人からの学習アドバイスは、聞くべき?聞かないべき?

こんにちは、なみのリズムのアサコです。

英語を早く上達させようと思ったら、英語が上手な人のアドバイスを実践すること。これがひとつの手です。確かにそうなのですが、それでうまくいく場合とうまくいかない場合があります。今日はそんな話をしていきます。

英語を教える中で、その人の現状に応じて学習アドバイスを行うのですが、実のところ、アドバイスしても、それを受け取ってもらえなかったり、理解はしてもらえても、実践はしてもらえなかったり、ということの方が多いです。

1. 一般論では、人の言うことを素直に聞く人の方が伸びやすい

人間って本能的には、「自分で試行錯誤しながら物事を習得したい」という欲求があるように思います。これは私も当てはまることなので、よくわかるのですが^^;、できることなら、何であっても自分一人の力で習得したいものですよね。でも、独学ではうまくいかないからこそ、人から教えてもらうわけです。そこまではいいのですが、アドバイスを素直に受け取れない場合があります。

(そんなこと、言われなくても、わかってるよ)
(やれば、できるんだよ。今はやってないだけ)
(わかってても、できないんだよ…!)

こういう声が心の中にあって、アドバイスに抵抗を感じてしまうのです。「そのやり方じゃあ効率が悪いのに」と思って指摘しても、自分のやり方にこだわる人も多いです。

受験のように、時間が限られているなら、経験者の話を聞いて、効率の良いやり方を実践するのが一番。ただ、個人的には、自分なりのこだわりがあるなら、それを貫き通すのもいいと思います。納得いくまでやってみて、それでうまくいくこともあるかもしれないし、うまくいかなかったとしても失敗を身をもって体験した方が、次新しいやり方を試そうという気持ちになれるからです。

ただ、抵抗せず、人の言うことを素直に実践する人が早く伸びやすいのは確かです。

2.先生の言うとおりに実践することで苦しくなるならやめたらいい

ここで注意点があります。それは、先生からだったらどんな学習アドバイスも受け入れるべきかというと、そうでもないこともあるということ。先生も人間なので、その人にとって本当に的確なアドバイスができているかどうかわからないときもあるからです。

人間って同じようで、ひとりひとりみんな違いますし、ある人に有効であっても、別の人には有効ではない方法もよくあります。

先生がしてくれるアドバイスは、自分にとって有効なものなのかどうか?

その見分け方は、アドバイスを実践していて、単に精神的に苦しくなるか、それとも、(勉強自体は大変であっても)やりがいや何らかの心地よさを感じられるかどうか、だと思います。もし苦しかったら、やめた方がいいです。

私は英語に限らず「学ぶ」ことが好きなので、今までダンスやらピアノやら、いろいろ習ってきています^^;その中で感じたことは、先生が指摘してくることを、全て受け止めて改善しようとすると、うまくいかないことも多いということ。私はとっても素直な生徒だったので(苦笑)、先生が言うことを律儀にこなそうと常に努めていました。しかし、それで状況が悪化したことも少なくないです。

例えば、ピアノでは手の形が大事なのですが、正しい形がなかなかできませんでした。指の長さのせいか、骨格のせいかわかりませんが、とにかく難しいのです。ただ、先生から何回か指摘され、一生懸命直そうと練習はしました。が、気にしすぎて曲がスムーズに弾けなくなり、苦しくなってしまいました。今は、手の形を全く気にせずに弾いています。相変わらず理想的な形ではありませんが、全体的な技術は確実に上達しています(別にピアノ講師になるわけではなし、楽しく弾けることが一番^^;)

「先生という人種は、とにかく「欠点」をついてきます(私も例外にもれず、ですが!)。欠点が克服できると成果が分かりやすいですからね。ただ、欠点よりも、自分のできる所や上手な所を生かしながら学習していくことで、上達が早くなることもある。その中で、自分の「欠点」も自然とカバーできるようになることがあります。なので、先生の言うことにとらわれすぎない方がいいこともあると思います。

3.まずはとにかく実践を!

ただ、アドバイスをしても、そもそも実践しない人の方がほとんどなのですよね…^^;

だから、人が言ったことを素直にやってみることは大事だと思うのです。受け入れるか受け入れないかは、それから決めたらいい。

見た目がおいしくなさそうな食べ物が、思い切って食べてみたら案外おいしかったということもあります。

アドバイスは、完全に受け入れなくてもいい。
でも、少しだけやってみてはいかがでしょうか?

それではまた^^