以前はリスニングが大の苦手で、テストの時には汗を握るほどだった、なみのリズムのアサコです^^
正しい学習法を知らなかったために、全然できるようにならなくて苦労した過去があるので、みなさんには同じような思いをしてほしくないと思っています。
そこで、英語がどうしても聞き取れなくて困っている人に、コツをお伝えしていきますね!
なぜ聞き取れないのか?実は、理由はすごくシンプルなんです。
なぜ聞き取れないのか?
・英語をそのままスペル通りのカタカナ読みをしているから。
・読んだときのリズムが間違っているから。
・理解するスピードが遅すぎるから。
どうしたら聞こえるようになるのか?
・発音のルールを知って頭に正しい読み方を叩き込む。
(英語は決してスペル通りには読まれない)
・正しいリズムで読む練習をする。
・理解スピードを「これでもか」というくらいにまで上げる。
聞き取れない理由と、聞き取れるようにするための方法というのは、たったこれだけのことなんです。
このことをきちんと理解して、きちんと実践さえすれば、英語は必ず聞き取れるようになります。
理解スピードに関しては、「リスニング!教材だったら聞けるのに、映画になると聞けないのはなぜ?②」でも触れていますので、今日はそのほかの部分について、詳しく述べていきますね。
目次
1. 英語をスペル通りにカタカナ読みしてはダメ!
2. 読んだときのリズムが間違っている
3.発音変化を体感しよう!
1. 英語をスペル通りにカタカナ読みしてはダメ!
英語を見た目のスペル通りに、日本語感覚(カタカナ)で発音していませんか?
これはリスニングにひどい悪影響を与えるので、もしやっていたら今すぐやめてください。
カタカナ読みしてしまっているかどうか、チェックする簡単な方法があります。それは、歌詞を見ながら洋楽を歌ってみることです。
エド・シーランのShape of Youを歌ってみましょう。
(流行ってたので、知っている人も多いかと思います)
ちょっと速いので、「ついていけない!」と思う人がほとんどだと思いますが、
ここで衝撃的なことを言いますね。
「ついていけない」と思うのは、リズム感など音楽的な要素ももちろんあるのですが
(日本人はこういうリズムに合わせるのが苦手ですよね。私も例外に漏れず、ですが^^;)、
そもそも、英文の読み方が完全に間違っていることが大きな原因なんです。
大概の人は、歌詞カードの英文を見て、単語をひとつひとつ読みあげる感じで歌うと思います。でも、そういう感覚で歌っていると、発音しきれず、曲についていけないんですね。
書かれている文字を書かれているとおりに読み上げる。これは日本語では正しいのですが、英語ではうまくいきません。なぜかというと、英語はリズム重視で発音される言語だからです。
そこで、発想を変える必要があります。
書かれている単語を文字通りに読み上げるのではなく、メロディー(リズム)に単語の発音を合わせるのです。
日本語→書かれているとおり(文字通り)読む
英語→リズムに合わせて単語を発音する
2.読んだときのリズムが間違っている
書かれているとおり(文字通り)読むと、リズムを間違えてしまいます。つまり、曲についていけないのは、読み上げた単語のリズムが間違っているからです。
書かれている英文を見たままに読もうとすると、日本語読みの癖で、リズムを間違えます。また、余分な音をつけてしまうのです。
これは曲に限らず、英語が聞き取とれない大きな理由です。
ですので、見た目のつづりではなくて、リズムを重視するようにしてください。
さっきの曲でやってみましょう^^
まずは曲を聴いて、リズムを確認してください。
出だしのリズムは、(タ)タータタタータ、タタタタタ、タタタータタタタですね(※(タ)は裏拍)。
なんでもいいのですが、まずは「タ」で歌ってみてリズムを確認します。もしくは、机の上でトントンと手をたたいてもいいです。
何回かリズムを取ってみて慣れたら、次は、この「タ」の部分におさまるように単語を発音していきます。
The club isn`t the best place
(タ)タータ タ タータ
to find a lover
タ タ タ タタ
So the bar is where I go
タ タ タータ タ タタ
例えば、1行目のclubは日本語読みすると「クラブ」となり、3拍で発音することになってしまいます。早く読んだとしても2拍になってしまうでしょう。でも、ここは1拍ですから、1拍でおさまるようにclubと発音しなければなりません。こうすればうまくいきます。
同じように、bestもplaceも1拍におさめるように発音すればついていくことができます。
また、このとき注意してほしいことですが、単語と単語の間は隙間がないように発音する必要があります。
例えば、To find a loverは
find とaをつなげて、findaloverと発音します。
カタカナであえて書くとすれば、「タ・ファイン・ダ・ラ・ヴァ」と5拍で発音します。
bar isも「バー・イズ」なんていう風に切らないこと。
ba ris「バ・リズ」という感じで発音するとうまくいきます。
Where I goも
「ウェ・ラィ・ゴウ」という感じで、whereの最後のrの発音からIへとつなげ、3拍で発音します。
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3.発音変化を体感しよう!
このようにリズムを重視して歌う練習をしていると、英文の読まれ方というのは、自分が思っているのと大分ちがうことに気がつきます。
ところどころ綴りと違って発音されていたり、単語が一部抜けているところにも気がつくと思います。
英語はあくまでもリズムとなめらかさが大事なので、リズムに合わなければ音は落ちてしまいます。この、見た目のスペルと実際の発音のされ方がちがう、ということに慣れるのに、洋楽を聴く練習は最適です。
普段から英文をスペル通りに読んできた人にとっては、歌うのに苦労すると思いますが、これは仕方ありません^^;
何年も間違って英文を読んできたとすれば、それを矯正するために時間がかかるのは当然のことです。でも、慣れてしまえば、英語を発音するのが楽になり、楽しくなってきます。
根気よく続けてみてくださいね。
おまけ
ちなみに、このエド・シーランの曲を超絶上手に歌っている女の子がいます。この春(2019年現在)高校生になったばかりの子だそうですが、プロ顔負けの歌唱力です!
歌そのものが上手なのはもちろんですが、英語があまりにも完璧で本当にびっくり!最初帰国子女かと思いました!が、そうではないみたいなんです。
音楽に才能がある人は、歌詞じゃなくてリズムと音を重視するから、耳コピがすごく上手なのかもしれません。
でも、日本人でもこんなに上手に英語の歌を歌えるんだと思うと、モチベーションがわいてきませんか?
繰り返しますが、文字をそのまま読んじゃダメです。リズムで音をとらえるんです!!
一度曲で英語の発音に慣れておくと、英語をどう聞くべくかが体感できて、英語が聞き取れるようになりますよ^^
お役に立てれば幸いです^^
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