こんにちは 🙂 リズムで英語をマスターする!
「なみのリズム」のアサコです。
前回の記事で、第1文型と第3文型の比較をしました。
今日はまた別の文型を見てみましょう!
では、早速ですが、↓の英文を見てください。
I gave him the book.
「私は彼に本をあげた」という文です。
中学で習う、なんてことのない、やさしい英文ですよね。
でも、意外と奥が深いんですよ!
ちょっと文法ができる人なら、「この英文は第4文型だ」って答えることができると思います。
でも、第4文型の本当の意味は知っているでしょうか。
もし知っていたら、次の英文も簡単に理解できるはず…!
では試してみましょう^^
↓の英文は、どんな意味でしょうか。
I found him an apartment.
これは、I gave him the book.と同じ、第4文型の英文です。
実は私、英検準1級を取得した時でさえ、この英文の意味が理解できませんでした。
なぜかというと、学校で習わなかったし、見たことがなかったから。。。
(見たことはあっても、スルーしていたのかもしれません)。
学校英語では、findという単語は、
I found the book interesting.
「私はその本が面白いとわかった」という、
第5文型の代表で出てくることがほとんどなんです
(高校1年生の教科書で必ず出てきます)。
でも、第4文型で出てくることなんてなかったんですよね^^;。
「giveが出てきたら第4文型、findが出てきたら(大抵)第5文型で間違いなし」
なあんていう風に、テクニック的に覚えていたので、応用が全くきかなかったわけです。
すぐに理解できた方は「なあんだ簡単じゃん」って感じだと思いますが、理解できなかった人のために先の英文を理解するためのヒントを書きますね。
次にあげるのは、I gave him the book.と同じ文型の英文です。
それぞれ、どんな意味になるのかを考えて、それぞれの英文に共通する意味を探ってください。
(これ自体は中学レベルの英文です)
I’ll show you the pictures.
I made you some cookies.
I sent you a postcard.
訳は、
「あなたに写真を見せてあげる」
「あなたにクッキーを作ってあげたよ」
「ポストカードをあなたに送ってあげたよ」
ですね。ではこの3つに共通する意味は何でしょうか?
そう、「~~してあげる」という意味ですね!
具体的にモノをあげたり、相手に何かしらの行動をしてあげたり。
それぞれちがいはありますが、「~してあげる」というのが、この第4文型の基本的な意味なんです。
これさえわかれば、あとは簡単です!!
先ほどの問題、もうわかりますね。
I found him an apartment.
そう、「彼にアパートを見つけてあげた」です。
文型って数学の公式に似ていませんか?
数学の公式って、意味を理解していなかったとしても、丸暗記しちゃえば、やさしい問題は解くことができる。
でも、応用問題になると、途端に解けなくなりますよね。
文型も同じで、この型を見抜き、本当の意味で使いこなすことができれば、知らない動詞の意味もある程度推測ができるようになるし、英文を作るのが楽ちんになるんです!
それくらい、文型の力ってパワフルなんです。
ちなみに、イギリスの人気グループ、One Directionの曲で、こんな歌詞があります。
So I built you a house from a broken home
And I wrote you a song with the words you spoke
これも、第4文型です^^
どんな意味か、考えてみましょう!
<仮訳>
君に家を建ててあげた 壊れた家庭から
そして君に歌を書いてあげた 君が話した言葉を使って
一度理解しちゃえば、楽々意味が取れますよね!
ちなみに、第4文型は「~してあげる」という意味が基本ですが、時々、「奪う」という意味になることもあります。
たとえば、It took me three hours to go there.という英文。
「そこへ行くのに3時間かかった」という意味ですが、これは「私から3時間を奪った」ということです。
「~してあげる」
「~から・・・を奪う」
この2つの意味さえ押さえておけば、第4文型は完璧です!
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前回の記事です。
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