単語をいかに覚えるかというのは、英語上達へのひとつの壁ですよね。
単語帳で覚えられれば苦労しないけれど、それがなかなかできないという人は多いです。
ここでアドバイス。
単語帳を使って覚えることができないのなら、無理して単語帳を使う必要はないということ。
本当は、使って覚えた方が効率いいんですよ。学校の単語テストや定期テストで点を取ることを考えたらね。単語帳ってよく出るものが載っているわけだから。
でも、もしあなたが、単語帳を使って覚えようとすると、
「苦しい・・・・・・」
「嫌だぁあああ!!!!!!!!!!
「発狂しそう!!!!!!!」
という状態になるなら、無理しない方がいいです^^;。苦行になってしまう上に、せっかく覚えても、すぐ忘れてしまうんです。これでは、時間の無駄ですよね。。。
他にも単語を覚える方法はいろいろあります。
ひとつ優先してやってほしいのは、単語を覚えるよりも先に英文を読む練習をすることです。
それも、中学レベルのやさしい英文をたくさん読むこと。英文を読む際は、知らない単語が、1ページに1つか2つくらいしかないようなものがいいです。それなら、辞書を使わずに気楽に読めますからね。
単語を覚えるのが苦手だという人は、概して英語力が低いんですよ。
単語を覚えるのが苦手だから英語力が低いのか、英語力が低いから単語を覚えられないのかって、にわとりが先かたまごが先か、状態ですけど^^;
英語力が低いから単語が覚えられない、ということは往々にしてあると私は判断しています。英語力が高くなればなるほど、単語を覚えるって楽になってくるんですよ。だからまず、英語力を上げるのです。
英語力を上げるというのは、英文をスピーディーに読めるようにする、もしくは聞けるようにするということです。
英文をたくさん読んでいくうちに、何回も同じ単語を目にするようになるはずです。そうなると、その単語が気になるようになりますよね。「どんな意味なんだろう?」って。そこで初めてその単語の意味を調べるようにするんです。
そうすれば、その単語の意味が記憶に残ると思いませんか?
人間って、興味のないことは頭に残らないようになっているんです。
でも、ずっと疑問に持ち続けて、ずっとわからなかったことがわかったら、その情報って絶対に忘れないですよね。英文を読みながら、そういう状態を作ることができれば理想なんです。
ひとつ英文を読んだら、なんだか気になる単語を1つか2つだけ調べて覚える。これならできるでしょう?
ただ、このやり方は時間がかかります。
本当にたくさん英文を読まないと、必要な量の単語を覚えられないことになってしまいますからね。
でも、たくさん英文を読んだら、英語力が上がるでしょう。これが大事なんです。英語力が上がると、英語の言葉や表現に慣れてくる。英語そのものに苦手意識をなくすことが必要です。
私の指導経験では、単語帳で単語が覚えられないという子は、英語への苦手意識が異常にあります。アレルギーになってしまっているんですね。だから、単語にとらわれず、別の角度から英語を勉強していった方がいいのです。
英文をたくさん読んで、英文を読むことに自信が出てくれば、単語帳を使っても以前ほど苦労せずに覚えられるようになるはずです。また、別記事で紹介しますが、語源などを使って暗記することもできるようになります。
ただ、このやり方を採用する場合、学校の単語テストは捨てる必要があります^^;。
ここで、多くの人は躊躇するでしょうね^^;
でもね、、、、
志望大に受かることが一番の目的なら、学校の成績は捨てたっていいんですよ(爆)。
こんなこと言ったら学校の先生に怒られるかもしれないですけどね^^;
実は、医学部のような難関大目指してる学生って、学校の成績捨ててる人って結構いるんです。学校の定期テストの点を取るのに必要な勉強が、難関大学に入るのに必要な勉強だとは限らないからです。医学部って難しいですからね。学校の授業の範囲、超えまくってますから。学校のことだけ悠長にやっていたら、とてもではないけど受からないわけです。
医学部を受けるのでないにしても、学校の授業のやり方が自分に合わない場合もあります。そういう場合は思い切るのも悪くない。仕方ないんです。合わない靴ははけません。
さて、話は戻りますが、英文をたくさん読むのに多読法という方法があるので、以下の記事を読んで参考にしてみてください。
それから、英文を読むのに慣れて、英語力が上がってきたら、次の記事に書いてある方法を試してみてください。
この方法は、英文を読むのに慣れていない状態でやろうとすると、おそらく難しいと思いますので、ある程度上達してから取り組んでみてください。そうすることで、単語の暗記がもっともっと楽になりますし、上級者への道が開けます。
参考になれば幸いです^^
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