英語力はあるのに話せない人のためのスピーキング練習法

こんにちは、なみのリズムのアサコです。

TOEICではある程度の点を取れるようになったけど、スピーキングが全然できない!という時期がありました。

読む能力や文法力はそこそこあるのに、話すとなると幼児にも劣るレベルになってしまう…。

中1レベルの3人称単数すら付け忘れたり、簡単な時制を間違えたり。読み書きはそこそこできるだけに、初歩レベルのミスをするのが恥ずかしいやら情けないやらで、「こんなに英語勉強してるのに、英語が話せないなんておかしい!」なんて思っていました(笑)。今思うと、音読練習すら真面目にしてなかったですし、話す練習をそもそもしてないのだから、話せなくて当然だったんですけどね^^;

しかし、今では英会話レッスンをこなせるまでのレベルになりました^^

ということで今日は、「英語力はそこそこあるのにスピーキングは苦手」という人のための練習法についてお伝えしていきます。

1.場面別でフレーズを覚え、演じる

まず、読んで意味がわかる能力と、自分から英語を言える能力とは、ほとんど別物だと考えてください。

なので、これまで英語を言う練習をほぼほぼしてこなかった人は、英語を読むことがどれほど得意であろうとも、会話に関しては幼稚園レベルから始めるのだということを受け入れてください。

大前提として、 このことが大事だと思います。

その上で最初にお勧めの学習法は、簡単でよく使われる短いフレーズを場面別に覚えことです。これが、「らしく」話せるようになるための第一歩です。

例えば、“Thank you!”って言われたら“My pleasure.(どういたしまして)”と答える。久しぶりに会ったら“Long time no see! ”、週明けに知人に会ったら“How was your weekend? ”とたずねる、などなど、会話にはパターンがあります。そこで使われる定番フレーズってありますよね。

こういうお決まりのフレーズを、まずは覚えちゃってください。ただし、覚えるだけではダメです。当然、言えるようにする練習が必要です。これはひとりでできます。自分の部屋で、そばに外国人がいると想像し、俳優のように英語をセリフとして覚えて演じるのです。

「自分は外国人!」となりきるのがポイント。なりきると、話せるようになるんですよ。これホントです!

むちゃくちゃ簡単なフレーズがすっと言えるようになるだけでも、全然話せない人からすると、「ちゃんと英語でコミュニケーションしてる!すごい!」って思われたりするものです。

ここで大事なのは、場面とパターンでフレーズを覚えておくということです。日本語から英語を作ってはダメ。なんでかというと、意味がズレてしまう場合が多いから。

これは「英語→日本語」の逆パターンになりますが、日本語勉強したての外国人とチャットしていて、夜終わり際に「甘い夢!」と言われたことがあります。

「どういう意味だろう?」と瞬間考えてしまったのですが、「あ、そっか、“Sweet dreams!”のことね!」、と納得いきました。“Sweet dreams!”は「よい夢を」と訳されたりしますが、実際このセリフを言われたらすごく違和感ありますよね^^;

日本語では寝る前「おやすみ」というのであって、「よい夢を」と言う人はいないはず…。

場面とパターンでフレーズを覚えるのにお勧めのテキストは以下です。

場面別に会話が紹介されていて、フォーマルとインフォーマルの区別も注釈があります。日本語訳だとこうした区別がつきにくかったりするので、役に立ちます。

(全て英語なので、英語だけの書籍に取り組むのに自信がない方にはオススメしません)

2.型を使う→出だしだけ覚えよう!

定番フレーズが言えるようになったら、次はある程度中身のある会話もできるようになりたいですよね。

中学で習う文法を、自由自在に使えるようになりましょう。全部覚える必要はありません。よく使うものだけ覚えればOKです。

使う教材は中学の教科書や文法問題集で十分。各項目には必ず例文が載っています。これを使って練習をしていきます。

文をいきなり全部言えるようにするのって大変です。そこで、出だしの部分だけを先に言えるよう練習します。

例えば、“Is he a new worker?”という文があったら、“Is he? ”だけを覚えるんです。hはよく省略されるので、「イズィ?」と発音して覚えるようにすると実践的です。同じように、“Does he like Italian food?”という文があったら、“Does he”だけを「ダズィ、ダズィ、ダズィ、ダズィ…

と練習します。

(hがなんで省略されるのか?がわからない人は、発音練習が不足していることが原因です。発音練習が不足していると、のちのちスピーキングとリスニングに支障が出るので、並行して練習しましょう。このブログのリスニング・発音カテゴリを参照してください)

慣れてきたら、続きの部分を覚えます。“Is he a new worker?”の“a new worker”を言えるように何回も練習してから、文全体を言えるようにします。分割すると結構覚えやすいですよ。

ただ、学校の教材だとカジュアルな発音は学べません。より実線に近づけるために、カジュアル発音で練習しておきたいという人は下記の教材がオススメです。

(音声スピードが速く、文法も高校レベルなので、発音・リスニングや文法力が十分でない人にはお勧めしません。)

3.イメージで表現を覚える

それでは、次のステップです。一文まるまる言えるようになったら、パターン・プラクティスで、文を自分で作る練習をしていきましょう。

さっきの“Is he…”から始まる文の続きを変えてみます。

“Is he from America?” “Is he busy now?”

という風に。

「自分では文が作れない!」と言う人は、知識として定着している表現が少なすぎることが原因と考えられます。

読めば意味はわかるけど、自分からは言えない表現ってたくさんありませんか?筆記テストでは「読めばわかる」で点を取るに十分ですが、スピーキングには不十分。自分から言える表現を積極的に増やしていきましょう。

表現を増やし、定着させるのには、次の書籍がオススメです。ピクトグラムみたいなイメージとフレーズが場面別にセットになっているので、日本語を介す必要がなく、覚えやすいですよ^^

(全て英語なので、英語だけの書籍に取り組むのに自信がない方にはオススメしません)

日常でよく使うような表現をたくさんストックして、パターンプラクティスで中学レベルの文法を使いこなせるようになれば、「英語が話せる感」がかなり出てきて、英語を話すことに自信が持てるようになります。

一朝一夕にとはいきませんが、練習してれば必ず成果が見えてきます。

頑張ってくださいね!

パターン・プラクティスの詳しいやり方については、こちらの記事をご覧ください。

英語を話したい人は必見!パターン・プラクティスの練習のやり方 | なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~ (naminorism.com)