英文を読むには文法学習が必要。では、リスニングの場合は?

こんにちは、なみのリズムのアサコです^^

今日の記事では、リスニングが伸びなくて悩んでいる人に、実力を上げるヒントをお伝えしていきます!

ヒントは、「何を勉強するか」にあります。

読解にしても、文法にしても、なかなか伸びないという人は、学習法を見直す必要があるのですが、リスニングについてはちょっと特殊かもしれません。中学校や高校では教えてくれない部分が大きいからです。

リスニングを学習する際に、何が必要なのか?今回はこのテーマについてお伝えしていきます。

1.そもそも、リスニングの勉強をしていない?

英語の勉強と言えば、真っ先に学ぶのが文法ですよね。実際、中学では文法の学習が授業の7~8割を占めているといっても過言ではありません。それに読解が加わってきます。

文法をなぜ学ぶかというと、当たり前ですが、英文を読めるようにするためです。文法を教えもせずに、いきなり「この英文読んでみろ!」という先生はいませんよね^^;

でも、リスニングの場合はどうでしょうか?

リスニングの場合は、読解でいう「文法」にあたる部分の学習がありません。いきなり、「英文を聞いてみましょう!」と言われるのです。そして、勉強に関しては、「たくさん聞いて、耳を慣らしてね!」となります。

こうしたやり方をする所が多いので、不思議に思う人はほとんどいないかもしれませんが、よくよく考えてみるとこれっておかしいんですよ。

英文を読めるようにするためには、文法をたくさん練習するわけです。それと同じで、リスニングができるようにするためにも、学ぶべきことってたくさんあるんです!

たとえば、アルファベットの子音や母音の発音、アクセント、英語の強弱リズム、音節、スピードの変化に伴う発音変化など。でも、学校ではこれらの学習はすっとばしてしまいます。

読むことに関しては、アルファベットの書き方などの初歩から丁寧に教えてくれるのに、リスニングに関してはずいぶん不親切に思われます。

なので、英文を読むことはできるけれど、リスニングは苦手!という人も安心してください。決して、自分に素質がないのではありません。そもそも教わっていないのだからできなくて当然!なんです^^

2.これからの時代、試験でリスニングがますます重視される。…でも!

現在、「話す・書く」を加えた英語4技能を身に付けるようにという目的で、大学入試改革が行われています。

2020年度の大学入試では、これまでのセンター試験に代わって「共通テスト」が導入されることになりましたが、リスニングはこれまでよりも重視されるようになりました。英語のテストの配点は、リーディングが100点、リスニングが100点の配点になるらしいのです(2019年8月現在の情報です)。

これまでのテストでは、250点満点中200点がリーディング、50点がリスニングの配点だったので、これはかなりの変化です。

リスニングを重視するという改革路線ことには大賛成なのですが、やり方に関しては「おかしな話だなー」と思っています。だって、入試の配点を半々にするなら、先に、中学・高校の授業の配分を、リーディングとリスニングで半々にすべきではないでしょうか。

文法と読解ばっかり教えて、発音はないがしろで何も教えず、リスニングは「自分でやってね!」という感じでは、帰国子女など一部の人だけに有利なテストになってしまいます。これはひどく不平等だと思うのです。

だったら、中学・高校でも音声学を教えるべきではないでしょうか。文法を教えているのと同じくらいの配分で。それが実行された上で、入試のリーディングとリスニングのテストの配点を半々にするならわかるのですが。。。なんか、やってることがめちゃくちゃだと思うんです^^;

入試改革をするのは理念としては賛成ですが、やり方が不適切なのではないかと思います。

ちょっと愚痴が入ってしまいましたが^^;、それくらい、学校のリスニング学習って大事な部分が抜けてるんじゃないかなぁ?というお話をしたかったのです(これは学校というよりも文科省の問題かな?)。

3.リスニングの文法にあたるもの=音声学を勉強しよう!

話は戻りますが、読解力を養うには文法の勉強が不可欠です。同じように、リスニング力を養う際にも、音声学がとても役に立ちます。

リスニングができないという人は、ぜひ音声学を勉強してください。

アルファベットの発音練習だけをしても、日本語の癖で英文を読むときには日本語発音に戻ってしまいがちです。そもそも、日本語と英語では、舌の使い方、のどの使い方、発声方法などが全く違います。

これらのことを知らないと、英語の音がどうしてあのように聞こえるのか、どうして発音変化が起きるのかがわかりません。

ただ、問題なのは、音声学は専門的なテキストが多くて、なかなか独学をしづらいことにあります。

そこで、ここで簡単にコツをお伝えします。

  1. 子音と母音を切り離すこと

日本語は、子音と母音をほぼ一緒に発音します。実はこれが原因で、カタカナ発音となってしまい、英語特有の子音や母音の響きが聞こえなくなってしまっているのです。

英語は、子音が発音されてから母音が発音されるまでに、少し間があります。外国人が片言の日本語をしゃべるとき、「わたしは・・・」じゃなくて、「うわぁ、たぁ、しぃ、はぁ」という発音をすることがありませんか?

この動画を聞いてみると、よくわかりますよ!

すごくなまっていますが、これは英語の発音の仕方で日本語を発音してるからです^^;

じゃあ、日本語の発音で英語を発音すると、ネイティブにはどう聞こえるのでしょうか?・・・、上記の動画の音声と同じくらい、不自然に聞こえるでしょうね^^;だったら逆をやればいい。pineappleだったら、p, i, n, a, p, pleと区切って発音するのです→「プアィヌァッポー」という風に発音する練習をすればいいんです。

リスニングが苦手なのは、必要な勉強をしていないからかもしれません。英文を読めるようにするためにはみんな文法を勉強しますが、リスニングの場合はひたすら「聞く」しかないのでしょうか?そんなことは決してありません!リスニングにも、文法にあたるものがあるのです。

日本人は子音を聞き逃すことが多いのですが、この練習をしていると、子音を単体で聞く意識ができてくるので、聞き取りがクリアになるんですよ。

これがいつでもどんな時でもできるようになると、ここから起きる発音変化もわかるようになります^^

  1. 単語と単語をなめらかにつなげて発音すること

ほとんどの人が単語ごとに切って発音しています。これが原因で、リエゾンなどの発音変化に対応できなくなっています。単語と単語の間に間を置かず、一息で発音することが大事です。

例えば、…because I like it!

という文だったら、「ビコーズ、アイ、ライク、イット」

ではなく、「ビコーザイライキット」というふうに、一文を切れ目なく発音するのです。

この2つに気を付けて音読練習をし、英語のリズムが意識できるようになると、リスニング力が改善されていきます。

参考になれば幸いです。もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね^^