英検1級対策!合格のための最大の秘訣とは?

英検1級の過去問を見て、「難しい!」と感じてはいませんか?

受験すると決めたはいいものの、試験までにどんな勉強をすればいいか、悩んでいる方もいるかもしれません。

そんな人のために、私の経験を基に、英検1級に合格するための最大の秘訣をお伝えしますね。

 

英検1級の難しさは、英語だけにあるのではない

英検1級はレベルが高いです。英語力を1級レベルにまで上げようと勉強するだけでも、結構大変です…。

でも、英検1級の難しさって英語だけの問題ではないんですよね。

英検1級の難しさとは、何なのか。TOEICと英検のちがいを比較してみると分かりやすいと思います。

例えば、TOEICでは900点越えをしているけれど、英検1級にはなかなか受からない人がいます。TOEIC900越えするということは、間違いなく英語力は高いはずですよね。なぜ英検1級は受からないのでしょうか。

英検は、学問的な要素の強い試験です。実際に問題では、環境・社会問題、歴史や科学など、時事的な事柄などに焦点を当てられることが多いです。

一方、TOEICはビジネス英語。日常的なビジネスメールのやり取り、会社のホームページやイベント案内などが読解問題の題材になっています。ある分野に詳しいかどうかで試験に有利となることがないよう、配慮されて問題が作られています。

なので、TOEICの問題を解くのに、何かの背景知識は必要ありません。英文自体も混み入ったものではないので、掘り下げた読解力も必要とはされません。

けれども、英検では、時事的な知識がある程度必要とされます。また、英文そのものも難易度が高いため、かなりの読解力が必要とされます。更に、自分の意見を明確に述べるだけの論理能力も不可欠なのです。

時事問題とは、辞書の定義を借りますと、「近年に起きた政治、経済、国際、社会一般における事象の総称」のことです。

英語を勉強している人の中には、英語力はあっても、時事問題に苦手意識を持つ人が結構います。社会や政治のニュースなどに特に関心があまりない、という感じかもしれません。

日本語でも、関心のないテーマの記事を読むのは面倒なもの。英文となるとなおさらですよね。なので、時事に苦手を感じる人たちにとっては、英検1級はちょっと厄介な試験なのではないでしょうか。

 

英検1級突破の秘訣は、時事問題に強くなること!


そこで、英検1級突破のためには、時事問題に強くなることが最大の秘訣となります。

1次試験では、読解問題だけでなく、英作文を書かなければなりません。また、2次試験では、2分間のスピーチを行い、面接官との質疑応答をこなさなければなりません。これらのどれもが時事問題に焦点を当てた問題です。

英作文の配点は、113点満点のうち、28点の配点です。つまり、全試験問題のうち、作文だけでも約25%の配点を占めているわけです。

読解問題に関しては、26点の配点。一概には言えませんが、読解問題も含めれば、全体的には3分の1以上から半分近くの問題が時事に関するものだと言って差し支えないと思います。

 

二次面接は、英語力より内容で乗り切る!


私は英語圏に留学したことがありません。だからと言ってしまえば言い訳でしかないのですが、私の話す英語は、そこまで流暢ではないです。

実際、二次試験の即興スピーチもお世辞にもうまくいったとは言えません。でも、話したいことはたくさんあり、つたないながらもそれを伝えることはできました。

実は、そのおかげで受かったようなものなんです。

二次試験の結果としては、質疑応答の評価が一番高かったです。テーマは臓器移植についてだったのですが、臓器移植、普通は賛成する人が多いですよね。命は、助かったほうがいいに決まっていますから。

でも、私は(考え抜いた上で)反対なんです。それがおそらく面接官の興味を引いたのでしょう。つたないながらも、私が話す内容に興味を持ってくださり、会話はスムーズに進みました。そのおかげで合格することができたんです。

英検1級を受ける人の中には、帰国子女やハーフの人も少なくありません。どんなに練習したとしても、英語の流暢さでは、帰国子女の人たちには絶対かなわないですよね。

でも、何を話すべきか、内容についてだったら、いくらでも磨きをかけることはできます!

 

一次試験も、時事の知識で解決!

一次試験も時事の知識で乗り切りました。

読解問題では、遺伝子組み換え食品をテーマとする問題が出たんです。遺伝子組み換えのことについては本を読んだことがあり、背景知識のおかげで話の内容がよくわかるので、パーフェクトの点を取ることができました。

英作文では、「未成年の犯罪者は大人と同じ罰を受けるべきか」という問題が出ました。実際に家族がボランティアをしており、地域の少年犯罪者の更生保護の話をよく聞いていました。なので、すらすらと書きだすことができました。

一回目に一次試験を受けたときには、合格点まであと2点という僅差で一度落ちましたが、その4か月後に受けた2回目には、こうした背景知識のおかげで、合格点より5点上乗せして受かることができたんです。

 

時事問題に弱い人はどうすればいいのか?


時事問題に強くなると言っても、何をすればいいのかわからない。でも英検1級にはどうしても受かりたい。そんな人はどうすればいいのでしょうか?

