1分で読める英語豆知識のコーナー。今日はwillの意味についてです!
willと言えば、「未来形」。
中学校で「~でしょう」や「~するつもりです」という訳語で覚えたという人も多いのではないでしょうか?
でも、ネイティブ・スピーカーが感じているwillの意味は、日本語訳から感じられる意味とは、ちょっとちがうように思えます。
willの本来の意味を知って、英語をもっと使いこなせるようになりましょう★
willの本来の意味
willの本来の意味は、”100% definite”――「100%絶対そうなる」とか、「100%絶対それをやる」という意味なんです。
次の英文と日本語訳を見てください。
The Tigers will win the Japan series this year.
I will finish my homework today.
「今年は阪神が勝つでしょう」
「今日宿題を終わらせるつもりです」
この日本語訳の「でしょう」や、「つもりです」って、ちょっと弱い感じがしませんか?
willが”100% definite”であるなら、
「今年は阪神が勝つ!」/「今年は阪神が絶対に勝つはずだ」
「今日は宿題を終わらせるぞ」
こっちの訳の方が、willにふさわしいように思います。
言い換えると、willは「100%の断言」なんです。
更に突っ込んで言うと、特に根拠のない断言です。
特に根拠はないけど、阪神が勝つ、そう思っている。
終わるかどうか根拠はないけど、今日中に宿題を終わらせようと思っている。
もちろん阪神が絶対に勝つかどうかは保証できません。
同じように、何かがあって、今日中に宿題を終わらせることができないということは十分ありえます。
でも、そのときの気持ちとしては、「絶対に勝つ」、「絶対終わらせるぞ!」と思っているわけです。
その意味で、willって結構強い、主観的な表現なんですね。
willの意味を弱めたいときには…
「根拠はないけど100%絶対こうだ」の意味を持つwill。
willの意味をもう少し弱めたい場合には、probablyを使います。
The Tigers will probably win the Japan series this year.
「今年は阪神が勝つだろう」
probablyが入ると、80~90%くらいにパーセンテージが落ちます。
probablyを入れるなら、willを「~でしょう」で訳してもいいかもしれませんね。
もちろん、「でしょう」や「つもりだ」という訳語でも、言い方によっては、「100%そうだ」という意味で英文の意味を伝えることはできると思います。
でも、この訳だけでwillを覚えると、とっても誤解を招きやすいと思うんです…。実際、このせいで、私はずっとwillの語感を勘違いしていましたから^^;
willは100%の断言。ぜひ覚えておいてくださいね^^
助動詞について、もっとしっかり知りたい人はこちらの記事をどうぞ↓
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