リスニング!教材だったら聞けるのに、映画になると聞けないのはなぜ?②

なみのリズムのアサコです^^
今日も英語リスニングのコツについてお伝えしていきます!

今日は連続記事の第2回目です。

第1回目では、英語の教材の音声なら聞き取れるのに、ドラマや映画になると聞き取れなくなる理由として、

単語のスペルと実際の発音がちがうために、
単語を認識できなくなってしまうこと。

発音がきちんとできていないせいで、
発音変化がなぜ起きるのかが理解できず、
発音変化を受け入れられなくなること。

などを理由としてあげました。

また、その対処方法として、英語を聞きまくるだけじゃなくて、発音と音読練習に力を入れると良いということをお伝えしました。

第1回の記事はこちら
https://naminorism.com/movies-and-dramas-1/

ただし、映画やドラマの英語が聞き取れない理由はそれだけではありません。

他にも、

1. スピードについていけないこと
2. 知らない言い回しが意外とあること

が原因としてあげられます。

今回の記事では、これらについて説明していきます。

 

1.スピードについていけない

聞き取れないのは、早すぎて理解が追いつかないからです。

では、どれくらいのスピードで理解できるようになればいいのでしょうか?

TOEICを受験している人が多いと思うので、TOEICのリスニングで説明してみます。TOEICで読まれる英文のスピードは1分当たり160語程度です。つまり、TOEICのリスニングテストを一度聞いて9割以上理解できるなら、1分間あたり160語を理解できる力をもっているということになります。

この1分あたりに理解できる単語数のことをWPM(words per minute)と言います。リスニングではなく読解になりますが、自分のWPMを計ることができるサイトがあるので、知りたい人は試しにやってみてください(説明は英語)。

Free Reading Speed Test

ちなみに私は206語でした。早口な人は200語くらいになるので、その速度はクリアしてますが、文の構造がややこしくなったり、内容によって読みがかなり遅くなるので、もう少しスピードを上げたいところです。

WPM以外に、TOEICのリスニングをどれくらいの時間配分で解くかを知っていると、スピード感がつかめると思います。

理解スピードが遅かった時は、かなりゆっくり解いていました。パート3やパート4で言えば、会話文が流れている間は音声を聞くことに集中し、その後に、テキストに書かれた質問文をじっくり読んでいました。そしてどんな会話だったかを思い出しながら、聞き取れなかったところを推測しながら、質問文が読み終えられるギリギリまで問題を解いていました。

今は、会話文が終わったら、もう問題を解き終えている状態です。質問文が読み上げられている時間は、次の質問文の選択肢を読む時間にあてます。

これくらいのスピードがついてから、映画などの速いスピードの英語にもそこそこついていけるようになりました。

とにかく、それくらいのスピードをつける必要があるわけですが、スピードを上げるためには、やさしい英文をたくさん聞く/やさしい英文をたくさん読むことが効果的です。

多読はそのひとつですが、方法はこちらに紹介していますので、ぜひご覧ください。
https://naminorism.com/tadoku/

 

2.TOEICではパーフェクトでも、映画になると難しい!?

ちなみに、TOEICのリスニングテストがパーフェクトであっても、ドラマや映画の理解は難しいという話は聞いたことあるでしょうか。

TOEICで高得点を目指している人は「ええっ!」って思うかもしれませんが、これは本当です。というより、当然のことなんです^^; TOEICのリスニングテストは、限られた場面での会話に設定されています。その意味で場面を理解しやすいんです。

でも、ドラマや映画に出てくる場面って無限にありますよね。

歴史や政治の話であれば、背景知識がなければよく理解できなくて当然。方言だってあるし、若者が好んで使う表現やら、下ネタだってあるわけで、、、英語圏に住んだことのない人間が、それを全部理解できるわけありませんよね。

それに、学校では習ったことのない表現もよく出てくるんです。

 

3. 知らない言い回しが意外とある

例えば、いわゆるサブカル的な表現や俗語って、学校英語やTOEIC英語には全く出てこないんです。学校英語だと、日常的に使う言葉さえほとんど習わなかったりしますし。

例えば、weirdは「変」という意味で日常的に良く使われますが、教科書ではほとんど見ません。また、have a crush on…も「誰々に気がある、好きである」という意味ですが、教科書・教材では全く見たことありません。恋愛は日常会話の典型的なネタですから、これらを知らないのって致命的ですよね^^;

だから、映画やドラマでそういう表現がぱっと出てきたとき、文脈がつかめなくなっちゃうんですよね。といっても、頻繁に使われている単語自体はほとんど中学生レベルで、難しいわけではないのですが、知っている単語の中に知らない使い方や意味が結構あったりするので、注意が必要です。

でも、こうした表現を1から勉強しようとは思わないでください!英語習得の道のりは長いので、一生懸命勉強しようと思うと、挫折してしまいます。

だって、これまでも頑張ってたくさん英単語を覚えてきましたよね。「まだ覚えなくちゃいけないの?」って思ったら嫌になるじゃないですか。

それよりも、記事の第1回目でお伝えした音の聞き取りの壁を早い段階で突破して、自分の好きな動画をどんどん見ていくといいです。

表現はその中で自然と覚えられます。

 

4.好きなものを極めよう

自称アニメオタクの高校生に英語を教えていたことがあるのですが、この子が本当に勉強してくれない子で(苦笑)苦労しました。結局、好きなアニメの英語版を一緒に見ることが多かったんですね。

その子は「ラブライブ!」が大好きだったので、それを見てたのですが、

「きちんとなさい!!!」が、
“Think things through!”

と訳されていたのが印象に残ってます。

この場面がお気に入りだったので、10回は見たと思います。言い方もかなりユニークでしたし、これだけ見ると、もう忘れようと思っても、忘れられないです^^;

(余談ですが、日本人の声優と米国の声優の声色のちがいを聞くのも面白いです。意外と、アメリカの声優さんのほうがいいキャラ出してたりすることもあります^^)

その子は稀有な子で、TOEICの英語はあまりできないけど、自分の好きなジャンルの英語についてはどんどん覚えてしまう子でした。例えば、電車の英語のアナウンスなんか、全部暗記しちゃってるんです。好きで、何回も何回も聞いているからなんですね。

外国人も、好きなアニメやらゲームで日本語を覚えています。ある外国人は、「言語学習は自分の好きなものと結び付けなければ続かない」ときっぱりと言っていました。私もこの意見に大賛成です。

英語を勉強している人の多くは、英語で日常会話がしたいのだと思います。それなら、自分の好きな分野だけ、話したい内容だけ極めればいいんです。

ということで、英語学習にはぜひ、自分の好きなものを取り入れてくださいね^^

まとめ

・まずは音の聞き取りをマスターしよう。
・映画やドラマを全部理解するべく勉強すると挫折する。多方面にわたるジャンルを、いきなり全部理解できるわけがない。
・好きな動画を見まくって、好きな分野の英語を極めよう。