英文読解力を上げたいなら:感覚で読むのをやめましょう!

こんにちは、なみのリズムのアサコです。

「長文読解の問題集を何冊も解いてきたけど、あまり実力が伸びてないなぁ」と感じることはありませんか?

自分の実力が伸びているかどうかを確認するのには、半年ほど前に解いた問題をもう一度解いてみるのがオススメです(半年くらい経つと内容忘れますから^^;)。解き直してみると、意外と同じ問題で間違えていたりして、「あれ?汗」ってなることもしばしばです。

「半年前と比べて、あんまり実力が変わっていない気がする…!」という場合は、学習の仕方を見直した方がよいかもしれません。
今日はそのヒントをお伝えしますね^^

1.フィーリングで訳すのはやめましょう!

英文読解力が上がらないのによくあるパターンは、英文を感覚でとらえ、適当に読んでしまうこと

例えば、“Excuse me, I’m looking for a T-shirt I saw online. But I can’t find one on the shelf.”

という英文があったとします。

この英文を見て、フィーリングで「Tシャツをネットで見たんですが、どこにありますか?」と訳すとします。意訳としては合っているのですが、文字通りの訳ではありませんよね。

「すみません、ネットで見たTシャツを探しています。でも、棚の上に見つけられません」と正確に訳せた上で、上記の意訳ができるならOK。でも、「なんとなく意味を推測してみたら、たまたま合ってた!」ということだと、よくありません。他の英文を読んだときには、とんでもない勘違いをしたりするからです^^;

ちょっと面倒ではあるのですが、「どれが主語で、どれが動詞かな?」「時制は?」などと文法を考え、日本語と照らし合わせながら丁寧に読んでいく練習(精読)がオススメです。

普段から長文を読む際に、こうした読み方を取り入れるか取り入れないかで、英文を正確に読む能力が伸びるか伸びないか、大きな差があらわれます。

同じ時間を使うのなら、実力が伸びる方向で学習した方がいいですよね^^

2.感覚はあてにならないもの。意識と使い分けをしよう!

私が思うに、人間って何かをするとき、感覚を頼りにする傾向があると思います。スポーツでも、なんでも。

例えば、バスケでどうやってシュートするのかなって思ったときに、人がやっているのを見て、「こんな感じかな?」って感覚で真似して体を動かしてみる人がほとんどではないでしょうか。

英文を読むときも同じだと思うのです。いくら文法を学んでいても、英文を見ると、文法のことは忘れてしまって、感覚に頼って意味を推測しちゃう。単語を追いかけていって「なんとなくこんな意味じゃないかなぁ?」ってフィーリングになっちゃうんですね。その方が楽ですから。これは、自然なことではないかと思います。

バスケの例に戻れば、運動神経がいい人は、人から習わずとも自分の身体感覚だけで上手にシュート出来ちゃいます。でも、感覚でうまくいかない人も多いでしょう。そういう場合は、どうしてうまくいかなかったのか、腕の動きが悪いのか、足運びが悪いのか?を考えなければなりません。これは意識的な働きですよね。改善にはどうしてもこの力が必要になります。

スポーツと英語学習とで根本的に異なるのは、私たちの母語は日本語なので、感覚に頼るとどうしても日本語の感覚になってしまうということです。英語と日本語では作りがちがうから、感覚に頼るとどうしてもエラーが起きてしまう。だから、語学においては特に、感覚に頼っては絶対にダメなんです。

言語の学習は、常にエラーを正していく作業だと考えてください。間違ったら、意識で修正する必要があります。また次間違えたら、意識で修正する。間違えなくなるまで、修正し続けます。そうすると、正しいプロセスが感覚へと変化し、感覚に頼って読んでも間違えない、正しく読める領域に達します。感覚に頼っていいのは、できるようになった後です。一番最後なんですよね。

「自分は今、感覚で読んでいるのだろうか?それとも文法に意識的に読んでいるだろうか?」と、感覚と意識の差を認識して学習することが大事です。ここが、英文の読み方が上達するかどうかの大きな分かれ目になります。

ちなみに、リスニングも同じです!リスニングは読解と違って、後戻り・読み返しができず、スピードも速いので、特にフィーリングでの解釈になりがちです。でも、そればかりしていると、上達が遅くなってしまいます(これが、単なる流し聞きでは不十分な理由です)。リスニングにおいても、意識的な理解を入れた練習が大事です。

3.英文を正確に読めるようにするためには、スラッシュ・リーディングが最強!

感覚から生じるエラーを修正していく作業として一番いいのは、スラッシュ・リーディングをひたすら行うことです。スラッシュ・リーディングとは、英文をチャンクに分け、カタマリごとに意味を解釈していく練習です。詳しいやり方は下記に記載しているので、参考にしてくださいね!

効果バッチリ★スラッシュリーディングによる英語の音読 (naminorism.com)

リスニングにも同じように応用できます。下記の記事をご覧ください。

英語リスニングのコツはフレーズ・リスニングにあり! | なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~ (naminorism.com)

それではまた^^