスニングの授業では、生徒さんになるべくスクリプトを見せず、耳だけで聞いて理解するようにしてもらっています。が、すぐにスクリプトを見ないと気がすまない生徒さんが時々います(こういう人は完璧主義の傾向があります)。

完璧主義だと、耳で聞いたものは不確かなので、目で見えるもの、つまり英文スクリプトに頼るようになります。

ここで問題なのは、見えるもの(つまり英文スクリプト)を重視すると、ますますリスニングができなくなるということです。

というのも、英語は、書かれているようには決して発音されない(これすごく大事!)からです。

繰り返しますが、英語は決して綴りどおりには読まれません。

英単語は、思ってもみないような発音になっていることがしばしばあります。

だから、英文スクリプトを見るだけでは、英語を聞き取れるようにはならないんです。

4.それでも完璧主義を捨てられない人は?

「英会話では間違いを恐れてはダメだ」、とよく言われます。

リスニングにしても、これまで書いてきたとおり、不確かさをある程度受け入れていかないと上達が難しくなってしまうんですが、「そんなこと言われても。。。」という人もいると思います。

だって学生時代には、「テストではミスをしないように」とさんざん言われてきたわけで、正確さと確実性を重視してきたのに、急に反対のことを言われたら戸惑いますよね。

完璧主義は悪いことではなく、翻訳や正確さを求められる読解においては、すばらしい能力を発揮することができます。

ただ、それが、リスニングやスピーキングの場面では、やり方によってはマイナスに働いてしまうこともあります。

ここでの大きな問題は、「音は目に見えない」ということです。目に見えないから、目でチェックすることができません。そのこと自体が、完璧主義傾向のある人にとってはつらいのです。「なんとなくこんな風に聞こえるでしょ」って言われたって、納得できないわけです。

そこで、私はなんとかして、不確かな英語の音を可視化したいと考えました。英文スクリプトからは決して見ることができない、英語の発音変化を図で示せればいいわけです。考えてみれば、音は波でできています(音は空気の波動現象)。波で表せば、音は目に見えるようになります。そうすれば、英語の発音変化がどのように起きているのかがわかるようになります。

この記事の内容に当てはまるという人、英文スクリプトと聞こえ方のギャップに悩んでいる、完璧主義の傾向があるかもしれない人にとっては、波の図がリスニング力UPに役に立つはずです。

気になる人は、教材や講座をぜひチェックしてみてください!^^

https://naminorism.com/shop/html/

それではまた^^