英語の勉強がはかどらない・集中できない!という人は外部要因を探ってみて

こんにちは、なみのリズムのアサコです。

家庭教師として10年以上英語を教えています。これまでいろんな生徒さんを見てきました。そこで確信したことは、英語が上達する・しない、成績の良い・悪いは、必ずしも天性の資質や才能によるわけではない、ということです。

例えば、頭の良さは変わらないはずなのに、Aさんは成績トップ。一方でBさんは成績中くらい。英語の理解力は変わらないはずなのに、Cさんは志望大合格。でもDさんは試験で大失敗、ということをよく目にしてきました。

ここに、頭の良さだけでは図ることのできない、何か別の要因が隠れていることは明らかです。が、それがなんであるのか、どうしたら英語指導の中でいい方向にもっていくことができるのか、ということがなかなかわからず、ここ数年の私の課題でした。

英語の勉強の仕方うんぬんも大事ではあるのですが、それ以上に、上達を決定づける要因が他に何か存在しているのです。

1.上達する人はたんたんと学習する習慣がある

確実なことは、英語が伸びる人は、淡々と勉強をする習慣が身に付いているということです。IQが多少低くても、学習習慣が身に付いている人の方が、単にIQが高いという人よりも学力が高い傾向にあります。丁寧な学習ができるとか、几帳面な人の方が英語は伸びやすく、その意味で性格も大きいのかもしれません。

一方で、英語が伸びない人というのは、実力があるのにもかかわらず、学習習慣がうまくいっていなかったり、家族や他人に振り回されていたり、何かしらの問題を抱えていたりします。

誰でも例外なく悩みや心配事はあるものだということを考慮すると、たんたんと勉強できる人と、そうでない人の違いは一体何なのか、ということになります。

ここで大きなヒントになったのは、心理カウンセラーの大嶋信頼先生のお話でした。

2.ちっとも勉強できなかった人が、できるようになる瞬間がある!

カウンセラーの大嶋先生は学生時代、全くと言っていいほど勉強ができなかったそうです。テスト勉強をしようと思っても集中できない、教科書を見ていてもちっとも頭に入ってこない、宿題も終わらせられない。結果としてテストでは常に最悪の点数を取っており、先生からも周りの生徒からもバカにされていたそうです。

しかし、高校の時に心理学を勉強したいと思い、アメリカの大学に入学することを決意します。英語は全くできないのに。そのことを英語の先生に話したら、案の定「はあ、お前が?」という感じで、やはりバカにされたとか。

それでもめげずにアメリカに行き、語学学校に入ります。しかし、大学入学に十分な学力が身に付かず、そこでも大変苦労されています。試験を何回か受けて、本人曰く「奇跡的」に合格したのち、私立大に入学。しかしそこでも、教科書を開いていても、中身がまったく頭に入ってこなかったそうです。図書館に何時間もこもって勉強しているのに、全くダメだったとか。

しかし、驚くべきことに、あることを発見してから、勉強ができるようになったそうです。

…ね、興味深い話でしょう?

あること、というのは、ここではお話ししないことにします。というのも、奥が深すぎて、短いブログ記事では書けないからです^^;

関心ある人は、以下の本を読んでみてください!

3.勉強に集中できないのは、自分のせいではない!?

ヒントとして言えるのは、大嶋先生は毒親の下でひどい幼少期を送っており、そのトラウマのせいで、勉強に集中できなくなっていたということ。それが、どのようなメカニズムで起きているのかを、するどい洞察力で解き明かしています。

私はこれまで様々な自己啓発本やら心理学の本やら読んできましたが、大嶋信頼先生ほど深い視点で、人間の感情や心理の謎を解き明かしている人を、他に知りません。アドラー心理学を解説した「嫌われる勇気」はベストセラーになりましたが、個人的には、実用性という意味でも、大嶋先生の本の方に軍配が上がるのでは、と思うくらいです。

ということで私は大嶋先生の大ファンなのですが、最近は、「知能指数には幅がある」ということをブログで書かれています。これが面白いです^^ブログ記事だけだと理解しづらいかもしれませんが、先生の著作を読んでいくと、なぜ勉強に集中できないのか、いろいろと謎が解けていきます。合う・合わないは人によってあると思うので、下記のブログを読んで「ピン!」と来た人は先生の著作も読むことをオススメします^^

自分の中に知能の幅があった | 緊張しちゃう人たち (jugem.jp)

話をまとめますと、なんらかのトラウマを抱えている場合(自覚がないことも多数あります)、もしくは周りの人に悪影響を受けている場合に、「なぜか勉強に集中できない・本番で失敗してしまう・他人のことばかりが気になる・スマホばかり見てしまう・生活が乱れがち」ということが起こりやすいです。家族との関係性や友人との関係性、もしくは何か他のものに影響されている可能性があるんですね。

大抵は、「勉強できないのは自分が怠け者だから…!」とか、「自分がダメなんだ」と思ってしまったりするものですが、外部に思わぬ原因がある、というのが大嶋先生の説です。

4.働きアリの法則を人間に当てはめてみると…?

わかりやすいヒントは、人間はバランスをとる生き物である、ということ。

働きアリの法則は知っていますか?一生懸命働くのは全体の2割のアリで、残り8割は怠けるか働くふりをしているというもの。そこで怠けているアリを取り除いたら、どうなるか。また同じようにその中の2割が一生懸命働いて、残り8割は怠けるか働くふりをするようになるのです。

つまり、あるグループでは一生懸命働いていたアリが、別のグループに行ったら働かなくなる、ということもあるわけですね。バランスで役割が決まるので。

実際に、優秀な進学校では周りの人たちの頭が良すぎて、勉強しても勝てないので勉強しなくなっちゃうということはよくあると思います。しかし、少し偏差値の低い学校に行けば、勉強すれば成績上位に行けるので、一生懸命勉強するようになり、進学校にいる時よりも実際の学力は伸びる、ということもあり得るわけです。

家庭内では、一生懸命がんばるお母さんの下で、子どもが引きこもりになってしまうということもあるようです。なんでかというと、そうすることでバランスをとっているから。引きこもりカウンセリングでは、本人ではなく、周りの家族が変わることで結果、本人も変わっていくという事例が多いようです。

うん、奥が深いですねー!

ということで、結論。勉強ができなくて困っている!という人は、自分を責めずに、何か他に外部要因があるのかも、と探ってみてはいかがでしょうか?

実際、「自分のせいだ」と自分を責めても、解決しない場合が多いようです。人間は、環境によってその役割や行動を変えますし、トラウマがある人だと、過去の嫌な記憶が(知らないうちに)悪さをして、勉強の集中力を奪っていることも考えられます。そしてこのグループは、社会の中でストレスを引き受ける弱者2割になってしまう傾向もあり、その結果として勉強できなくなっている可能性もあります…。このことを実感するだけでも、変化は起きますよ!

何かのヒントになれば幸いです。

それでは、また^^