こんにちは。なみのリズムのアサコです^^
今日も英語学習の悩み相談をシェアしていきますね!
今日の事例は、TOEICのスコアも高く、英語力は十分にある。けれども、英語でのコミュニケーションがうまくいかない…ということで悩んでいるOさんです。
Oさんは、ヨーロッパの会社に赴任して約半年。悩みは、会議や雑談などの生英語が全く聞き取れないということ。
赴任前のTOEICスコアは800点以上あり、現地で生活して英語漬けになっていれば、すぐに慣れるだろうと思ったものの、思うように英語力が伸びないとのこと。英語のトレーニングは毎日数時間欠かさずやっているとのことでした。
自分よりもTOEICのスコアが低い同僚の方が、むしろ英語でのコミュニケーションを楽しめているようで、どうしたものか…、といったお問い合わせ内容でした。
具体的にどうすべきか、まずはマインドの持ち方についての話をメールでお伝えし、そして具体的な学習の対策をお伝えするため、「英語学習悩み相談スカイプレッスン」を受けていただきました。
読み書きに関しての英語力は高いけれど、コミュニケーションはどうも…という人には、真面目で完璧主義的な人が多いように思います。これは私自身がそうだから、よくわかります^^;
一方で、英語力がそんなに高いわけでもないのに、それなりに英語でスムーズにコミュニケーションできちゃう人もいます。これは精神的な部分が大きいように思います。
真面目で完璧主義だと、ミスをすることを必要以上に恐れがちです。それはささいな文法ミスだったり、そもそも通じなかったらどうしよう、相手の言うことがわからなかったらどうしようって思ったり。そういうことが怖かったりするので、コミュニケーションも億劫になりがちなんですね。
ミスを恐れない人は、自分の英語力がどうであれ、まずコミュニケーションを楽しもうとします。通じなくても「あっ、通じなかったのかな?」と思うだけで、それで落ち込むとかありません。「そもそもネイティブじゃないんだから、そこまで求めないでよ」、と開き直っているところがあります。それで場数をこなしていくので、どんどん上達していくんですね。
なので、ミスが怖くてコミュニケーションが億劫になる場合には、ミスしていいんだ、別にそれで自分が傷つくわけではないんだと、自分に対する縛りをまずゆるめることが大事です。
ちなみに、これは教育のせいもあると思います^^;テストでミスすると失点してしまうから、塾でも家庭教師でも、テストでミスしないように、と生徒にたたきこんでしまうんですよね。ミスしたらダメなんだ、ということを小さい頃からすりこまれているわけです。この無意識の習慣に忠実に生きてきた人にとって、ミスが怖いのは当然です。
でも、その思考習慣は、英語を話す練習をする際にはちょっと邪魔になります。スピーキングに関しては、そもそも間違うというプロセスを経ないと、上達しないからなんですね。なので、ミスを恐れる気持ちをちょっとずつゆるめていくようにします。その上で、英語力を伸ばしていくことが大事です。
それでは、具体的にどのような学習をしていくべきでしょうか。
Oさんの場合、英文を読んでもらった場合には、ほぼ完璧に英文の意味を理解することができていました。けれど、同じ英文を音声から聞いた場合には、理解があやしいところが結構ありました。
同じ英文であっても、音声で聞く場合と、文字から読む場合とで、理解に大分差があるということなんです。これは他の事例でもご紹介している通り、よくあるパターンです。
通常私たちは、耳よりも目から英文を読んで理解する形で学習をこなしていることが多いですよね。そのため、こういうギャップが生じやすいと思われます。
なので、どういう英文でそのギャップが生まれるのかを分析し、そのギャップを埋めていくことが学習課題となります。
この練習に最適なのが、フレーズリスニングです^^
それから、話し方というのは人によって癖があります。
話し言葉は、教科書英語のように、いつでもわかりやすい流れで展開するとは限りません。日本語でも、質問とはかなりずれた回答をする人がいたり、皮肉で文字通りではない意味で発言したり、なんてことはよくありますよね。こうなると、話がよくわからなくなってしまうことがよくあるんです。
そういった、ネイティブのいろんな英語や話し方に慣れておく必要があります。
その練習に最適なのが以下の本です。
リスニング難易度A+ 街を行くアメリカ人の声
/リスニング難度A+_街を行くアメリカ人の声(CD付)
参考になれば幸いです^^
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