「うわっ、この英文長っ!」
・・・長い英文を見ると、読むのも気が重くなったりしませんか?
もし気が重くなるのなら、それはもしかしたら英文アレルギーかもしれません。
英文を読むのに慣れている人は、それが短い英文であろうと長い英文であろうと、あまり気にしません。
もちろん、「和訳せよ」と言われたら、私でも長い英文はイヤですけど…。
ただ読めばいいだけだったら、長短は関係ないんですね。
だって、長い英文も、もともとの中身は短いフレーズでできているから。
短いフレーズが長くつながっただけ。そう思えば、恐れなくてすむようになります。
長いままで理解しようとすると、難しく感じる。
だから、解決策は、短くフレーズを区切って理解していくことです^^
日本語だったら、例えば以下の文みたいに、一文が長くても全然気にならないでしょう?
「思うに、彼があの時顔をしかめたのは、私が言ったこと――言うべきかどうか、かなり迷ったのだが――に対して反論を言いたかったが、それを表すうまい言葉が見つからず、言葉が出てこないことに対して苛立ちを感じたからに違いなかった。」
全然難しくないですよね!それはやっぱり、短く切って理解してるからなんです。
「思った。彼があの時顔をしかめた。それは、私が言ったこと(言うべきかどうか、かなり迷ったのだが。)に対して反論を言いたかった。が、それを表すいい言葉が見つからなかった。言葉が出てこない。それに対して苛立ちを感じた。それが理由に違いなかった。」っていう風に(無意識でしょうけど)。
英文でも同じことができるといいんですね。どんなに長くたって、短い意味のまとまりがある。それを見抜きながらつなげて読んでいけばいいわけです。
じゃあ、どう見抜けばいいのか?
まずは、意味のまとまりを意識すること。
そして、英語の語順感覚を磨くことです。
具体的な練習としては、スラッシュ・リーディングを練習することがひとつの解決策となります。
もちろん、文法を理解した上で、ですよ。ここ大切。
特に後ろにくる修飾語(いわゆる後置修飾)が苦手な人が多いので、関係代名詞などを中心に勉強しておくといいです。
文法を勉強するときの注意点ですが、あまりよく理解できなかったとしてもそこまで気にしないで大丈夫。
よく関係代名詞と関係副詞の違いが問題になるけれど、そこ気にしていると先に行けないんですね。
情報が並んでいる順番を大雑把にとらえられるようになればいいんです。細かい文法ルールは後からでOKです。
例えば、
This is the village / where….
って来たら、whereは場所の説明をしていると考えたらいい。
This is the village / in which….ときたら、in which以下はvillageの説明をしていると考えればOK。
別の例としては、
My mother was talking / on the phone / when….
って来たら、when以下は時間に関する情報が来るんだって思えばいいんです。
最初は、それくらいのざっくりとした感覚でいいんですね。
こういう感覚が身に付いてないうちから細かいルールを覚えようとすると、うまくいかないことが多いです。
結論は、語順感覚が身に付いてくれば、長い英文も怖くなくなるということ。
「うーん、語順感覚って言われても…。」
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英語の語順についてもっと詳しく書いた記事があるので、こちらも読んでみてくださいね!
語順感覚をつかむには、こちらの記事もオススメです。
お役に立てればうれしいです!^^
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