こんにちは 🙂 リズムで英語をマスターする!
なみのリズムのアサコです。
先日、英単語の覚え方についての記事を書きました。
そこでは、「単語のコアイメージをおさえておくことが大事」というお話をしました。
今日は単語に引き続き、熟語の覚え方を伝授します!
塾語帳でひたすら丸暗記
中学や高校の英語の時間では、熟語を覚えるときは、熟語帳を渡され、日本語訳をひたすら丸暗記。
しかし、なかなか覚えられなくて苦労してしまう。なんてことはありませんでしたか?
私自身もそうでしたし、実際に私が教えている、大学受験の生徒さんも苦労していることが多いです。
みなさん、単語はなんとなく覚えられても、熟語が全く覚えられない、と口々に言います。。。
たとえば、
make up 「でっちあげる」と
make up for 「~を埋め合わせる」と
make up with 「~と仲直りする」。
この3つってとっても似てます。
でも日本語訳が全然違う!!!
それで、

そこで解決策。
単語と同じく、熟語もコアイメージをおさえておくことが大事です。
熟語の場合は前置詞が入ってくるので、前置詞の理解をしておくことがポイントになります!
熟語のコアイメージ
先ほどの3つの熟語のコアイメージをさぐってみましょう!
★make up
makeは「つくる」という意味ですよね。
なので、make upは(話などを)「でっちあげる」という意味になるのは、なんとなくわかる気がするのではないかと思います。
ここで大事なのは、前置詞のup。upの意味を考えてみましょう。
そのヒントとして、また別の例を取り上げますね。
drink upは「飲み干す」。
eat upは「最後まで食べる、食べつくす」。
clean upは「きれいに(隅々まで)掃除する」。
この3つに共通している意味は何でしょうか?
答えは↓↓↓↓↓↓↓
共通しているのは、「最後まで」とか、「徹底して」というニュアンス、もしくは行動が完了したような意味合いを感じ取れます。
★前置詞の”up”
upはよく知られている意味として、「上へ」という意味があるのですが、これらの意味は、そこから派生したものにすぎません。
make up「でっちあげる」という熟語からも、「あげる」という部分が、徹底して作り上げたという感じ、完了した感じが受け取れますよね。
ところで、make upには、「化粧」という意味もあります。メイクアップです。

そして、先ほどの
★make up for~ 「~を埋め合わせる」
★make up with~ 「~と仲直りする」
と、★make up 「化粧」
この3つに共通する意味を探ってみましょう!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
答えは、足りない部分を埋めているということ。
化粧は、自分の顔の足りない部分を書き足します。まゆげ描いたり、つけまつげをつけてみたり、、、^^;

make up forはそのままですね。
例えば、make up for the delay、「遅れを取り戻す」とか、そういう意味で使われます。例えば時間がなくて宿題がまだ完成していない、その未完成部分を埋めるようなイメージです。
make up withもおんなじです。友達とケンカしたら、人間関係に溝ができます。その溝を埋めるわけです。
ということで最後にupをイメージで表すと、こんな感じになります。
まだ届いていない基準値まで、手を伸ばす。そんな感じでしょうか?

upにはほかにも意味はあります。でも全て、「上へ」から派生しています。
英文を読む中でUPに出会ったら、意味を考えてみてくださいね。
その積み重ねがゆるぎない英語力になります!
★英語上達のカギは、英語をイメージでとらえることです。
なぜ、多くの人が英語でつまずいているのか。それは、文法や構文、単語・熟語を、自分なりの感覚やイメージに落とし込めていないからです。だから「覚えられない」「英文が読めない」という状況に陥ってしまうのです。
逆に言えば、自分なりの感覚やイメージに落とし込むことができる人は、英語がどんどん上達していきます。でもそのやり方は暗黙知であるところが大きく、先生はあまり教えてくれません。個人の資質や裁量に任されてしまうので、個人差が大きく出てしまうのです。
そこで、イメージを駆使して英語を上達させるための本を作りました。手軽な価格で手に入りますので、よかったら手に取ってみてください。
★無料レポートもあります^^
単語のコアイメージをつかむのには、語源の知識を活用するのもおすすめ。無料レポートで、語源を活用した単語のコアイメージのつかみ方を紹介しているので、ぜひ登録してみてください。無料です! ↓↓↓↓↓
★前置詞の参考書籍はこちら
前置詞について知るには、この本が断然オススメです。ある程度の知識がある中級者にとっても、「えーっ!知らなかった!」というような、目からウロコの情報がいっぱいです^^
著者のすずきひろしさんとミツイ直子さんは、ハンパない実力派の英語のプロの人たちで、私も彼らから大いに学ばせてもらっています^^
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
オススメ関連記事
構文も効率よく覚えたい!という人は、こちらの記事もぜひ読んでくださいね。