実は、私自身も、政治などの時事問題にすごく強いというわけではありません。経済は苦手ですし、政治の仕組みを覚えるのも苦手。歴史については物覚えが悪く、高校の日本史や世界史の成績も、お世辞にもよかったとは言えません…。

ただ、それでも、昔からいろんな問題に関心を持ち、積極的にいろんな本を読み、知識を得てきました。

時事問題というのは、割と私たちの日常の出来事と結びついています。

臓器移植だって、自分がドナーになるかどうか、決める権利を持っています。自分の家族が病気になれば、嫌でも考えざるを得ない状況に直面する可能性はあるわけです。

原発が嫌だなあと思えば、じゃあ代替エネルギーは何がいいのかと考えるきっかけになります。

欧州の難民問題。日本は島国だからいいけれど、もしこの話が日本にも来たら…。外国人が一気に押し寄せてきたら、自分はどう感じるか、など。

日常ふと耳にするニュース。ニュースを聞いて、何か違和感を感じたり、自分の中で感情が動いたりすることは、誰にでもよくあると思います。

そのとき、それを放っておかず、ちょっと考える時間を持ってみるんです。自分は今のニュースを聞いて、なんで嫌だと思ったのかなとか、どこが気になったのかなとか。

実はそこを探ることで、自分が無意識に持っている価値観を掘り下げていくことができます。

自分の価値観がわかってくると、英作文で自分の意見も書けるようになりますし、二次試験で話す内容も見えてきます。

 

時事問題に強くなるためにお勧めの雑誌など


時事問題に強くなるには、日々ニュースなどに目を通しておくことが大事です。でも、ネットのニュースだと、掘り下げた視点で書かれている記事を探すのも面倒だったりします。

そこで、私のオススメのメディアを紹介します。

 

クーリエ・ジャポン

主にビジネスマン向けの雑誌です。世界各国のメディアからよりすぐりの記事を集めて、特集を組んでいます。ビジネスに役に立つための仕事術は役に立ちますし、これから社会がどこに向かっていくのかなど、斬新な視点が参考になりますよ。何より、面白いです!

http://courrier.jp/news/?q=index.html


ビッグ・イシュー

ホームレスの人たちに仕事を与えることで自立を促すことを目的として作られている雑誌。有名人のインタビュー記事のほか、社会起業や環境問題、科学など、面白い切り口で特集が組まれています。

ホームレスの方が売っているため、販売場所が限られていますが、都市部であれば大体売られています。バックナンバーであれば、サイトから購入することもできます。http://www.bigissue.jp/backnumber/

 

レアジョブのDaily news article

オンライン英会話のレアジョブでは、英会話の教材として、Daily news articleが用意されています。毎日1つ記事がアップされる上、リスニング音声もついているので、耳から勉強できるのがいいですね。記事は短く、読みやすい英文で書かれているのでとっつきやすいですし、中身も結構面白い記事が多いです。

ちなみに、会員でなくても、ウエブサイトから記事を読むことができますよ!

http://rarejobdailynewsarticle.blogspot.jp/

 

そのほか

あと、話題になっている新書などを時々読むのもオススメです。最近で言うと、『英語化は愚民化』など。英語勉強してると、気になりますよね。「愚民化」って^^;

言語の問題というのは、実は政治とも結びついています。英語を勉強している人なら誰でも英語には関心があるはず。そこから、英語教育の問題点などにも目を向けることはできるのではないでしょうか。そうしたところから、こうした時事的な問題に入っていくといいかもしれませんね。

 

日々、考える時間をつくる

これらの雑誌や記事を読み、気になった記事を切り抜き、ノートに貼り付けるか、はさんでおきましょう。そして、自分なりの意見やコメントを、日本語でもいいので、500字程度で書く習慣をつけるようにします。

日本語で書くのに慣れてきたら、英語で書くのがオススメです。

ただ、英語で書くには、英語の表現をたくさん知らないといけません。そこで、英語の表現をストックしていくのが、次の勉強のステップになります。

 

いきなり難しい英文記事には挑戦せず、最初は日本語で読もう!


英検1級対策というと、TIMEThe Economistを読んでいる方も多いようです。が、私はこれらの雑誌を全く読んでいません…(すみません汗)。

というのも、雑誌って定期購読すると、大抵忙しくて、読み切らないうちに次の号が来てしまうんです。そしてだんだんたまっていって、読むのが嫌になってしまうのですよね。

よほど能力のある人か、時間がある人ならいいのでしょうけど、私はダメでした…。 語句の解説が載っていて、比較的易しい英文で書かれている、The Japan Times STすら、続かなかった人なんです。本当、ダメダメでしょう?^^;

それでも受かります。ちょっと安心しましたか?

(私がリーディング能力を伸ばしたのは、TIMEなどの購読ではなく、別の方法でした。それについてはまた別記事でお伝えしますね)

時事に明るくないうちからこうした雑誌を読むと、挫折する人も多いかもしれません。その場合は、まずは日本語で、いろんなことに詳しくなりましょう。

英文を読むのはそれから。その方が効率が良いです。知っている内容の方が、読みやすいですからね。試験まで時間がないようだったら、日本語と英語と、平行して読むのがいいかもしれません。

さて、もちろん、英検1級を目指すためには、英語力のそのものの底上げも大事です。

英語力をいかに上げるかについては、また記事を書いていきます。

お楽しみに!

 

まとめ

・英検1級合格の秘訣は、時事問題に明るくなること
・スピーキングが流暢でなくても、話す内容があれば合格できる
・日常の問題と、時事的な問題を結び付けて考えるようにしよう
・いきなり英文雑誌ではなく、まずは日本語で記事を読もう
・気になった記事を切り抜いて、日本語で自分の意見を書いてみよう
・日本語で書くことに慣れてきたら、英語表現をストックしよう

 

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